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コスモファルコンとは、宇宙戦艦ヤマト2199に登場する架空の戦闘機。
原作である宇宙戦艦ヤマトのブラックタイガーに相当する機体。正式名称99式空間戦闘攻撃機。通称は「隼」であり、往々にして「隼降ろせ」などの号令が沖田艦長などから令達されている。
概要
国連地上軍宙技廠が開発に成功した、地球から月の絶対防衛圏守備用に開発された戦闘攻撃機。
旧作のブラックタイガー、そしてコスモタイガーⅡの中間のようなデザインを持つ。F-22戦闘機のようなベクタードノズルと、小柄な割に重武装が特徴。第1話からガミラス戦闘攻撃機を全機撃墜するなど、活躍している。
全幅6.8m、全長15.8mと縦横比の大きな細長い機体と、デルタ翼、単尾翼を持つ。
固定武装は機関砲6門、機関銃2門であり、他にもウェポンベイに空対空ミサイル、空対艦ミサイル、空対地ミサイルなどを最大で8発搭載可能。エンジン名は複合軸流コスモエンジン「流星35型」。
本来、ヤマトに搭載すべき艦上戦闘機は零式空間52型。つまりコスモゼロの予定であった。
しかしこちらは試作機が辛うじて数機間に合ったのみで、加えて古代と島が貴重な複座型を大破させたためヤマト航空隊の定数には到底満たず、本来は地上防空用だが、高い性能を持つコスモファルコンが主力となった。
装備する第810飛行隊の定数は32機だが予備機を含め36機搭載(メ2号作戦で1機損失)。
コスモファルコン用格納庫は艦尾第2副砲、第3主砲の下部に位置する(そのため後部砲塔は実体弾薬庫はない)。
空間容積有効利用のため、意図的に無重力状態の格納庫、そこへシリンダー方式で搭載されている。出撃方法はブラックタイガー同様、艦底部ハッチからだが、射出機がハッチに設置されるなど、細かな描写が増えている。
現在確認されている限り加藤三郎2尉の「誠」と黒字に白で抜かれた尾翼塗装の、隊長仕様塗装機。
篠原弘樹3尉の搭乗する機種にシャークティースを描いた塗装。そして国連宇宙軍標準の、ダークブルーを基調とした一般搭乗員の機体の塗装が確認されている。
改名と型番の由来
ブラックタイガー相当の戦闘機の搭載は、当初から予定されてはいた。
しかしスタッフたちは「でもこの名前、今じゃ冷凍えびだよなあ」と悩み、名称の変更を決定。
零戦がモチーフのコスモゼロがあるなら、加藤隊長がいるので陸軍の一式戦闘機「隼」をモチーフがあってもいい。
そういう理由から「コスモファルコン」と命じられた、ここのところは加藤の苗字のモチーフである、加藤建夫中佐率いる飛行第64戦隊が、ネタ元ではないかと思われる。
そして「99式」の型式は「ゼロより前にロールアウトしているなら、99艦爆が一番近くないか」。
そういった理由から旧海軍の99式艦上爆撃機がモチーフとされている。実際、ファルコンは戦闘攻撃機であり、後々には敵艦攻撃に活躍する場面も与えられている。
関連動画
関連コミュニティ
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関連項目
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