「会えて光栄だ。導く者よ。私はサン・ルイ、神の思し召しによりあなたの元に仕えるもの。あなたが人の世の理りに反しない限り、この槍はあなたのために振るおう」
サン・ルイ(アズールレーン)とは、STGアプリ『アズールレーン』の登場キャラクター、KAN-SENである。
フランス海軍が戦時中に建造を計画していたサン・ルイ級重巡洋艦一番艦「サン・ルイ(Saint Louis)」をモチーフにしている。
指揮官、この概要は説明しなくても良いのか?
KAN-SEN名 | |
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サン・ルイ FFNF Saint Louis |
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基本情報 | |
所属 | 自由アイリス教国 |
艦種 | 重巡洋艦 |
レアリティ | PR |
CV | 瀬戸麻沙美 |
イラスト | 木Shiyo |
艦歴 | |
元ネタ | World of Warships |
国籍 | フランス |
艦級 | サン・ルイ級重巡洋艦(仮称) |
計画 | 1940年 |
顛末 | 計画中止 |
備考 | |
2018年4月26日のWoWsコラボに伴い実装された新システム「開発ドック」により建造できるKAN-SEN。彼女の以外にも重桜戦艦「出雲」や鉄血重巡洋艦「ローン」など、WoWsで計画艦として位置付けられている艦船が同じシステムで建造できる。
「開発ドック」で建造を開始するためには予め指定された艦船を集めておく必要があるが、彼女の場合の条件は「図鑑のユニオン前衛艦登録数が20以上」であること。2018年5月29日現在のユニオン所属の前衛艦は全部で44人であり、建造・海域ドロップの双方から頻繁に入手が可能なため開発を始めやすい。また建造ために達成が必要な任務の一つ「戦術データ収集」において、対象艦となっているユニオン巡洋艦が軒並みオート適性が高く経験値収集がしやすいことから、他の計画艦よりも入手が比較的容易となっている。2020年7月からはユニオン駆逐艦も対象になったため、さらに入手性は良くなった。
指揮官、あなたも神に祈りを捧げるのか?(容姿・性格)
自由アイリス教国に所属している信仰篤い聖教騎士(タンプル・シュヴァリエ)。白と青を基調とした荘厳を感じさせる軽甲冑を着込んでおり、ぴっちりとした黒インナーが胸部装甲の大きさを強調している。更に胸ポチあり。このおっぱいで聖教騎士は無理でしょ。と思ってたら見習い騎士にも立派におっぱいな娘がいるため問題ない模様→フォルバン(アズールレーン)。手には青い柄の十字槍(パルチザン)が、身につけている艤装はいかにも聖属性な形をしており、見るからに「聖なる騎士」そのものといった出で立ちである。
敬虔な信徒であるからか自分にも他人にも厳しく、感情より任務を優先する融通が効かない性格。それ故に公平を要する仲裁が得意であり、それについては自身も認めているようである。日頃から神に信仰を捧げ、常に自身を律して清廉潔白であるように努め、上司である指揮官の雑務を積極的に引き受けつつ忠言も怠らない。まさに絵に描いたような宗徒であるが、それ故に敵対者や悪徳には容赦が無い。それは指揮官に対しても同様であり、失望時のセリフはかなり辛辣である。
第一期計画艦の中では着せ替え実装がもっとも遅くなり、ファンをヤキモキさせたが、2020年9月24日のアップデートで、3周年ドレス着せ替え「華麗なる聖騎士」が実装された。
Live2Dによるアニメーションは着替えタイトル通り華麗の一言。蝶が舞う中で椅子に少し場違いな感じに戸惑うように座るサン・ルイの姿は必見。もちろんどことは言わぬが柔らかそうに揺れてくれる。通常衣装では見えなかった鎖骨の付近にもホクロがあったりと新たな発見もある。1200ダイヤの代金はこの内容なら決して高くないと言えるので、聖教騎士の御姿に惚れた指揮官は直ちにお布施をショップに捧げるがいいにゃ。
