コスモクイーンとは、
概要
1999年8月26日に行われた「遊戯王デュエルモンスターズ決闘者伝説 in TOKYO DOME」で販売予定だった(が、会場の予想以上の混雑により中止、後日通信販売された)パック「PREMIUM PACK 1」で登場した通常モンスター。テキストは以下の通り。
通常モンスター
※遊戯王カードWiki より引用
星8/闇属性/魔法使い族/攻2900/守2450
宇宙に存在する、全ての星を統治しているという女王。
通常モンスターでは「青眼の白龍」、「ゴギガ・ガガギゴ」などに次ぐ高い攻撃力を持つ。
サポートカードに恵まれたステータスで、「古のルール」、「ディメンション・マジック」など特殊召喚の手段も多い。
同じく通常モンスターで、種族・属性も同じ「ブラック・マジシャン」とサポートカードを共有しやすい。「ブラック・マジシャン」の非力な部分を補ってくれるが、高レベルモンスターを入れすぎると安定しなくなる点には注意が必要。
攻撃力2900ということで、多くの最上級モンスターに対抗できる(過信はできないが)。
第1期の登場以来、召喚に一切制限のない魔法使い族モンスター最高攻撃力の座を現在も死守し続けている。つまり「ディメンション・マジック」などの召喚先としては最高の攻撃力を持っている。比較的非力な魔法使い族の中では、攻撃の要として使用できる。
しかし、現在ではメリット効果を持つ高攻撃力魔法使い族も増え、打点不足もある程度解消されているほか、シンクロ・エクシーズモンスターに攻撃の役目を任せるデッキも多い。こちらは通常モンスターサポートなどを活用したい。
ちなみに、現在はこのカードと同攻撃力で同じく召喚制限なしの魔法使い族に「時花の魔女-フルール・ド・ソルシエール」が存在する。
レベル8・闇属性・通常モンスターということで、「トレード・イン」、「闇の誘惑」、「凡人の施し」と、3枚の手札交換カードに対応する。
また、2014年には魔法使い族の通常モンスターに関する効果を持つ「幻想の黒魔術師」が登場。その効果で特殊召喚できるモンスターの1つとして、このカードに対する注目度が増した。
PP1以来長らく絶版であったが、「スターターデッキ2013」で再録され、入手が容易になった。
テキストによれば全ての星を統治しているらしい。ということは、「E・HERO ネオス」やネオスペーシアンたちのいる星も彼女によって統治されているのだろうか。なお、後に似た名前のモンスターとして「No.83 ギャラクシー・クィーン」が登場している。
アニメ、ゲームにおいて
アニメDMオリジナルストーリー「乃亜編」で遊戯に襲い掛かったモンスターの1体。このときモンスターはチェスの駒の役割をしていて、このカードは名前の通りクイーンの役割。
アニメGXではプロデュエリストによるデュエル「ドクター・コレクターvsチャンピオンDD」戦でドクターが使用。「次元の裂け目」と「天使の施し」、「魔法石の採掘」などを駆使して手札のモンスターを除外し、「次元融合」で「マジシャンズ・ヴァルキュリア」×3、「黒魔導師クラン」とこのカードを召喚すると言うコンボを披露した。
その後、このカードで攻撃したものの「攻撃の無力化」で防がれた。
このデュエルはチャンピオンDDが究極のD(この時点でカード名は視聴者視点では不明だったが、正体は「D-HERO Bloo-D」)を特殊召喚して勝利したことは確かなのだが、その経過はよく分からない。
その時点でのライフポイントやフィールドの状況から考えると、恐らく「D-HERO Bloo-D」の効果を発動し「コスモクイーン」を吸収、さらにBloo-D(アニメ版)の効果で「マジシャンズ・ヴァルキュリア」×3の効果を無効にしロックを突破、「拷問車輪」も無効にして、「黒魔導師クラン」を攻撃しドクター・コレクターのライフを0にしたと考えられる。
OCG準拠ではないゲームのDMシリーズでは「コスモクイーンの祈り」によって降臨する儀式モンスターの扱いだった。
OCGと異なり生け贄にするモンスターが固定されており、DM2では「剣の女王」、「女王の影武者」、「紅葉の女王」と、3体の「女王」モンスターを生け贄にする必要があった。
その後のシリーズでは「紅葉の女王」1体のみであったり、「女王の影武者」の代わりに「ダーク・エルフ」が必要だったり、作品によって異なっている。
ゲームキューブソフト「遊戯王 フォルスバウンドキングダム 虚構に閉ざされた王国」(非OCG)では、スコット、シャーディーが使用してくるほか、自分が使用するときは「ダーク・エルフ」、「ホーリー・エルフ」の2体を融合すると言うカオスでも出そうな融合素材で召喚することが出来る。
「フォルスバウンドキングダム」での攻撃名はアニメGXとは異なり「ダーク・マター」。OCGで自分が使用するときどちらの攻撃名を採用するかは各人の好みだろう。
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関連項目
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