シュレリアとは、ガストとバンプレストの共同開発によるPS2用RPG『Ar-Tonelico 世界の終わりで歌い続ける少女』 通称『アルトネリコ』のヒロインである。
ルートヒロインと主人公ライナーが旅立つ間際に「行かないで!!ごめんなさい、私・・・・、私・・・・ライナーと一緒に居たい・・・・」という告白を行い、その際に受入れることでシュレリアエンドにたどり着けるという事から、そのエンディングは『寝取りエンド』とも呼ばれている。
概要
ヒュムネコードは『EOLIA_ANSUL_ARTONELICO(エオリア・アンスル・アルトネリコ)』
アルトネリコの舞台となる惑星『アル・シエル』の神である『エル・エレミア三謳神』達の長女でフレリア(メタ・ファルスの神)ティリア(ソル・クラスタの神)という妹がおり、ゲームの舞台ソル・シエールのすべてのレーヴァテイルの祖でもあるレーヴァテイル・オリジン。
第一期当時のアルトネリコ計画の主任科学者エレノ博士の娘で幼くして事故で命を落としたシュレリアと名前こそ同じだが、エオリアは娘とはまったく似ても似つかない、だが人ではない生命に自分の娘の名前を与えることで、人と同様に愛を持って接することができると考えたためにそうした。(エレノ博士のレーヴァテイル思想は「愛といった正の感情が想い(=力)を強くする」というものと考えていたため。)
後にそのことを知ったシュレリアは、以後も大切な名前としてシュレリアと名乗るようになる。
第三期以降は度々人間の住むホルスの翼という空中大陸の歴史に介入しており、その都度別人を称しているらしい。
通常は、リンケージという甲冑をまといアルトネリコの頂上にあるリンカーネイションからソル・シエール世界を管理しているが、ソル・シエールに異常が発生すると聖地であるプラティナまで降りてきて、エレミアの騎士達と共に、問題解決にあたる。
リンケージをまとっているときは、『才女』『神々しい偉大な指導者』『女神』という言葉が似合う強大な存在だが、いざ、リンケージを脱ぐと、『幼児体型』『運動音痴』『方向音痴』等の弱点が露わとなる。
まあ脱リンケージ時のシュレリアに関しては、『どこでもいっしょ』の井上トロの様な娘と思えばいいであろう。
尚、人格面では、真面目だが、無意識下で他のレーヴァテイルのコスモスフィアに現れて主人公に告白したりと、結構無茶苦茶な所がある。
ちなみに末妹のティリアとは過去二回面識があるらしいが仲は悪いらしい。
元々はディレクターの土屋曉がTRPG用にアルトネリコの原型となる世界を作った時から存在しており、外見以外の設定はほぼそのまま受け継がれている。(魔法を紡ぐ女神→レーヴァテイルオリジン等の変更はあるらしいが)
また『アルトネリコ』と同世界(の別の惑星)の話である『アルノサージュ』では管理者になったばかりのシュレリアが登場した。
ちなみにこちらにもシュレリアエンドと呼ばれるEDが存在するが、その内容はヒロインと相思相愛の主人公にシュレリアが告白してそれ受け入れると辿り着くという、またしても『寝とりエンド』と呼べるものだった。
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関連項目
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