戦いをもって平和をもたらす。
これこそ私ができるたった一つの役目である(性能)
攻撃、防御、機動力のバランスが高次元で整えられた重巡洋艦。特に攻撃性能が群を抜いており、ウィチタやサフォークといった火力おばけの面々にも引けを取らない。さらに重巡洋艦にありがちな防御面の難も克服しており、高い耐久力にあらゆる弾種に強い中装甲、回避値は全重巡洋艦の中で2位に位置付けられるなど優秀さが際立つ。
スキル1「徹甲加工榴弾」は榴弾属性の主砲の威力を上昇させるスキル。炎上の発生確率は低下してしまうものの、それを補って余りあるほど火力の強化が期待できる。主砲補正130%と合わせれば、駆逐艦や軽装甲の軽巡洋艦が相手であれば無双できるほどの活躍を見せてくれる。
スキル2「エンジンブースト」は回避バフを付与するスキルであり、自身の速力を上昇させ、更に戦闘開始から一定時間の間は回避値も上昇させる。重巡洋艦の欠点の一つである機動力を補うものであり、レベル最大であれば軽巡洋艦に匹敵する回避性能を持つに至り、速力の方は設備『改良型缶T3』を最大強化したものを装備しているのと同等の効果を持つ。40秒以上の戦闘になると回避アップ効果が切れてしまうが、元々ステータスが高水準なため然程気にはならない。
スキル3「対セイレーン特化改修」は計画艦共通のスキル。名前の通りセイレーン陣営に対する与ダメージがアップする。スキルレベルが存在せず、強化ユニットによる強化レベル上昇で取得・強化される。
全体的に攻守のバランスが取れた優れた性能を持っているが、一方で雷撃性能に関しては控えめに抑えられている。魚雷搭載艦では標準的な「魚雷装填数+1/開始時魚雷+1」を持っていないため、戦闘開幕での魚雷発射と魚雷のストックからの一斉発射が不可能となっている。素の雷撃ステータスも低めであることから瞬間火力に乏しく、戦艦を相手にした時には砲撃戦をしなければならないことから被ダメが大きくなりやすい。重巡砲の手数の少なさ故にシールドを展開する相手も苦手。また消費燃料も最大13と戦艦や空母に匹敵するほどの高燃費であるため、運用する際は燃料の残量に注意。
我らが神よ、等しく愛憎をくれ給え(史実)
フランス海軍が戦時中に計画したサン・ルイ級重巡洋艦の一番艦。第二次世界大戦の勃発により、巡洋艦の大きさを制限する軍縮条約が有名無実となったため、条約に囚われない大型の巡洋艦として計画された。
設計は当時のフランス海軍において最新の重巡であった「アルジェリー」を更に発展拡大させたものとなっており、完成の暁には他国の新鋭重巡にも引けを取らない性能が与えられる予定だった。しかし建造が承認されてからわずか2か月後にナチス・ドイツの電撃戦によってフランスが降伏してしまう事態となり、サン・ルイとその姉妹艦も全て建造中止となった。
ちなみに艦名の綴りは「Saint Louis」つまり「セントルイス」のフランス語読みである。直接の由来は13世紀フランス王国の聖王ルイ9世であり、中国語においてはサン・ルイの方が人名由来であることを強調した「路易九世」、セントルイスが「圣路易」とそれぞれ書き分けられている。
関連動画
関連静画
関連項目
- アズールレーン
- アズールレーン(陣営)/自由アイリス教国
- WoWsコラボ計画艦
- ネプチューン(アズールレーン)
- モナーク(アズールレーン)
- 伊吹(アズールレーン)
- 出雲(アズールレーン)
- ローン(アズールレーン)
- サン・ルイ(アズールレーン)←今ここ
- アズールレーンのKAN-SEN一覧
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