「賢明そうな指揮官ですね。私はケルン、執務の補佐は私にお任せください」
ケルンとは、STGアプリ『アズールレーン』の登場キャラクター、KAN-SENである。
ドイツ海軍の軽巡洋艦、ケルンをモチーフにしている。
イラストはハオ。CVは小野涼子。
指揮官はどの概要が見たいのでしょうか?
銀髪のロングヘアーを2つに縛って体の前に垂らしている。えんじ色のフレームのメガネを掛けており、その奥には蒼い瞳が覗いている。白と黒のワンピースの服の上から、えんじ色の丈の短いジャケットを羽織るという出で立ちで、これは三姉妹とも基本的に同じコンセプトのデザインである。ただ、胸元までしっかり覆っているため三姉妹の中では相対的に露出度は低め。初めて出た時に、どこかで見たような気がした指揮官は多いだろう。そう、この娘は学園の戦術教室にいつも姿を見せているのだ。スキルレベル上昇のために、艦船少女たちに教鞭をとっているのだろうか。ある意味、秘書艦と明石・不知火に次いで毎日見ることになる顔なのである。
性格面は、真面目で実直。指揮官の庶務を補佐し、会計処理なども行っている模様。さすがに身持ちが堅いようで、局部タッチをすると「部下に手を出すのは鬼畜の所業ですよ、指揮官」とズバリ切り捨ててくる。
ケーニヒスベルクが指揮官にちょっかいを出すと
「ケーニヒスベルク姉さん、指揮官をこれ以上からかうと変なことに目覚めちゃうよ」と牽制し、
カールスルーエが指揮官を遊びに誘ってくると
「カールスルーエ姉さん、指揮官は忙しいから、遊ぶなら一人で遊んで」と追っ払う。
だが、クソ真面目な者ほど一旦何かにハマると抜け出せなくなるもの。そんな彼女も親密度が上がると、だんだんと指揮官と仲の良い姉たちへの嫉妬と、指揮官への独占欲を隠せなくなってくる。「愛」に達したらどうなるかは指揮官自身で確認してほしい。
性能面は、ほとんど長女と次女の改造前と同じ。
回避・雷装・対空は比較的高いので、そのままでもそれなりには戦える。全弾発射は全方位に広がるタイプ。自爆ボートなどのザコ処理に向いていると言える。
スキルは「火力全開」、20秒毎に火力を40%(初期20%)高めてくれる。持続時間は10秒で、発動確率は60%(初期30%)である。長女の、装填値を高める搦め手タイプのスキルとは違ってこっちは直接的な火力アップである。
複数の艦へのシナジー効果が狙える長女や改造で自爆ボート潰しのスペシャリストと化す次女に比べ、決め手がない感はあるが、レアリティを考えれば決して使えない性能ではない。むしろ、手に入れにくい高性能軽巡が来るまでにバッチリ鍛えておけば、後々まで活躍してくれることだろう。
うん、前よりもっと上手く執務を補佐できる気がします。指揮官、ご安心ください、指揮官の重用とご期待、ケルンは絶対に裏切ったりはしません
2019年5月23日のアップデートに伴い、ケルンにも改造が実装された。必須レベルは80。改造費用として13,600の資金と、巡洋改造図T1が13枚、T2が18枚必要。
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/azurlane_staff/status/1130789964407382016
火力・雷装・対空が強化され、性能的にも次女カールスルーエに並ぶことが出来た。
戦術啓発によって、次のスキルを習得できる。
コリブリアサルト:Fl-282を装備時、戦闘開始10秒後に発動、その後は30秒毎に発動。Fl-282を1機発進させ、10秒間敵潜水艦を探知済状態にし、味方全員の敵潜水艦へのダメージが5.0%(15.0%)アップする
改造によって設備スロットの一つがFI-282(ヘリコプター)を装備可能となり、装備することによって発動可能となる。ソナーを装備しなくても敵潜水艦を探知できるようになり、しかも味方の与ダメージにバフがかかる。
