サンダーゾードとは以下の物を指す。
曖昧さ回避
当項では1について記述する。
サンダーゾード(Thunderzords)とは、アメリカ合衆国の特撮テレビドラマ『パワーレンジャー』に登場する架空の巨大ロボットである。
『五星戦隊ダイレンジャー』に登場した気伝獣を原典とする。
概要
『パワーレンジャー』第2シーズンの主力メカ。悪の帝王ロード・ゼッドに対抗するため、サンダーパワーでダイナゾードを強化した戦闘メカ。初登場は 第62話「悪の帝王ロード・ゼッド(中編)」。「ダイナゾードパワー、今だ!」、「サンダゾードパワー、今だ!」、「サンダーメガゾードパワー、今だ!」などと叫んだ後に個別の召喚コードを唱えて召喚する。
パワーレンジャーとともに数多くのモンスターを葬ってきたが、第3シーズン序盤でリト・レボルトとの戦いに敗れ、破壊された。
一覧
レッドドラゴンサンダーゾード(Red Dragon Thunderzord)
レッドレンジャー(ジェイソン・リー・スコット及びロッキー・デサントス)用のチャイニーズ・ドラゴン型の真の強さを持つゾード。ティラノサウルス・ダイナゾードが変身する。召喚コードは「ティラノサウルス、レッドドラゴンサンダーゾードパワー」。
口から吐く火炎が武器。人型のバトルモードに変形し、単体で巨大化したモンスターと対等に戦うことができる。バトルモードでは棒を武器とし、棒を回転させながら突撃する技や、棒を軸にして回転蹴りを放つ必殺技を持つ。
サンダーメガゾード時には中核を成し、頭部・胴体・腕を構成する。
『五星戦隊ダイレンジャー』に登場した気伝獣・龍星王及び気伝武人・龍星王を原典とする。
ライオン・サンダーゾード(Lion Thunderzord)
ブラックレンジャー(ザック・テイラー及びアダム・パーク)用のチャイニーズ・ガーディアン・ライオン型の勇気と強さを象徴するゾード。マンモス・ダイナゾードが変身する。召喚コードは「マンモス、ライオンサンダーゾードパワー」。目立った能力などはない。
サンダーメガゾード及びには胸・頭部・腕部分のアーマーを構成し、メガタイガーゾード時には背中と肩のアーマーを構成する。
『五星戦隊ダイレンジャー』に登場した気伝獣・星獅子を原典とし、玩具では日本版で緑だった部分が黒に変更されている。
ユニコーン・サンダーゾード(Unicorn Thunderzord)
ブルーレンジャー(ビリー・クランストン)用のユニコーン型のもっとも深い知恵を持つゾード。トリケラトプス・ダイナゾードが変身する。召喚コードは「トリケラトプス、ユニコーンサンダーゾードパワー」。重力を操作して岩を飛ばす攻撃法を持つ。
サンダーメガゾード及びメガタイガーゾード時には左足を構成する。
『五星戦隊ダイレンジャー』に登場した気伝獣・星天馬を原典とする。
グリフィン・サンダーゾード(Griffin Thunderzord)
イエローレンジャー(トリニー・クワン及びアイーシャ・キャンベル)用のグリフィン型の俊敏で聡明なゾード。セイバートゥースタイガー・ダイナゾードが変身する。召喚コードは「セイバートゥースタイガー、グリフィンサンダーゾードパワー」。口から放つ炎の弾でモンスターを攻撃する。
サンダーメガゾード及びメガタイガーゾード時には右足を構成する。
『五星戦隊ダイレンジャー』に登場した気伝獣・星麒麟を原典とする。
ファイヤーバード・サンダーゾード(Firebird Thunderzord)
ピンクレンジャー(キンバリー・アン・ハート)用のファイヤーバード型の強く軽快なゾード。プテロダクテイルス・ダイナゾードが変身する。巨大な竜巻を発生させ、モンスターを攻撃する。
サンダーメガゾード時には腰アーマーを構成し、メガタイガーゾード時には右腕に装備された武器となる。
『五星戦隊ダイレンジャー』に登場した気伝獣・星鳳凰を原典とする。
ホワイトタイガーゾード(White Tigerzord)
ホワイトレンジャー(トミー・オリバー)用のホワイトタイガー型の勇敢で獰猛なゾード。虎型のタイガーモードから人型のバトルモードに変形し、単体での戦闘も可能。バトルモードでは剣を武器とし、胸にあるタイガーモードの口から放つホワイトタイガーサンダーボルトが必殺技。メガタイガーゾードの中核を成す。
ホワイトレンジャーの持つ魔法の白い剣、サーバによって制御されている。その為、サーバが敵の手に渉るとホワイトタイガーゾードも敵になってしまう。
『五星戦隊ダイレンジャー』に登場した気伝獣・ウォンタイガー及び気伝武人・ウォンタイガーを原典とする。
