ケムラーとは、『ウルトラマン』第21話「噴煙突破せよ」に登場する怪獣である。別名「毒ガス怪獣」
『ウルトラマンパワード』第2話「その名はウルトラマン」に登場するパワードケムラーもここに記載する。
概要
トカゲのような容姿で背中に羽の様な形をした2枚の殻で包んでおり、尻尾の先が2つに枝分かれしている。口から発行と同時に吐き出す高濃度の亜硫酸による毒ガスと尻尾から放つビームを武器としている他、殻を開いて内側の模様で威嚇して来る。頑丈な皮膚でウルトラマンの攻撃すら寄せ付けないが殻の真下である背中が急所となっている。
数千年前に死火山になっていた大武山(おおむやま)が火山活動を再開したと同時に徐々に活発化し、毒ガスで鳥や魚を死滅させ、岩と木を変色させていった。やがて火口から姿を現し、調査に訪れたフジ隊員を毒ガスで気を失わせるが、同行していたホシノ少年がムラマツキャップの指示の元、小型ビートルの操縦をして脱出される。その後は麓の街を襲いながら大武市(おおむし)に向かい、防衛軍の砲撃はおろかウルトラマンのスペシウム光線すら通用しなかったが、イデ隊員が開発したマッドバズーカを急所の背中に当てられ、最後は火口に自ら身を投げ入れて爆死した。
パワードケムラー
体格は初代より大きく、殻の裏側は目玉模様になっている。下の牙は2本むき出しにしており、顔つきもより凶暴そうになっている。カイ曰く「お化けイグアナ」。また、毒ガス攻撃は尻尾から繰り出している他、長い舌を伸ばして獲物を捕まえる。27年前にアジアにも出現したことがある。
アメリカの森林地帯に現れ、キャンパーと牧場の牛達を襲っていった。WINRの攻撃にものともせず、パワードも苦戦させるが、最後はパワードに殻をこじ開けられそこにストライクビートルのミサイル攻撃で倒された。
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関連項目
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