シュウとは、漫画「北斗の拳」に登場する南斗聖拳の使い手である。
概要
南斗六聖拳のひとつで、南斗聖拳の中でも異色の足技を主体とした拳法、南斗白鷺拳(なんと はくろけん)の伝承者。
「仁星」の宿星を背負う男で、武力主義者の多い作中でも数少ない人格者のひとりである。
ケンシロウの少年時代のエピソードで、北斗と南斗の他流試合「南斗十人組手」の十人目の相手として立ちはだかった。年齢と経験の差もあり軽々とケンシロウを打ち負かすが、対戦後、彼の中に光り輝く“可能性”を見出し、南斗の掟により処刑されるはずだった彼を自ら両目を潰すことで助命するよう懇願した。
(また、この出来事がきっかけで、シュウは「仁星」の宿命に目覚める。)
本編では“聖帝軍”を組織し暴虐を尽くすサウザーに対し、平和を願うレジスタンス(反乱軍)を率いて対抗する。
サウザーとの闘いで深手を負ったケンシロウを保護し、軍を率いて乗り込んできたサウザーに挑む。サウザーの眼前まで詰め寄るも、女子供100人を人質に取られ、あと一撃を見舞うことが出来ず、逆に足の筋を斬られ敗北する。聖帝十字陵へと連れて来られたシュウは、人質の命と引き換えに十字陵の頂に置く聖碑をその足のまま頂上まで運ぶことを命じられる。
頂上にたどり着いた後、聖帝軍の放った矢と、サウザーの投げた槍に貫かれるが、このとき奇跡的に視力が復活し、駆けつけたケンシロウと対面する。「乱世にあまねく光をもたらせ」とケンシロウを諭すと、聖碑に潰される形で壮絶な最期を遂げる。
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関連項目
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