グルガ単語

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「戦士の力だ！」

グルガとはプレイステーション用ゲーム『アークザラッド』シリーズに登場する人気キャラクターである。

概要

ブラキアの独立戦争で活躍した英雄。
祖国の独立を勝ち取った後、戦災孤児となったエレナを引き取り、負傷した彼女の目の治療資金を得るためクレニアの武闘大会に参加した。

そんなある日、飛行船から転落して島の浜辺に漂流したシャンテを発見し、介抱する。救出したシャンテの応援も受けながら大会を着実に勝ち進み、遂に優勝の栄光を手に入れるが、その能力に目を付けたキメラ研究機関に狙われ、無関係のエレナまで巻き込む敵の卑劣さに怒りが爆発。戦士の誇りにかけ敵を叩きつぶすことを誓った。
こうしてアーク達の世界を救う旅に同行することになる。

非常に勇敢で心優しく、正義感の強い人物。
同時に責任感も過ぎるほど強く、戦争によって数多の命を奪ったことを悔いており、エレナを養子に取ったのもその罪滅ぼしのためである。
娘を溺愛するあまり実父ではない真実を知られる事を恐れていたり、中盤の敵勢力により親子の仲が引き裂かれかけた時には自暴自棄になって酒に逃げるなど、精神面に若干の脆さを抱えている。

筋骨隆々の偉丈夫で、ふんどし一丁の出で立ちで南極だろうが北極だろうがどこへでも行くすごい漢である。上述した繊細な性格と外見とのギャップや、回復アイテムを使った時の「美しい…！」という言動、何よりも戦闘での存在感が尋常ではなく、本作のメインメンバーの中でも濃いキャラクター性が魅力である。

メインメンバーで唯一の光属性固有のキャラクター^[1]。それらしきエピソードは特にないのだが、おそらく英雄だからだろう。

なお、ふんどし一丁なのはグルガ本人に曰く「私の島ではこれが正装なんだ^[2]」らしく、実際に祖国ブラキアでは彼と同じようにふんどし一丁の男性もいる。

他のキャラクターに比べて劇中での発言数は少ない。特にブラキアのイベント以降彼のエピソードは用意されておらずストーリーの上ではほぼ空気と化しているが、以上のような強烈なキャラクター性もあり、非情に多くのプレイヤーが記憶している、まさにアークザラッドシリーズの人気キャラクターである。

普段の一人称は私。戦闘中など気分が高揚している時は俺。

アークザラッドⅢではパルトスの町でエレナと二人、平和に暮らしている。ヴェルハルトから勝負を挑まれても応じなかったりと戦いの人生からは足を洗ったようだ。
一方で親バカに拍車がかかっており、愛娘に言い寄る悪い虫を蹴散らかしたり、脅迫されていると早とちりしてギルドに依頼を出すなど別の方面で愛すべきネタキャラになった。
身なりもマントを羽織るようになり慎ましさを覚えたように感じられるが、マントの下は相変わらずふんどし一丁であり、むしろ却って変態度が増してしまったと言えよう。

ソーシャルゲームとなったアークザラッドRでもガチャの景品として仲間にできるようになる。従来のふんどし一丁のグルガの他、『ブラキアの戦士グルガ』という新たな姿のグルガも登場した。
上半身は露出しているが下はちゃんとズボンを穿くようになった(ただしふんどしのような前垂れは健在)。セリフなどの肉体美アピールが激しく、余程の戦士の誇りを感じさせるだろう。

戦闘能力

典型的な戦士タイプで、本作でも屈指の攻撃力の高さを誇る。また光属性であることからアンデッドに強く、パーティーの主力として活躍するには十分すぎるほどの戦闘力を持っている。
HPや防御力も高く、盾役としても優秀。同じく前衛タイプであるひぞくせいのおさむらいさんや半裸仲間の修行おじさんはこれらの能力がやや低いため、より最前線で戦うことに特化した真の前衛キャラクターと言えよう。

一方で魔力が低く、魔法を覚えることはできても有効なダメージソースになり得ない。MPもやはり伸びが悪く、総じて消費MPが多いグルガの特殊能力はあまり多用ができないという弱点を抱えている。
闘技大会ではなんと魔法を防御するというファインプレーもやってのけたが、残念ながらそれ以後の魔法攻撃は防御できない。
魔力の低さにより被ダメージ量が他キャラより多いのは気になるところだが、魔防御が高まる装備などで対策できれば、高いHPも相まって受けやすくなってくるだろう。

