サイズミック・チャージ(Seismic charge)とは、『スター・ウォーズ』に登場する架空の兵器、爆弾である。
ソニック・マイン(Sonic mine)やソニック・チャージ(Sonic charge)と呼ばれることもある。
概要
初期のサイズミック・チャージは大きな缶や容器、カプセルに大量の爆弾を詰めただけであり、貨物船や商業船が宇宙海賊から身を守るための防衛用の爆弾として使用していた。
基本的にはドッキングベイやウェポンベイから後方へ射出、放出される。放出後、直ぐには爆発せず、暫くは宇宙空間を漂い、対象物と激しく接触することで大爆発を引き起こす。当然、爆薬の量によって威力は違ってくる。
元々は手製の爆弾であるが、後に有名企業までもが製品としてのサイズミック・チャージを開発している。
クルプクス・ミューニションズ・ヴォイド7
クルプクス・ミューニションズ・ヴォイド7(Krupx Munitions Void-7)は、クルプクス・ミューニションズ(クルプックス・ミューニションズ、Krupx Munitions)が開発、製造したサイズミック・チャージである。
『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』に登場し、劇中ではスレイヴI(スレーヴI)を駆るジャンゴ・フェットとボバ・フェットが追っ手のオビ=ワン・ケノービから逃れる際に「警告」として使用している(明らかに警告の度を過ぎた破壊力ではあるが)。
( ゚д゚ )「ッディィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!!!!!」
という独特な効果音(SE)を放ちながら炸裂する衝撃波で有名。結構心地良い音なのでたまに聞きたくなる人もいる・・・はず。
ヴォイド7の作動原理
ヴォイド7の中心にある球型コンテナ(コア)には、放射性の液体「バラディウム」(Baradium)と揮発性の気体「コラプシウム」(Collapsium)を混合した爆薬が詰め込まれている。
コアは2つの電磁迎起ディスクによって支えられており、ディスクがエネルギー衝撃波をコアに送ることで爆発、強烈な青白い衝撃波を引き起こす。衝撃波は球状ではなく広域円盤状に広がり、殆どの物質を切り裂いてしまう強力なものであるため、偏向シールド等で防ごうとしても無駄な行為である。
又、衝撃波が広がる前の初期状態では、周囲の空間を真空状態にすることで物質を引き込む作用がある。劇中ではこの真空状態を、一瞬だけ周りの効果音が「無音」になる事で表現している。分かり易く言えば、「ッディィィィィン」という効果音の最初の「ッ」の部分。
関連動画
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関連項目
- スター・ウォーズ
- 効果音 - サウンドエフェクト(SE)
- 架空の兵器
- 爆弾 - 爆薬 - 炸薬
- 衝撃波
- クルプクス・ミューニションズ(クルプックス・ミューニションズ、KM)
- スレイヴI(スレーヴI)
- ジャンゴ・フェット
- ボバ・フェット
- オビ=ワン・ケノービ
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