サンサーラ・ナーガ2とは、輪廻である。
概要
1994年7月15日ビクターエンターテインメントより発売されたスーパーファミコン用RPG。2006年には前作を含めたリメイク版の「サンサーラ・ナーガ1×2」がマーベラスエンターテイメント(現:マーベラス)よりGBAにてリリースされた。
前作『サンサーラ・ナーガ』に引き続き、押井守・伊藤和典(監修、脚本)・川井憲次(音楽)・桜玉吉(キャラクターデザイン)による製作。
竜と竜使いの存在する階層世界カーラチャクラが舞台となっていて、地名や登場人物の名前の多くはサンスクリット語で設定されている。たとえばタイトルの「サンサーラ」は「輪廻」を、「ナーガ」は「竜」を意味している。
登場人物
主人公(男女選択可):竜使いギルドのひとつ『竜苑』の前に、竜のタマゴと共に捨てられていた。10年後、幼馴染みであるアムリタ追跡の命を受け、タマゴから孵った白竜と共に旅立つ。
白竜:主人公の持つタマゴより孵った、言葉を話す竜。言葉遣いは丁寧だが、毒を吐くことも多い。物語中で双子の子竜を産む。
アムリタ:天才と呼ばれた女竜使い。なかなか孵らないタマゴを抱えた主人公に優しく接していた。ある事情からギルドに反旗を翻し逃亡。
システム
- 武器・防具には耐久度が設定されており、常に予備が必要。GBA版では廃止された。
- クリアするとセーブデータも輪廻する。正確にはセーブファイルの1番がED後に消去されるので、複数データをセーブする際には注意が必要。
- GBAリメイク版ではダッシュが追加され、SFC版でのフィールド移動の遅さがカバーされている。
音楽
曲数は少ないが、良曲が多く、特に『空中庭園』『フィールド』の人気が高い。中でも『空中庭園』の静謐なメロディは、ゲーム内で使用される際のシュールなイベントと相まって、大変に印象深い。
サウンドトラックは既に廃盤となっており、異常なプレミアがついている。ネットオークションでは40000円を超す値段で取引されることも。
竜使い 十戒
- 一、常に竜と共にあれ
- 一、正しき者より盗むなかれ
- 一、無益に殺すなかれ
- 一、やられたらやりかえせ
- 一、やられる前にやれ
- 一、一日一善
- 一、常識を疑ってみよ
- 一、気を付けよ甘い言葉と暗い道
- 一、小さな予算で大きな仕事
- 一、あがめよ讃えよ汝の師匠
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関連項目
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