コンピュータRPGとは、プレイするのに複数の人間が必要となるロールプレイングゲーム(TRPG、テーブルトークRPG)を一人で遊べるように、ゲームマスター(審判・語り部・進行)役をコンピュータに担当させたものである。
概要
コンピュータRPGとは、主にキャラクター成長要素をゲームシステムに持ち、構築された世界観とストーリーを楽しむという、冒険物語を疑似体験するゲームである。
プレイヤーが主人公(及びその仲間)を操作し、障害となるモンスターとの戦闘や宝物を探しながら経験を積んで、様々な能力を成長させ、世界・国・人などを救うという何らかの目標を達成するのが最も基本的なパターンとなる。
初期のゲーム作品においてはコンピュータの力が貧弱であったこともあり、主人公のもつ体力や精神力、お金などを管理運用して、いかにして目標にたどり着くかを考えることがプレイの中心になっていたが、近年においてはコンピュータの性能や記録媒体の容量も上がったことも伴って、ムービーを多用するなどストーリーに重きが置かれた作品も多く見られる。
またインターネット登場により、オンラインでコンピュータ同士を繋ぎ、複数の人間でコンピュータRPGを楽しむという先祖返り的な作品も多数現れ、人気を博している。
サブジャンル
コンピュータRPGの要素
- レベル
- 経験値
- エンカウント
- 戦闘
- ステータス管理
- コミュニケーション
- MMORPGやアドベンチャーゲームなどでは人との関わりが重要になる。選択肢や普段の会話でどのような関係になるか も大きく変わる。
歴史
1980年代初頭、同時期に出た世界初のコンピュータRPGは『ウィザードリィ』『ウルティマ』『ローグ』である。
これらはアメリカで、熱狂的なファンが多く付いた。また、30年近く経過した現在でも遊ばれるほどの名作である。
1986年に日本で『ドラゴンクエスト』が発売されると社会現象になるほど大ヒット作になる。ドラゴンクエストは従来のRPG作品より、遊び易く、分かり易く、ストーリーが厚みがあるを基本にして作成された。
1987年には『ファイナルファンタジー』が発売される。同作シリーズはのちに世界を代表するRPGになるほど大ヒットし『ストーリー重視』、『イベントに映画的手法を使う』などが特徴である。
1993年には、徹底的に『ローグ』を遊びやすくした『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』が発売されると大人気になり、ローグライクゲームを一般人に広めたきっかけになる。
1996年に『ポケットモンスター』が発売されると、社会現象になるまで爆発的にヒットを飛ばす。このゲームは、現実の友達や仲間とモンスターを集めたり、交換したり、戦わせたりできることがメインで、RPG=一人で遊ぶ物、ではなく、RPG=周りを巻き込んで遊ぶ物、という概念に変えた。
1996年に『ディアブロ』がPCで発売されると大ヒットする。このゲームはMORPGの初の大成功作になる。
1997年に『ウルティマオンライン』が発売されると世界中で大ヒットし、MMORPG初の大成功作品になる。
『ディアブロ』と『ウルティマオンライン』は寝食を忘れてゲームする者が多く見られた。量2作品はオンラインゲームの先駆けとなった作品である。
現在もコンピュータゲーム、オンラインゲームにおいてRPGは世界中で人気ジャンルの一つである。
コンピュータRPGの主人公は喋らない
RPGは「主人公=プレイヤー自身」だったため、プレイヤーが主人公に成りきって遊ぶことができた。これは勿論、原点であるTRPGなどに基づいたRPGの原書の形式である(TRPGプレイヤー同士が会話する事は別)。
世界初のコンピュータRPG『ウィザードリィ』『ウルティマ』『ローグ』などは主人公が喋ること無くそれに準ずるものだった。これらのゲームは熱狂的なファンが付いた。
また、『ドラゴンクエスト』などもそれに強い影響を得て主人公は喋らない。のちに『ドラゴンクエスト』は大ヒット作になる。堀井はこの形が「プレイヤーが最も感情移入し易い」としている。
『MOTHER』を作った糸井重里もこの『ドラゴンクエスト』の設定に影響を受けているため、「主人公はプレイヤーなので絶対に主人公は喋ってはいけない」とこの形式を受け継いでいる。『MOTHER』はのちにヒット作になる。
田尻智は「『MOTHER』をゲームボーイで作りたかった」と公言し、『MOTHER』を真似て『ポケットモンスター』を製作した。ポケモンの主人公は喋らない。ポケモンはのちに世界的に大ヒットを飛ばすことになる。
しかし、日本のRPG『ファイナルファンタジー』は第1作目から主人公が喋り、第2作目以降は、プレイヤーの意志とは関係無しに主人公がストーリーを進める映画的手法を持ちいて好評を得ることになる。この作品以降、日本のRPGは主人公がプレイヤーの意志とは関係無しに喋るものが多く見られる。
こちらに関しては感情移入するキャラを個別にプレイヤーが鑑賞して探す、俯瞰視聴型と云える。
主人公が喋らない事で生じる感情移入例としては、各人が抱く主人公の一人称一つ(「俺」か「僕」かだけでも)とってもプレイヤー間で大きく分かれる事からも解りやすいかと思われる。
主な作品
- アトリエシリーズ
- アルトネリコ
- ウィザードリィ
- ウルティマ
- 英雄伝説
- サガシリーズ
- シャイニング・シリーズ
- スターオーシャン
- テイルズ オブ シリーズ
- 天外魔境
- .hack
- ドラゴンクエスト
- ドラゴンスレイヤー
- ファイナルファンタジー
- ファンタシースター
- ポケットモンスター
- MOTHER
- 女神転生シリーズ
アクションRPG
シミュレーションRPG
ローグライクゲーム
MORPG
MMORPG
関連動画
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BFrpg


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読み:コンピュータアールピージー
初版作成日: 09/04/17 12:53 ◆ 最終更新日: 11/10/05 07:59
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