問題は、FI-282を装備しないとこのスキルは完全に死にスキルとなってしまうことと、2019年5月現在のところ救難信号による商船救援海域、つまり敵潜水艦の出現するところでしかスキルを活かせないことである。つまり、通常の海域では相変わらず「火力全開」を持つだけのただの魚雷型軽巡になってしまうのである。
さらに、FI-282は改造実装と同時に開催されたイベント「黒鉄の楽章、誓いの海」のポイント累計報酬でしか得られない。イベント終了後は何らかの方法で入手手段が確保されると思いたいが…
全くの余談であるが、スキル名の「コリブリ」とはFI-282の愛称であり、「ハチドリ」を意味する。ネット上ではこのスキル名が明らかになるや、あるネタコピペと関連付けられて話題となった。我々のコリブリだ・・・いやらしい。
うう…また失敗しちゃった~か、解体だけしないでぇ~(史実)
ケーニヒスベルク級軽巡洋艦の詳細については、ケーニヒスベルク(アズールレーン)の記事を参照。
ケルンは、ケーニヒスベルク級軽巡洋艦の3番艦として、1928年5月23日進水。1930年1月15日就役。
戦前は、姉のカールスルーエ同様に訓練航海に用いられ、アメリカ、東南アジアを主に巡り、日本を訪問したりしている。1936年にはスペイン内戦において海上査察の目的で姉妹揃って、入れ替わりで同地に派遣された。
第2次世界大戦開戦後の1940年、ドイツは北方への海路を確保するためにノルウェーへの侵攻を企図。持てる戦力の大半をつぎ込んで沿岸の複数の拠点を同時攻略しようとした。その中で、ケルンはベルゲンという港を制圧すべく姉のケーニヒスベルクとともに出撃。1940年4月9日のことである。この時、海岸からノルウェー軍の砲台による射撃を受けるも奮戦。無事にベルゲンを制圧することに成功した。しかし、英国軍の爆撃によってケーニヒスベルクは沈んでしまった。同じ頃に別の港でやはりカールスルーエが潜水艦に雷撃されて沈んでおり、姉妹にとってはまさに厄日だったと言えるだろう。唯一生き残ったケルンは本国へ帰投した。
翌1941年、対ソ連戦に突入したフィンランドの支援のために、ケルンは戦艦ティルピッツとともにバルト海に出撃、エストニア沿岸の島を攻略する作戦に参加した。この頃には新兵器であるヘリコプターの発着艦試験を行っており、フレットナーFI-282を搭載している。上記のKAN-SENのスキルはこれに因むものだろう。
その次には北海へ出撃するが、この時起こったバレンツ海海戦で友軍の重巡アドミラル・ヒッパーとポケット戦艦ドイッチュラント(リュッツォウ)が、イギリス軍の軽巡シェフィールドと軽巡ジャマイカにしてやられる失態を演じた。このことがヒトラーの耳に(それもイギリスの放送から)入って彼は激怒。なんと、全ての大型海上艦艇の解体と、資源の潜水艦への集中を命じたのである。結局海軍総司令デーニッツの説得もあって命令は実行されなかったが、艦艇の多くは一旦退役させられることになった。ケルンは直接参加していなかったものの、とばっちりを受けてやはり退役させられた。
1944年、戦況の悪化と海軍人員の欠乏などにより彼女ら艦艇は現役復帰することになり、ケルンは練習艦となった。とはいえ、悠長に候補生の育成ばかりしてもいられない。そこで、北海で船団護衛や機雷敷設に従事しつづけた。
12月13日、ノルウェーのオスロフィヨルドで爆撃を受けたケルンは大破。大晦日にはさらに追い打ちを受け、満身創痍で新年を迎えることになった。ほうほうの体でヴィルヘルムスハーフェンの基地に辿り着いた彼女はやっと修理を受ける見込みが出来た。しかし、なおも連合軍は追い打ちをかけてきて、ついに大破着底。なんとか主砲と弾薬は使えたので固定砲台として使われた。しかし、4月6日をもって艦としては除籍されてしまった。そして、4月30日。最後の爆撃でケルンは完全に破壊されたのである。
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