いわゆる“技術レベル”と呼ばれる能力は、初登場時点で全てLv2になっている。特に始めから反撃ができることはグルガにとって大きな特性となるだろう。
ジャンプも出来、移動力も5とそこそこ。敏捷度はやや低いので戦闘時は後手に回りがちなものの、こちらの陣地に接近してきた敵を返り討ちにすることに長けている。

地味ながら投げレベルのアップも早い。特に、窮地に陥った仲間の補給が必要となった時にグルガの強肩から繰り出される回復果物や復活の薬にはお世話になる機会も出てくるかと思われる。
自ずから治療手段を使えずとも、道具の使い分けで補助が行える、優しさも備えた英雄・勇者なのだ。

装備

3種類の武器を用いて戦う。鍛えることで熟練度が上がり、さらに強力な攻撃を繰り出す事が可能になる。
くわえて人間キャラとして防具を2つ装備する事が可能で、物理能力の補強は容易い。

強いて弱点を挙げるならば、これらの武器は特殊効果を持つものが少ないために搦め手を苦手とするということである。しかし、裏を返せば純粋な攻撃力を重視して選べるということでもある。

キック

グルガは足技を主体とする格闘術を心得ており、闘技大会の時にはこれを主体として戦う。

それ以降も武器を持たない状態、または靴を装備する事で引き続きその技術を遺憾なく発揮する。跳び蹴りや跳び回し蹴りを浴びせ、クリティカル攻撃では着地せずして無数の蹴りを放つ様はまさに美しい、完璧だ！！

斧

道具として我々の身近にある便利な斧も、グルガが振るえばたちまちすべてのものを粉砕する必殺の刃と化す。初期装備がウォーピックという斧であることもあり、プレイヤー諸君にとってグルガと言えば斧というイメージは強く根付いていることだろう。

キックと同じ隣接攻撃の武器で、総じて攻撃力が高いため反撃用としても相性が良い。さらに下述する専用装備のこともあるので、グルガをより強く育成するなら斧の熟練度を高めるのがお奨めである。

棒

正面および斜め前方の3マスという広い攻撃範囲を有する棒もグルガの得意武器の一つ。

アークやシャンテが扱う細い木の棒と異なり、グルガのそれは両端を打撃部とする戦闘用の棍棒。利器である斧と比べると単体火力は劣るものの、より多くの敵へ強力な一撃を与えられるその様はまさに鬼に金棒。そのスイングの威力はフランクリン^[3]をも凌ぐと言われる。

人間キャラには原則2種類の専用装備が存在する。グルガの専用装備は以下の2つで、両方揃えても防具欄に一つ空きがあるため、装備の自由度が高い。もちろん、必ずしも専用装備で戦う必要はない。

ルーンアックス

グルガ専用の戦斧。
攻撃した相手の心を恐怖で充たし、反撃する気力をそぐ魔法がかけられている。

鑑定士からもグルガ専用と明言される必殺の武器。
初期段階で敵の反撃レベルを下げる追加効果が付加されており、レベルが上がるとさらにジャンプレベルをも下げる事が可能になる。強力でありながら発展途上という、使い手に似た可愛らしさを兼ね備えた斧である。

入手場所はアララトスの遺跡ダンジョン70階。なんと最下層の直前。
到達するためにはコンバートを必須とするものの、その苦労に見合うだけの性能であることは間違いない。

テリーの紋章

伝説の七勇者の一人、聖騎士グラナダの生まれ変わりとまで言われた、武人テリーが兜につけていた紋章。
装備する者に自信を与え、その攻撃力を高める。

なんと鑑定士直々に七勇者の名を明言される誉れ高き紋章。
結論から申し上げると、物語の最終盤手前であるロマリア地下道という入手の遅さのせいで実用的とはされない装備品である。しかし、攻撃力を高めるという追加効果を持ち、まさにグルガに装備されるために生まれてきたアクセサリーであるということは間違いない。
テリーと聞いて赤い風来坊を想像するか青い閃光を想像するかでプレイヤーのゲーム遍歴が暴かれる

特殊能力

主砲であるグルガチャージをはじめとした8種類の特殊能力を習得。
上述したとおり、グルガは魔力とMPが低いので、有効な特殊能力が限定されてくる。『アークザラッドⅡ』の特殊能力は、攻撃力ソースのものであっても少なからず魔力の干渉を受けるため、普通に扱うならばどの攻撃能力も、直接攻撃と比べるとその使い勝手が見劣りするのが問題。

