ザラガスとは、特撮テレビ番組『ウルトラマン』に登場した怪獣である。
攻撃を受けると体質を変化させて強くなるという特徴を持つ。体の突起から放つ強力な閃光が武器。
スーツはゴモラ、泣き声はウーのものを使いまわし加工している。
後に映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』『ウルトラマンギンガ』にも登場。
変身怪獣:ザラガス | |
登場作品 | ウルトラマン |
登場エピソード | 第36話「射つな!アラシ」 |
身長 | 40メートル |
体重 | 20000トン |
概要
第36話「射つな!アラシ」に登場。
初めは姿を見せないまま、閃光で次々と人々を失明させていた。姿を現した後、科学特捜隊の攻撃で倒れたかに見えたが復活、攻撃を受けると強くなることが判明する。
その後逃げ遅れた子供たちを守るためにアラシが撃ったQXガンをくらいさらにパワーアップ。ウルトラマンとの戦いでも得意の閃光で失明させて追い詰めるが、アラシの単騎特攻とウルトラマンのスペシウム光線の連続攻撃を受け完全に倒された。
外見的な特徴としては
などがある。
同じく「攻撃を受けるたびに強くなる」という怪獣に、ウルトラマンマックスの「完全生命体イフ」がいるが、限りなく無敵に近いイフと比べてザラガスは「体質を変化させる際、瞬間的に無防備になる」(脳にダメージを受けると能力を発揮できないという説も)という弱点が存在し、決して倒せないわけではない。
またザラガスの放つ閃光には6000万カンデラの威力がある、という設定がある。自動車のヘッドライトが22万カンデラ以下と定められているので、まともに見れば失明どころではすまないだろう。
バルス!!!
以降のウルトラシリーズに登場するザラガス
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE
映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場し、レイのゴモラと戦う。今回も初代と同様にゴモラのスーツを改造しており、スーツの改造元と戦うシリーズを通しても珍しいパターンとなった。
最初から背中の甲羅は剥がれており、背中の突起から出す閃光でゴモラを怯ませる。しかし特に視力を奪った様子はなく、弱点もばれていたため、ゴモラのしっぽ攻撃を脳天に食らったあと超振動波を受けて爆散した。
ウルトラマンギンガ
桑原伸吾(演:阿部翔平)がダークライブし、美鈴がウルトライブしたレッドキング、及びウルトラマンギンガと戦った。
今回は甲羅をつけた状態で登場し、レッドキングとの戦いで甲羅を外して突起を露出させた第2形態に、ギンガが戦闘に参加すると本作で初登場となる突起からトゲを生やした第3形態となった。頭部の角とトゲからは電撃を放つことも可能。
トゲを突き刺して電撃を浴びせることでレッドキングを倒すが、ギンガクロスシュートを受けて倒された。
関連動画
22:20ぐらいから
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なお、ザラガスが登場する第36話では、科学特捜隊のアラシ隊員にもスポットライトが当てられている。
今話の主人公ともいえるアラシが、ザラガスを攻撃したことにより謹慎処分を受け責任を感じ、一人ビートルでザラガスに挑み、最後はイデの発明したQXガンでウルトラマンの危機を救う、なかなか熱い展開になっている。
アラシが謹慎を解かれる際、科特隊の誓い第4条を暗唱するシーンは隠れた名場面。
「科学特捜隊員は、いかなる場合といえども命令を守り、命令に従って行動し、自分に与えられた責任を果たします!
科学特捜隊員は、いかなる場合といえども命令を守り、命令に従って行動し、自分に与えられた責任を果たします!
科学特捜隊員は、いかなる場合といえども命令を守り、命令に従って行動し、自分に与えられた責任を果たします!
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