サッカー日本代表とは、日本の、男子サッカーにおける国を代表するチームである。
日本サッカー協会によって選出される。女子のサッカー日本代表については『なでしこJAPAN』の項を参照のこと。
概要
呼び名は単に代表もしくは日本代表で、監督の名前+ジャパン(トルシエジャパンなど)で特定の監督の時代のサッカー日本代表を呼ぶことも多い。サムライ・ブルーというとってつけた愛称もあるが、あまり使われない。
ヨーロッパ勢・南米勢と比べて、公式戦においては未だ大きな実力差があるものの、韓国と共にアジアのサッカー界を牽引する存在であり、ワールドカップの決勝トーナメントにも進出するなど、徐々に世界の中でも通用するチームへと成長している。
黎明期~ドーハの悲劇
最初の代表チームの試合が行われたのは1917年。長い間国際大会では本大会に出場することも難しかったが、オリンピックでは1936年のベルリンオリンピックに出場して何度かベスト8に進出している。とくに釜本邦茂を擁した1968年メキシコオリンピックでは3位となった。
が、1972年のミュンヘン五輪以降は予選敗退に甘んじる大会が続き、予選突破は1996年のアトランタ五輪になって再びようやく達成された。
1991年のプロリーグ(Jリーグ)発足によって、日本サッカー界の実力は飛躍的に上昇し、アトランタ五輪出場の他、オフト監督に率いられた日本代表チームは1992年自国開催のAFCアジアカップで初優勝。
日本国内でもサッカー人気が一気に上昇し、プレイ人口も増大した。
そして1994 FIFAワールドカップのアジア予選では、最終戦を残して地区1位に上りつめ、日本代表結成から77年目にしてついに本戦出場かと期待されたが、最終・イラク戦でロスタイムに同点弾を決められて敗退、2位3位が共に勝利したため3位に転落し、惜しくも出場を逃した(ドーハの悲劇)。
ワールドカップ初出場後
1998 FIFAワールドカップでは、アジア予選のプレイオフでイランを破り、とうとう本大会出場を決める(ジョホールバルの歓喜)。本大会では3戦全敗でグループステージ敗退したものの、日本国内でのサッカーワールドカップと日本代表への注目度はますます上がる。
韓国との共催となった2002 FIFAワールドカップでは、本国開催ということもあって、2勝1分で決勝トーナメントに初進出を果たす。決勝トーナメントでは初戦敗退。
2006年ドイツワールドカップでは、黄金世代を中心としたメンバーで大いに期待されたが、初戦のオーストラリア戦を逆転負けで落とし2敗1分でグループステージ敗退となる。
当時、次回大会へ向けて名将と名高いイビチャ・オシム氏を監督に迎え、チームを根本から作り直す動きが強まった。氏のモットーである「考えて走るサッカー」をテーマに、鋭いパスと緻密かつ多様なフォーメーションを駆使する新たなプレイスタイルが作り上げられ、親善試合などで見せた、それまでの日本代表とは大きく違うプレイは、荒削りながらも次代の活躍を期待させるものであった。
が、当のオシム氏が2007年に脳梗塞で倒れてしまい、監督業続行が事実上不可能となったため、岡田武史が招聘された。奇しくも1998年のワールドカップのときと同じく、代理監督としての就任であった。
こうして向かえた2010 FIFAワールドカップでは、オシムと比べて岡田への期待感が低かったことや、直前の親善試合で4連敗したこともあって、前大会とは対照的に国内の期待は圧倒的に薄かった。
が、土壇場で守備的なスタイルにチェンジしてベタ引き守備を徹底したことが功を奏したか、薄い期待とは裏腹に2勝1敗でグループ2位となり決勝トーナメントに進出。
1回戦でパラグアイにPK戦で敗れるも他国開催でのワールドカップ初のベスト16入りを果たした。
国内では日本代表の人気が一気に再燃した。
そして、2010年ワールドカップをもって岡田は代表を退き、その後任に、イタリアの名門クラブの監督を歴任したベテラン、アルベルト・ザッケローニ氏を迎え、新たなスタートを切った。
AFCアジアカップでは2000年、2004年と連覇している。2007年大会では4位に終わった。
ザッケローニ氏就任後の2011年大会では、再び優勝に返り咲いた。4度の優勝は、参加国中トップの数字である。
主な戦績
- ワールドカップ
- ベスト16(2002, 2010)、グループステージ敗退(1998、2006)
- AFCアジアカップ
- 優勝(1992, 2000, 2004, 2011)、ベスト4(2007)
- UFWC(非公式サッカー世界王者)
- チャンピオン(2010/10/8~2011/11/15)前王者アルゼンチンを倒してタイトル獲得(http://www.ufwc.co.uk/
)
カテゴリ別
最近の監督
- 岡田武史(1997年 - 1998年)
- フィリップ・トルシエ(1998年 - 2002年)
- ジーコ(2002年 - 2006年)
- 山本昌邦(2002年11月20日アルゼンチン戦のみ監督代行として指揮)
