ケイブPVシリーズとは、株式会社CAVEのゲーム開発事業部が制作したゲーム及びグッズを紹介する、公式の動画につけられるタグである。
以降、単に「CAVE」と言った場合は、このゲーム開発事業部を指す。
概要
CAVEは、世に「弾幕シューティング」というジャンルを確立し、今やシューティングゲーム業界のトップブランドとなっている。しかしその一方で、広報活動においては頭のネジがぶっ飛んだかのようなバカをやらかすことでもファンの間では知られており、そのバカっぷりはPVにも十分に表れている。
内容は概して「直球を投げているつもりなんだろうけど、間違いなく大暴投」、「狙ってるんだろうけど、思いっきり外している」のが常で、その様はしばしば「CAVEの斜め上路線」と評される。
プレイヤーの中にはこの路線についていけず、離れていってしまう者もいる。しかし真のゲーマーなら、肝心のゲーム自体で真価を見極めるべきであろう。逃げる奴はシューターだ。逃げない奴は訓練されたシューターだ。
PVに見るCAVEの変遷
2003年以前
この頃はまだ、「死ぬがよい」「光翼型近接支援残酷戦闘機」などに代表される、独特の言語センスに注目を浴びる程度だった。
2004~2005年
『虫姫さま』、『鋳薔薇』発表。キャラクターフィギュアの販売も開始。グッズ展開の幕開け。ぶっとびPVも幕開け。「CAVE始まったな」
2006~2007年
『ピンクスゥイーツ』、『虫姫さま ふたり』、『むちむちポーク!』発表。この頃からゲームにイメージソングがつく様になり、CAVEサウンドチームの内藤那津子女史が台頭する。ゲームショウでの自社ブースでもだんだん自重しなくなってくる。秋葉原でイベント「CAVE祭り」が開催されるようになる。
2008年
前年に発表された『デススマイルズ』と平行して、グッズ展開が本格化。PVも安定した斜め上っぷりを保ち、ファンの反応も「CAVE楽しそうだな」と安定。
2009年
「ウイルスに感染した可能性」や「正常に動作しない場合」があるにも関わらず、果敢に攻め続けるCAVE社員達。そのうちどこかの会社みたいに、「ゲーム製作は趣味」と言い出しかねない。・・・それはそれで!
2010年
総立15周年を迎えたCAVE。次々とXbox360へ移植作を投じ、その勢いはますます強くなっていく。
そんな中、「ゲーム開発事業部だけにいいカッコさせられるか!」と言ったかどうかは知らないが、その覇権に異を唱えんとする者がいた。『ゲーセン横丁』などモバイルコンテンツを有するインフォーメーションプロバイダー事業部(以下、ケイブモバイルと表記)である。
ケイブモバイルは前年末、ニコニコ動画にアカウントを作成[1]。公式PVを自ら投稿するという暴挙快挙に出る。PVの内容も「いつものCAVE」で、とても若干のシューターが安心したとか。(ないとか。)
その他の動画はこちらから → ケイブモバイルさんのユーザーページ
この他、twitterでも公式アカウントを作成し、精力的に宣伝活動を行っている。
そして……
CAVEはこれから何処へ逝くのか。斜め上なのは間違いないだろう。
関連項目
脚注
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