概要
「COSMO BLAZER」(2012年11月17日発売)で登場したカード。
エクシーズ・効果モンスター
※「COSMO BLAZER」収録のカード(CBLZ-JP053)による
ランク1/光属性/魔法使い族/ATK 200/DEF 2100
レベル1モンスター×2
このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
また、このカードを対象とする魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
攻撃性能はまるでないが、高い守備力と戦闘破壊耐性、対象をとる効果への耐性を持っており、壁としての活躍が期待できる。何もせずに動かないその姿はまるでニート。
初の素材2体でエクシーズ召喚できるランク1モンスター。そのため、「金華猫」や「イービル・ソーン」なら手札1枚からエクシーズ召喚できる。ほかにも、効果を使用した後の「D・モバホン」なども素材にいい。必要な素材が2体なので、エクシーズ召喚が容易。ただし、能動的に素材を取り除けない都合上、「黄泉ガエル」などの使いまわしたいタイプのカードを素材にした場合、しばらく使えなくなるので注意が必要。
守備力は2100あるので、「サイバー・ドラゴン」や「フォトン・スラッシャー」などの攻撃を耐えることができる。1ターンに1度だけの戦闘破壊耐性もあるので、高攻撃力モンスターの攻撃も1回だけなら耐えられる。
対象をとる効果全般への耐性があるので、除外なども含め、除去を受けにくい。しかし、対象をとらない全体除去などには弱い。また、カウンター罠も防げない。「エクシーズ・トライバル」を使えば破壊からは守ることは可能だが、素材を1つでも使うと「エクシーズ・トライバル」の効果を受けられなくなってしまうため、安定しない。
何度も高攻撃力モンスターの攻撃を受け続けたり、対象をとらない効果や、対象をとるものであっても何度もしつこく使われるとさすがに耐えられないが、このカードのために相手がそこまでしてくれたら十分であるのかもしれない。
デッキの中心として使うタイプのカードではないが、レベル1のモンスターを使用する場合には採用してもいい。
現在はダストン・ゴーストリックなど、防御向きのレベル1モンスターや相性のいいカテゴリーが登場しているため、採用デッキの幅も増えている。但し、ダストンに採用する場合は、手札事故でこのカードを含むランク1エクシーズが出せないまま、デュエルが進行してしまう可能性が少なくない点に注意。
名前の由来は恐らくshiny(光る、輝くの意を持つ形容詞)から。光属性なのもそこからだろう。
後ろのニートがNot in Education,Employment or Trainingの略だなんてことはまさかないだろう。しかしベッドに寝そべっているその姿はまるでそれのよう。「エクシーズ・トライバル」のイラストで「アルケミック・マジシャン」に無理やり引っ張りだされそうになっているその姿は……引きこもり?
頭のゴーグルや色とりどりのフラスコなど、「アルケミック・マジシャン」との関係を思わせる。
寝そべりながら実験をしている。ベッドのまわりにものが散らばっていたり、片づけはあまり得意でないらしい。
もしタッグフォース7があれば、「ニュート」と共にVのパックに収録されるんじゃないかとか何とか(Vはニートという一部ネット上でのネタを嫌う人もいるのでその点は留意する必要がある)。
ネット上では、CMで情報が明かされた直後からニートの部分が話題になっていた。このカードや「エクシーズ・トライバル」のイラストを見るに、スタッフも狙ってやっているのかもしれない。守備力2100もニー(2)ト(10)のごろ合わせだろうか。ただ、このカードは攻撃性能はないものの、守備力や耐性は十分にあるので防御面では十分に働いてくれる。
本当に穀潰し(エクストラ枠潰し)というわけではない(もちろん全くレベル1モンスターの無いデッキに入れればそうなってしまうが、これはどのモンスターにも言えることである)。
少々無理やりだが、「右手に盾を左手に剣を」などを使えば攻撃力を2100にして攻撃に参加させることもできなくない。実用性はまるでないので、ネタとしてどうぞ。
登場から1年たったから本気出す
なんと、 「LEGACY OF THE VALIANT」(2013年11月16日発売予定)でこのカードの派生カードである「ダウナード・マジシャン」が収録されることが決定した。
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/魔法使い族/攻2100/守 200
魔法使い族レベル4モンスター×2
このカードは自分のランク3以下のエクシーズモンスターの上に
このカードを重ねてエクシーズ召喚する事もできる。
この方法によるエクシーズ召喚は自分のメインフェイズ2にしかできない。
このカードの攻撃力は、このカードのエクシーズ素材の数×200ポイントアップする。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードが戦闘を行ったダメージ計算後、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く。
外見は「シャイニート・マジシャン」がやる気を出して何らかの実験をしているように見える。一部の人には残念なことにつるぺたではなかった。ステータスも攻撃力守備力属性が元と反転している。
性能はランク3以下対応の《迅雷の騎士ガイアドラグーン》とも言うべき効果であり、 効果を使用した《虚空海竜リヴァイエール》のフォローやローレベルデッキでも手軽に《RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース》のギミックを組み込めるようになった。
ただし、ガイアドラグーンと比べると数々のデメリットがあり、特に貫通効果を持つのにランクアップできるのがメインフェイズ2と遅く、相手のターンを生き残らなければその効果を使用できない。私がメイン1にランクアップできないのはどう考えてもガイドラが悪い。やっぱやる気ないだろとか言うな!
名前の元ネタは「ダウナー(downer)」と「ナード(nerd)」の掛詞だろう。
downerはうんざりさせる人、nerdは俗称で「コンピュータ関連の知識が豊富で社交性に乏しい人=オタク」を意味し、併せると「根暗オタク」だろうか。
関連動画
関連静画
関連商品
関連項目
- 1
- 0pt