グレアドモスとは、MHFに登場する飛竜種モンスターである。別名は水砦竜。
飛竜種 | |
グレアドモス | |
別名 | |
原種 | 水砦竜 |
登場作品 | |
・モンスターハンターフロンティア | |
モンスターハンターのモンスターテンプレート |
概要
MHF-G7(2015/5/20)で追加された大型モンスター。
その昔生息していたオアシスが大規模な干ばつに襲われたとき、その地を去った仲間と異なり地底湖に生息地を移し現代まで生きながらえていた存在。
近年になって地底湖の水量が減少したことにより、水を求めて地上にあがってきたようだ。
砂漠に生息している原始的な姿をしている飛竜種で、その見た目からグラビモスの先祖と言われている。
剛種と始種が存在。
基本のモーションや見た目はグラビモス(特異個体)が準拠だが、火属性を使って攻撃してきたグラビモスとは正反対にグレアドモスは大量の水を使った攻撃がメインである。
これは砂漠地帯を生き残るためにサボテンの如く体内に大量に水を蓄えている生態故であり、
体の至るところにある管から水を噴射し攻撃する。
体表にたくさん生えているコケは擬態の役割を持つようだ。
グラビモスのモーションでも咆哮にはダメージ判定が付いており突進時には接触か時間経過で爆発する水に包まれた甲殻を落とすほか、
尻尾回転や尻尾振り、タックル後に尻尾から水弾を飛ばしてくる、特異個体の尻尾振りモーションで水流を出して薙ぎ払いブレスのようにするなど変化がある。
さらに翼や尻尾から水を噴射して往復サイドタックル、2連タックル、回転攻撃などをしたり、
グラビモスと逆方向の薙ぎ払いブレスやハンターを狙った水弾飛ばしを行ったりと、
烈種モンスター同様オリジナル攻撃を中心に使ってくるため、
属性が異なるだけでなくグラビモスとは全く別のモンスターになっている。
大技は浮上からプレス→水流噴射で後退か水弾→プレスに派生する2種類のジャンププレスと、
溜めから前方の地面に向かって薙ぎ払いブレスを撃ち扇状に水柱を発生させて前方広範囲を攻撃するハイドロウェーブがある。
また、怒り移行時には全身に水を活発に循環させ全力を出せる状態になって、
大量の水弾を射出した後前方を激しい水流で薙ぎ払うウォーターアットウィルを行ってくる。
全体的に行動は鈍重だが水の噴射で機動力を補っており、攻撃に付随する水弾や大技の後に水を放射して周囲のハンターを攻撃するなど剣士への対応も万全。
部位破壊箇所は頭、左右の翼(それぞれ別判定で報酬も1枠ずつ)、背中、尻尾、脚。
尻尾は切断ではなく破壊である。
グラビモスと違い胸は破壊できず、それに伴って肉質を軟化させることはできないが、
元から通る部位には非常によく通るので、弱点狙いも重要な要素と言える。
弱点属性は火と雷なので光属性が特に有効。
オディバトラス以降の追加モンスター同様剛種が存在しHR100から戦える。
当時はディオレックスやハルドメルグ、ポボルバルムのようなハンターランク帯では厳しすぎるモンスターが追加され、
G9.1で調整されるまで猛威を振るっていたが、
グレアドモスは最初からぶっとんだ強さではなくかなり気楽に戦うことが可能だった。
また、グレアドモスは一つ前のアップデートで実装されたヴァルサブロスと関連が深いモンスターである。
ヴァルサブロスは干ばつで生息地を火山に移動したモンスターで、元になったモンスターは砂漠に残って生息しているが、グレアドモスは元になったモンスターが火山に生息している代わりに、グレアドモス自身が砂漠に残るという非常に似かよった設定がある。
MHの生態樹形図ではグラビモスとディアブロスが共通の先祖を持つことが書かれているため、かつてこの地域を襲った大規模な干ばつで火山に移動し独自の進化を遂げたのがそれぞれグラビモスとヴァルサブロス、砂漠に残り続けたのがそれぞれディアブロスとグレアドモスだったと考えることが出来る。
グレアドモスの怒り移行をモチーフにしたと思われるスキルが「血気活性」。
効果はHPが100以上の時に攻撃力が1.1倍になるというもの。
火事場や闘覇などに比べてローリスク・ローリターンと見られがちだが、
ハンター側のインフレのおかげで1.1倍でも武器種によっては武器倍率+100以上になる。
また、発動条件が同じくHP100以上である適応撃と相性が良い。
始種
グレアドモスは烈種を超える種である始種の第一弾として登場した。
とは言え烈種を超えるというのはどちらかというと武器防具の強化段階の話であり、
狩猟難易度は烈種と同じくらいで極端に強いわけではなく、モンスターのコンセプトの関係で烈種より狩り易いと感じる人もいるだろう。
故に難易度も烈種同様の★7固定。
しかし最近のトレンドとして絶対防御態勢やブチギレ(真根性)への対策攻撃をもっているため油断は禁物。
耐久ステータスは高いが肉質は普通であり属性も通る。
火力は低めであり防御を高めていればHP150から即死ということはほとんど無い。
始種限定技は、
直線グラビームに似たモーションで翼を構えた後、
両翼から水弾を収束→後退しながら拡散の順に2連続発射するハイドロガンと、
目の前の地面に水を送り込み炸裂させ、巨大な水柱を発生させるハイドロブレス。
ハイドロブレスの炸裂に直撃すると打ち上げられ水柱で追撃されてしまう上に、
この攻撃のみとても威力が高いため、防御を高めても非怒り時の根性発動がやっと、
怒り時に喰らってしまうとほぼ確実に根性を貫通する。
始種武器や始種防具の強化には大方の予想どおり、ヴァルサブロスの素材がキーになっている。
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関連項目
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