- イビチャ・オシム(2006年 - 2007年)
- 岡田武史(2007年 - 2010年)
- 原博実(2010年9月キリンチャレンジカップのみ監督代行)
- アルベルト・ザッケローニ(2010年10月 - )
主な日本代表選手
- 釜本邦茂(1964年 – 1977年) - 歴代最多得点(75点)
- 原博実(1978年 – 1988年) - 歴代得点3位(37点)
- 井原正巳(1988年 – 1999年) - 歴代最多出場(122試合)
- 三浦知良(1990年 – 2000年) - 歴代得点2位(55点)
- 中山雅史(1992年 ‐ 2003年) - W杯本大会で日本代表初ゴールを記録 歴代得点8位(21点)
- 川口能活(1997年 - 2010年) - 歴代出場2位(116試合)
- 中田英寿(1997年 - 2006年)
- 中澤佑二(1999年 - 2010年) - 歴代出場4位(110試合)
- 中村俊輔(2000年 - 2010年) - 歴代出場5位(98試合) 歴代得点6位(24点)
- 遠藤保仁(2002年 - ) - 歴代出場3位(112試合)
- 本田圭佑(2008年 - )
2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会メンバー
- GK 楢崎正剛(名古屋グランパス) 4回目
- GK 川島永嗣(川崎フロンターレ) 初
- GK 川口能活(ジュビロ磐田) 4回目
- DF 中澤佑二(横浜F・マリノス) 2回目
- DF 田中マルクス闘莉王(名古屋グランパス) 初
- DF 駒野友一(ジュビロ磐田) 2回目
- DF 内田篤人(鹿島アントラーズ) 初
- DF 長友佑都(FC東京) 初
- DF 今野泰幸(FC東京) 初
- DF 岩政大樹(鹿島アントラーズ) 初
- MF 中村俊輔(横浜F・マリノス) 2回目
- MF 稲本潤一(川崎フロンターレ) 3回目
- MF 遠藤保仁(ガンバ大阪) 2回目
- MF 中村憲剛(川崎フロンターレ) 初
- MF 本田圭佑(ロシア・CSKAモスクワ) 初
- MF 長谷部誠(ドイツ・ヴォルフスブルク) 初
- MF 松井大輔(フランス・グルノーブル) 初
- MF 阿部勇樹(浦和レッズ) 初
- FW 岡崎慎司(清水エスパルス) 初
- FW 玉田圭司(名古屋グランパス) 2回目
- FW 大久保嘉人(ヴィッセル神戸) 初
- FW 森本貴幸(イタリア・カターニア) 初
- FW 矢野貴章(アルビレックス新潟) 初
予備登録メンバー
- DF 徳永悠平(FC東京)
- DF 槙野智章(サンフレッチェ広島)
- MF 小笠原満男(鹿島アントラーズ)
- MF 石川直宏(FC東京)
- MF 香川真司(セレッソ大阪)
- FW 前田遼一(ジュビロ磐田)
- FW 田中達也(浦和レッズ)
(※所属は選出当時のもの)
2010年6月1日までに上記の30人から最終メンバー23人を登録しなければならない。ただし、負傷者が出た場合に限り、初戦の24時間前までなら変更が可能。その場合は予備登録メンバー以外からも登録することができる。
AFCアジアカップ2011 カタール大会メンバー
- GK 川島永嗣(リールセ)
- GK 西川周作(サンフレッチェ広島)
- GK 権田修一(FC東京)
- DF 伊野波雅彦(鹿島アントラーズ)
- DF 岩政大樹(鹿島アントラーズ)
- DF 今野泰幸(FC東京)
- DF 長友佑都(チェゼーナ)
- DF 内田篤人(シャルケ04)
- DF 森脇良太(サンフレッチェ広島)
- DF 永田充(浦和レッドダイヤモンズ)
- DF 吉田麻也(VVVフェンロ)
- MF 遠藤保仁(ガンバ大阪)
- MF 松井大輔(トム・トムスク)
- MF 香川真司(ボルシア・ドルトムント)
- MF 細貝萌(アウグスブルク)
- MF 藤本淳吾(清水エスパルス)
- MF 本田拓也(清水エスパルス)
- MF 柏木陽介(浦和レッドダイヤモンズ)
- MF 長谷部誠(VfLヴォルフスブルク)
- MF 本田圭佑(CSKAモスクワ)
- FW 岡崎慎司(清水エスパルス)
- FW 前田遼一(ジュビロ磐田)
- FW 李忠成(サンフレッチェ広島)
(※所属は選出当時のもの)
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関連コミュニティ
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関連項目
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読み:サッカァニホンダイヒョウ
初版作成日: 09/12/19 22:48 ◆ 最終更新日: 11/12/26 17:57
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