トール(Tor the Shuttlezord)
亀型の大型ゾード。人型のバトルモードに変形する。左右に装備されたキャノン砲及びバトルモードでは指に装備された放つキャノン砲が武器。強力な装甲を持ち、甲羅の内部に他のゾードを収納して保護する。亀型のため、裏返しにされると手も足も出なくなる。
初登場は第85話 「平和を守る者」だが、第87話 「戦士の旅立ち(I)」において何故か初登場でかあるかのような扱いを受けた。
『五星戦隊ダイレンジャー』に登場した超気伝獣・ダイムゲン及び超気伝武人・ダイムゲンを原典とする。
サンダーアサルトチーム(Thunderzord Assault Team)
ライオン、ユニコーン、グリフィン、ファイヤーバードの4体のサンダーゾードが合体した飛行形態。バトルモードのレッドドラゴン・サンダーゾードを乗せて空を飛ぶ。
『五星戦隊ダイレンジャー』に登場した天空気殿を原典とする。
サンダーメガゾード(Thunder Megazord)
レッドドラゴン・ライオン・ユニコーン・グリフィン・ファイヤーバードのサンダーゾード5体が合体した巨大ロボ。
日本刀風のサンダーサーベルを武器とする。玩具ではレッドドラゴンの棒にファイヤーバードの尻尾を合体させたヤリも持つが本編では未使用。
サンダーサーベルは敵に奪われたりした場合は放電が起こり、手放させるようになっている。
主な技にサーベルから竜巻を放って敵を吹き飛ばす技、サーベルで電撃を起こす技、掌から霧を放出して攻撃する技がある。サンダーサーベルにサンダーパワーを込めて斬りかかるのが必殺技。
初登場は 第63話「悪の帝王ロード・ゼッド(後編)」。ゲーム作品『パワーレンジャー・ファイティング・エディション』にも登場。
『五星戦隊ダイレンジャー』に登場した大連王を原典とする。
メガタイガーゾード(Mega Tigerzord)
ホワイトタイガーゾードをコアパーツとし、ライオン、ユニコーン、グリフィン、ファイヤーバードが合体したゾード。右腕に装備されたファイヤーバード・サンダーゾードを敵に向かって打ち出す必殺技を持つ。
初登場は第78話『正義の白い光(II)』。ゲーム作品『パワーレンジャー・ファイティング・エディション』にも登場。
『五星戦隊ダイレンジャー』に登場した牙大王を原典とする。
サンダーウルトラゾード(Thunder Ultrazord)
トールの内部にホワイトタイガーゾードを収納し、レッドドラゴンサンダーゾードを乗せたサンダーアサルトチームを上部に合体させた最強形態で、ゴルダーとスコルピーナのコンビに対抗出来るのはこの形態のみであると、ゾードンは述べている。
レッドドラゴンの棒をヘリコプターのローターにように回して上昇した後、急降下して敵を押しつぶす必殺技を持つ。
初登場は第85話 「平和を守る者」。登場回数はあまり多くなく、第89話「素敵なダンスパートナー」を最後に登場しなくなる。
『五星戦隊ダイレンジャー』に登場した重甲気殿を原典とする。
DX玩具
レッドドラゴンサンダーゾード
1993年に日本で発売された「DX龍星王」の仕様変更品で1994年発売。日本版には付属しなかったパワークリスタルが付属しているのとシールが異なるのが主な違い。
サンダーアサルトチーム
1993年に日本で発売された「DX天空気殿」の仕様変更品で1994年発売。ライオン・サンダーダーゾードの成型色が緑から黒に変更され、グリフィン・ユニコーンゾードの一部の成型色が灰色から黒に変更された他、日本版に付属しなかったパワークリスタルが付属しているのとシールが異なるのが主な違い。
レッドドラゴンサンダーゾードと組み合わせてサンダーメガゾードを再現可能。
ホワイトタイガーゾード
1993年に日本で発売された「DXウォンタイガー」の仕様変更品で1994年発売。ホワイトタイガーパワーコインとパワークリスタル、ホワイトレンジャーのフィギュアが付属しているのが日本版との違い。ホワイトタイガーのパワーコインのデザインは本編とは異なっている。
サンダーアサルトチームと組み合わせてメガタイガーゾードを再現可能。
トール
1993年に日本で発売された「DX超気伝獣 ダイムゲン」の仕様変更品。レッドドラゴン、アサルトチーム、ホワイトタイガーの各ゾードと組み合わせてサンダーウルトラゾードを再現可能。
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関連項目
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