しかし、直接攻撃と違い回避や防御されず、確実にダメージを積めるというのは優れたところ。
また攻撃方法も意外に多彩で、使いこなせれば様々な戦い方が出来るようになるので、それぞれの特徴を知ったり鍛えておくことは決して無駄にならないのである。

御覧の通り、オリジナルの必殺技に自らの名前を冠している。それらは押し並べてオンリーワンの特徴を有し、グルガの個性をより際立て、戦闘になくてはならぬ人物としての重要度を高める。

グルガチャージ

「フンッ！！」ギュイイイイイィィィン！！
「ドリャー！！」ガスッ「ドリャー！！」ゲシッ
「どけどけ！！！」
「フンッ！！」ギュイイイイイィィィン！！
（ｒy

属性：光　消費MP：2　-　精神を集中し攻撃力を最大限に高める

最初から使う事が出来る、彼の特殊能力を代表すると言って過言ではない技。

気合いを入れて物理攻撃のダメージを増幅させる必殺技。
このゲームの技システムに『チャージ』があり、多くの近接キャラクターが使えるが、グルガだけは自分専用のチャージ技を持ち、その性能は一線を画すものになっている。
まずSEが違う。例えるなら自動車のエンジン音がメーカーによって異なるのと同じである。
次にグルガチャージはグルガの必殺技なので光属性が付与されている。
そして最大の長所として通常のチャージとちゃんと互換性を持っている。そのためアクセサリーやアイテムの持つ『ターンごとにチャージ』の効果と重複させることが可能である。

精神を集中した事で攻撃の腕も冴えるのか、チャージした後の攻撃は絶対に回避されない(ただし防御はされてしまう)。なので確実に攻撃をするためにも、敵との距離があればチャージをしながら近づくようにするのがいい。
もともと攻撃力が高いためチャージを2～3回するだけで大抵の敵は一撃で倒せてしまう。

グルガタックル

「タックル！！」

属性：光　消費MP：10/20/40　-　必殺の一撃が敵を吹き飛ばす

強烈なショルダータックルを見舞う技。
グルガチャージと共に最初から使える特殊能力。SEの方が大きく響くので聞こえにくいが、技名を叫びながら放つ唯一の技である。

消費MPが重く連発できない割に隣接攻撃なので通常攻撃の下位互換なのだが、敵を1マス後方に吹き飛ばすことが出来るので、厄介な敵と距離を置きたい場合に有効。また、先のマスが壁や崖など、衝突や転落が懸念される危険な地形であれば使用を控える、グルガの優しさが象徴された技でもある。

コンフュージョン

「ウリャー！！」

属性：なし　消費MP：8/16/32　-　激しい嵐につつまれ錯乱状態に陥る

耳に焼付く咆哮とともに、すごい屁を彷彿とさせる嵐を発生させる魔法。
喰らった相手を混乱させる追加効果を有し、反撃までは避けられないが自発的な行動を全て妨げることができる。魔力ソースなのでダメージソースとしては心許ないが、グルガにとって貴重な搦め手技なのでここぞと言うときに撃つべし。

余談だが、様々なステータス異常を与える『～ウィンド』系の魔法は全て闇属性なのだが、この魔法のエフェクトはそれらと同じである。邪推になるがグルガのために急遽闇属性が外され、然しながら同系統の魔法と反する光属性を授けるワケにいかなかった事情が考えられる。

ローリングソバット

「ハァー！！」

属性：光　消費MP：8/16/32　-　遠心力で威力倍増の蹴り技

戦慄の咆哮とともに強烈な回転蹴りを放ち、周囲の敵を一掃する技。
いわゆる竜巻旋風脚だが、グルガが使うそれは当然光属性である。隣接した4マスしか攻撃できないので性能としては下述するエクストラクトに劣るのだが、やはりグルガのオリジナル技であるが故にアンデッドに強いのが長所である。

デトラクトレンジ

「ンﾞンﾞンﾞンﾞンﾞンﾞンﾞンﾞンﾞ！！」

属性：なし　消費MP：4/8/16　-　敵の距離感をマヒさせ移動範囲をせまくする

押しつぶすような咆哮とともに相手をその場に釘付けにする魔法。
いわゆるデバフ技であり、これを受けた敵は機動力を奪われ、哀れグルガが放つ強烈な一撃の餌食となるのは避けられないだろう。

