サー・クロコダイルとは、漫画「ONE PIECE」の登場人物である。
概要
王下七武海の一人。裏ではバロックワークスの社長「Mr.0」として、アラバスタ王国乗っ取りを企て暗躍する。
ジャンプ掲載期間にして2年強に渡って続けられた「バロックワークス編」、そしてその最後を締めくくる「アラバスタ王国編」の大ボスとして、麦わらの一味の前に立ちはだかる。
能力
自身の肉体を砂に変えることができ、他の自然系能力者と同様に物理的な攻撃は効かない。ただし、砂は水で固まるという性質があるため、体が濡れると普通に攻撃を受けてしまう。
攻撃方法もスナスナの実の能力から繰り出されるものが多い。代表技は「砂漠の宝刀(デザート・スパーダ)」。砂の刃で敵を切り裂く。射程は中距離程度。他にも砂嵐や流砂を発生させたり、掌で触れたものを干からびさせたりできる。
作中にて
※以下の内容はネタバレを含みます。
初登場以前
アラバスタ王国に隠されているという古代兵器「プルトン」に目を付け、アラバスタ王国を乗っ取り、それを手に入れ自身を元首とする軍事国家を作り出すべく、秘密犯罪会社「バロックワークス」を設立。そこから資金稼ぎや民衆の王国への不信感を煽る計略など地道な活動を続け、ついに王国乗っ取り計画を最終段階へと移す。
そんな彼の裏の顔をまったく知らない王国の人々は、むしろ彼を「国を海賊たちから守ってくれる英雄」として称えていたようである。
ウイスキーピーク編~アラバスタ王国編直前
その名前とシルエットと声のみが登場し、顔などはまだ見られない。作中ではわずかなやり取りがあっただけだが、それでも冷酷な人間性を感じさせるには充分であった。
アラバスタ王国編
いよいよ本格的に本編に絡む。
アラバスタ王国乗っ取り計画の最終段階である「ユートピア作戦」を決行し、自身も国王の下へ直接赴き、最後の仕上げを行おうとする。その過程にてルフィとの戦闘が発生し、2度までもルフィを退け、王下七武海の一角としての実力と風格を見せ付ける。しかし3度目の激突にしてついに敗れ、意識を失ったところを国家転覆の事実を知った海軍によって捕らえられる。こうしてアラバスタ王国乗っ取りの野望は潰え、同時に「王下七武海」の称号を剥奪される。
扉絵連載シリーズにて
扉絵連載シリーズ「ミスG・W(ゴールデンウィーク)の作戦名"ミーツバロック"」にちょっとだけ登場。海軍基地に拘留されている姿が描かれている。
作中にて脱走可能な状況になるも、「気が乗らない」という理由でそこに留まり続け、同じく留まったMr.1や直後に同じ場所に拘留されたMr.2ボン・クレー、Mr.3ともどもインペルダウンへ投獄されることになる。
インペルダウン編~マリンフォード編
インペルダウンにてポートガス・D・エースの救出に来たルフィと再会。既に処刑場へ護送されたエースを助けに行きたいルフィと、そこで起こるであろう戦争にて「白ひげ」の首を取りたいクロコダイルの利害が一致し、脱獄のために一時的に手を組むことになる。
マリンフォードでは白ひげの首を狙うも、ルフィや白ひげの部下たちに阻まれ、結局その刃は白ひげに届かなかった。また、終盤にはルフィをサポートするような行動も見られた。
その後はMr.1とともに新世界に入る。
再登場に当たっての懸念
インペルダウン編での再登場に当たって、読者の間で「ヤムチャ化」と「仲間化」の2つが心配された。
ヤムチャ化について
バトル物の少年漫画において、強さのインフレは必ずといっていいほど通る道である。
クロコダイルは大きな括りで見ても数シリーズ前の敵キャラであり、再登場までの間に強くなるために修行ができるような環境でもなかった。そのため更なる強敵が登場している現在において、その実力が通じるかどうか疑問視されるのも当然のことと言えよう。実際、インペルダウン脱獄中はほとんど解説役になってしまっていた。
本番ともいえるマリンフォード編では、目立った戦果は上げられないまでも、並み居る強豪たちに決して引けを取らない様を見せ、ヤムチャ化はなんとか最低限に収まったと言えるのではないだろうか。
仲間化について
前述の通り、一時的とはいえルフィと手を組んでいることから発生した、本格的・恒常的にルフィたちの仲間になってしまうのではないかという懸念である。
敵キャラが味方になるのもまた、少年漫画としてはよくあることである。しかしクロコダイルはこれまで、ギャグシーンも全くと言っていいほどない徹底した「悪役」として描かれており、そういった人物が仲間になるというのに大きな抵抗を感じる者も少なくなかっただろう。実際に、マリンフォード編の後半~終盤では、自身の利害を超越してルフィの手助けをしたと思えるシーンが存在し、その懸念は拡大している。
結局ルフィたちの仲間にはならなかったが、後のシリーズでの再登場を匂わせており、まだこの可能性も完全には否定されていない状況である。
実は女性?疑惑
人の性別さえも自在に変えてしまうエンポリオ・イワンコフと何らかの因縁があることが明らかになっており、そこから「実はクロコダイルは女性で、イワンコフによって性別を変えられているんじゃ?」という疑惑が浮上している。
第0話にて22年前のクロコダイルと思われる人物が1コマだけ描かれているのだが、これが後頭部のみで、顔立ちや体格などがちゃんと見えないというのがこの疑惑に拍車をかけている。
しかしコミックス63巻で子供時代の七武海が描かれたことで、女性疑惑はほぼ潰えてしまった。
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関連項目
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読み:サークロコダイル
初版作成日: 10/12/25 00:11 ◆ 最終更新日: 12/02/05 00:59
編集内容についての説明/コメント: 関連項目に「バロックワークス」を追加。あと、「クロコダイン」は名前が似ているだけだと思うので削除。
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