サソリガドラスとは、『ウルトラマンVS仮面ライダー』に登場した合体獣である。本項では合体前のガドラスと毒サソリ男についても解説する。
概要
オリジナルビデオ作品『ウルトラマンVS仮面ライダー』の新特撮パート「スーパーバトル」において、初代ウルトラマンと仮面ライダー1号が戦う共通の敵として登場した。
怪獣とショッカー怪人が合体して誕生したという極めて特異な素性のキャラクターである。
毒サソリ男
ショッカー中近東支部から送り込まれた改造人間。その目的は「東京ズタズタ作戦」の遂行である。作戦の詳細は作中では語られなかったが、大地震を起こすことにより東京をズタズタにする作戦だと思われる。
武器は口から吐くガスと、左腕の鋏。
仮面ライダー1号との死闘の末、ライダーキックを受けて倒されたかに思えたが…。
ガドラス
「東京ズタズタ作戦」による大地震の最中に目を覚まし街を破壊した古代怪獣。がっしりとした体型でひび割れた皮膚を持ち、鼻先と顎、側頭部に小さめの角が生えている。
これといった特殊能力は持っていないようである。
ウルトラマンとの格闘戦の末、スペシウム光線を浴びて撃破されたかに見えたが…。
サソリガドラス
時を同じくして絶体絶命の危機に陥った毒サソリ男とガドラスが互いのパワーを吸収しあい甦った合体獣。鳴き声は『ウルトラマンタロウ』に登場したオイルドリンカーのもので、ゼットンと同じ電子音を発する。
両腕の鋏と尻尾を武器とし、頭部の発光する角からビームを放つ。また、胸部でスペシウム光線を吸収するというベムスターをを思わせる能力を備えている。
ウルトラマンを苦しめ、バイクで疾走する仮面ライダーを鋏や尻尾で攻撃した。
仮面ライダーが巨大化して戦闘に加わると、ライダーパンチで角を、八つ裂き光輪で尾を失い、スペシウム光線とライダーキックの同時攻撃で倒されるという豪華極まりない最期を迎えた。
関連商品
ソフビ発売の企画があったが、実現には至らなかったようである。
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関連項目
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