エクストラフト

「トォー！！」

属性：なし　消費MP：8/16/32　-　高めた気を一気に解放し周りの敵を攻撃

空を貫く咆哮とともに、臭気のような気を放出し周りをうろつく敵を広範囲に渡って殲滅する技。
グルガ以外にも使用者の多い汎用技であるため光属性は持たないものの、高レベルになるほどより広範囲の敵を仕留める事が可能。しかも攻撃力ソースなので、グルガの自慢とするパワーを遺憾なく発揮することができる。

グルガスペシャル

「ハァー！！」

属性：光　消費MP：12/24/48　-　強力な投げ技で投げつけた相手にダメージ

大地を揺るがす咆哮とともに相手を天高く放り投げる技。
グルガタックルと同じ隣接攻撃技なので、習得する時にはそれの燃費重い版であると落胆することであろう。しかし心配は無用。
レベルが高まるほどその投擲力は冴えに冴え渡っていき、投げられた敵はさながらゴムまりのように跳ね回り、周りの敵を巻き添えにして次々に蹴散らしていく大技と化す。グルガのパワー、そして美しい戦闘技術の前には、物理法則などという物はあってないような物であるということを如実に表現していると言えよう。

スーパーノヴァ

「ブッシェー！！」

属性：光　消費MP：10/20/40　-　激しい閃光が全ての物質を消滅させる

けたたましい咆哮とともに大量の発光体を放って相手を殲滅する魔法。
グルガが最後に覚える特殊能力で、光属性のいわゆる上級魔法。そのため、あくまでも己が肉体が最大の武器たるグルガにとっては手に余る能力なのだが、自らの領域である光の技たれば、それを習得し研磨する事は必定とするグルガの勤勉さを象徴する技であると言えよう。

追加特殊能力

上記のオリジナリティに溢れる8種類の特殊能力に加え、ゲーム中盤では以下6種の特殊能力から2種を選んで追加で使用する事が可能になる。習得できる能力はグルガのレベルアップにより増えていき、また選び直すことも可能である^[4]。
グルガ本来の能力ではないため発動時のかけ声はない。しかしグルガ自慢のマッスルポーズから繰り出されるこれらの特殊能力は間違いなく冒険の役に立つだろう。

パワーロス

属性：なし　消費MP：3/6/12　-　敵の筋力を衰えさせて攻撃力を奪う

レベル40以上で追加可能。レベル3まで使える。

エキスパンドレンジ

属性：なし　消費MP：4/8/16　-　相手の距離感を縮小し移動範囲を広げる

レベル52以上で追加可能。レベル3まで使える。

カウンターハング

属性：なし　消費MP：3/6/12　-　敵の反射神経をマヒさせ反撃力を奪う

レベル64以上で追加可能。レベル3まで使える。

プロテクション

属性：なし　消費MP：4/8/16　-　味方の防御力を一時的に高める

レベル72以上で追加可能。レベル3まで使える。

ストライクパワー

属性：なし　消費MP：4/8/16　-　相手の筋力を増強し攻撃力を高める。

レベル84以上で追加可能。レベル2まで使える。

インビシブル

属性：なし　消費MP：8/24/72　-　一時的に全てのダメージを無効にする。

レベル96以上で追加可能。レベル2まで使える。

光属性の能力が一つもないのも気になるが、ほとんどをバフ/デバフが占め攻撃系が一切無いラインアップに己が得意分野を生み出すグルガの聡明さを感じ取れる。
デバフは敵とのレベル差が成功率を左右するので、戦闘頭としてレベルが高くしやすいグルガにとっては余計な心配ではあろうが、バフ技の方が使い勝手は良いだろう。特に高レベルになれば防御力と攻撃力を増強できるとあって前衛職との相性が抜群である。

そして最終的に追加できるのが本作きっての強魔法インビシブル。_{エフェクトで現れる筋肉隆々のマッチョとは相性が良さそう}
無敵になることで反撃主体の戦闘スタイルを存分に活かすことができるとあってこれもグルガとは好相性…と言いたいところなのだが、ご覧の通りMP量が重すぎる。
レベル3では普通は使えないので気にすることはないだろうが、2でもグルガにとっては結構な消費量なので燃費という面では少なからず問題か。ご利用は計画的に。

関連人物

グルガ自身が素晴らしき漢であるためか、彼の周りに集うのもまた魅力的な人物が揃う。

エレナ

戦争を終えた後にグルガの養子となった少女。

ブラキア独立戦争により両親を失った戦災孤児。エレナ自身も戦禍による負傷で目を患い、白杖を片手に生活をしている。
エレナの目の治療費を目的にクレニア島の闘技大会に参加したグルガは、優勝賞金を残して彼女の元を去った。そして無事に治療を終えたエレナと再会することになるのだが――。

