サッカーハンガリー代表とは、サッカーのハンガリー代表チームである。愛称はマジック・マジャール。
ユニフォームはシャツが赤、パンツが白、ソックスが緑となっている。
概要
オーストリア=ハンガリー帝国末期の1902年に誕生。オーストリア=ハンガリー帝国内で一つの代表チームは存在しなかった。初試合はオーストリア代表相手に行われ、0-5の大敗を喫している。
1950年代にはマジック・マジャールと呼ばれ黄金期を迎える。当時のハンガリーはトータル・フットボールの原型となるスタイルを取っており、サッカー史で20年も先を行くチームであったと言える。
フェレンツ・プスカシュ、シャンドル・コチシュなどを擁したハンガリーは1952年のヘルシンキオリンピックで金メダルを獲得。1954 FIFAワールドカップでは優勝候補筆頭と目されていたが様々な経緯もあり決勝で西ドイツに敗れる。
順風満帆の日々を送っていたハンガリー代表だったが、1956年にハンガリー動乱が起こると、主力選手が西欧へ亡命。結果的にマジック・マジャールは崩壊した。
以降長きに渡り低迷。1986 FIFAワールドカップ以降は一度も国際大会に出場していなかったが、EURO2016予選ではグループを3位で通過しプレーオフに進出。プレーオフではノルウェー相手に合計3-1の勝利を掴み、30年ぶりとなる国際大会出場を決めた。
主な戦績
- FIFAワールドカップ
- 準優勝(1938、1954)
- EURO(サッカー欧州選手権)
- 3位(1964)、4位(1972)
現在招集されている主な選手
過去招集されていた主な選手
- フェレンツ・プスカシュ(1945-1956)
- ナーンドル・ヒデクチ(1945-1958)
- ヨージェフ・ボジク(1947-1962)
- ジュラ・グロンチ(1947-1962)
- シャンドル・コチシュ(1948-1956)
- ラディスラオ・クバラ(1948)
- ラースロー・ファゼカシュ(1968-1983)
関連動画
関連項目
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