視覚に頼れない分聴覚に優れる。また作中では彼女の視力の程度については詳細に語られないのだが、治療に成功しているところを見るに完全な失明には至っていなかったことが推察できる。

エレナの存在がグルガの生きる目的となっており、エレナもまたグルガを『お父さん』と呼び慕っている。
アークザラッドⅢでも登場し、結構な美人さんになっていて恋人までいる。同時にグルガの親バカっぷりにも拍車がかかっている。

ジンバ

独立戦争に勝利したブラキアの国家元首を務める人物。
作中では登場時ロマリア軍の侵攻を受け追われる身となっており、ルワガに身を隠していた。

グルガの親友で、現在でもグルガへの信頼は篤い。
ブラキア元首という立場もグルガに代わって引き受けたようなものであり、この手の『英雄の相棒』キャラにありがちな、親友への羨望を拗らせ嫉妬に狂う裏切り者みたいな素振りは皆無である。

元々はジャーナリストだったようで、武力ではなく情報戦に長けている人物であることが推察できる。
また、短髪で眼鏡をかけ、ブラキアの正装たるふんどし一丁ではなく軍服姿でキメている出で立ちなど色々とグルガとは対になったデザインが特徴的。

グルガの活躍によってブラキアからロマリアが撤退してからはエレナを預かり、拠点である領主の館に戻った。
『大災害』での安否は不明。一緒にいたであろうエレナの健在を見るに彼も生存していてもおかしくはない。

レコア

グルガの父。作中では既に故人のようだが名前のみ登場する。

レイガル

グルガとジンバの敵。
ニーデルの軍人で、植民地時代のブラキアを牛耳っていた独裁者である。

独立戦争によってグルガに倒されたが、辛くも生き延びていたレイガルはロマリアに泣き付いてモンスターとして復活。今度はロマリアの軍属となって再びブラキアに魔の手を伸ばしてきた。
制圧した領主の館の奥部でグルガを待ち受けているが、どういうわけか傍らにエレナを置いていた。実はエレナの実父であることを明かし、治った目でグルガの姿を見せて彼が実の父親ではない、騙していたと吹聴して二人の絆を引き裂いた。

その後バンザ山の山頂で洗脳装置を背後にグルガと再び相まみえるが、エレナの父としてこれ以上手を汚さぬよう懇願するグルガを一笑に付し、手を出されないのを良いことにいたぶり、彼を庇ったエレナ諸共噴火口に蹴り落とすという吐き気を催す邪悪っぷりを見せつける。
しかしその畜生にも劣る本性と、モンスターとしての姿を見せたことで遂にグルガから見限りをつけられ、戦いに敗れ去り今度こそその悪党人生に幕を閉じるのであった。

そもそもレイガルが本当にエレナの父であるかは疑問である。何しろエレナがレイガルに対して父と呼ぶシーンが一切ないのだ。_{少なくともグルガが父じゃないことは認識しているが}
またレイガルが本当に実父というなら戦争の際にグルガかジンバがその事実を突き止めていてもおかしくないはずだがそういうわけでもない。何よりも上述したように実子の命を奪うことすら躊躇わない所業を見るに、レイガルもまたエレナを唆し拐かしていたと考えるのは自然であろう。

ハンス

Ⅲの登場人物。
エレナのボーイフレンドで実直な好青年だが、娘に悪い虫がつくのを恐れたグルガがギルドに依頼して正体を探ろうとし、大騒ぎに発展する一幕がある。

紆余曲折を経て交際が許され、非力な彼を直々に鍛え上げようと息巻く姿が見られる。ふんどし一丁にはしないであげてくれ

関連動画

関連項目

• アークザラッドⅡ
• アークⅡにモンスターで挑戦してみた

いつもハダカでカゼひかないのかな？

――リーザのモンスター図鑑より

脚注

1. *ククルも光属性固有だが、彼女は参戦期間が終盤の極めて短い期間に限定されるため実質グルガのみである。
2. *ちょこイベントのセリフより。ブラキアは島国ではないが、おそらくクレニア島と出自の混同が起こっていると思われる。まあアークⅡではよくある
3. *フランクリン：日ハム⇒阪神で活躍した外国人選手。通算成績：233 32HR 86打点 144三振
4. *ただし、追加時点で使える特殊能力レベルが固定されており、一度外すと成長させていても元のレベルからの鍛え直しになる。