ショゴスとは、無機質から造られた“人造召使い”であった。
概要
初出は「H.P.ラヴクラフト」の著作『狂気山脈(狂気の山脈にて/原題:At the Mountains of Madness)』。
作中では可塑性の高い電車大のアメーバのように描写されている。
元々は、太古の地球に飛来した「古のもの」によって生み出された奉仕種族であったが、
次第に自己を確立するようになり、主である古のものにも制御ができなくなっていった。
古のものは太古の南極に、その居留区を置いていたが地球の環境変化と、
文明───人類のそれとは異なる───の頽廃によって種としてのポテンシャルが低下し、
ショゴスの叛乱もあって、残存している固体の大半が人工冬眠の状態にある。
そのため、ショゴスは“ほぼ”野放し状態であり、魔術師の求めに応じて姿を現す事もある。
ゲームなどにモンスターとして登場する事もある(ペルソナ2など)が、本来は、普通の人間では、
太刀打ちできる代物ではないので、遭遇した場合は即座に逃走する事を勧める。
旧支配者(古のものがこう呼ばれる事もあるが、ここでは蕃神、所謂「外なる神々」を指す。)などと違い、
その冒涜的な外見を除けば、SAN値に対する影響は少なく、むしろ物理的な脅威の方が大きい。
なお、小説とゲーム(TRPG)では設定が著しく異なり、以下にそれを記す。
◎小説
大きさ、色、形、硬さ、質感を自由に変えられる可変生物。ある王子の依頼でショゴスを探していた男はツァトゥグァのペットだったショゴスを盗むが、森に隠しておいて王子に報告している間に暇を持て余したショゴスが森全体と隣接する町全てを一呑みにしてしまった。又、ある女子大生はマリリン・モンローに変身させて町を歩かせたがモンローそっくりな女性としか、皆、想わなかった。人間に変身した時は普通に言葉を話せる。
ロバート・ブロックの「無人の家で発見された手記」で怪しい男に変身して主人公達と会話した存在もショゴスと呼ばれている。
年を取れば取る程、巨大になる。又、自我や知能の発達は個体差がある。
ミスカトニック大学では一般の学生の耳にもその名が入って来る程、オカルト関係では有名な生物となっている。
形は変えられるが大きさはそのままで変身出来ない。唯一、司令塔に当たるショゴス・ロードのみ人間らしい姿に化けられる。
ロバート・ブロックの「無人の家で発見された手記」で怪しい男に変身して主人公達と会話したショゴスと呼ばれている存在はシュブ=ニグラスの千匹の仔山羊の一体である・・・はあ?
え~、ゲーム(TRPG)ではラヴクラフトの創造物に関して基本的にラヴクラフト作品に登場した設定と、ゲーム側で設定したもの、それにゲーム側の行った設定に則したもの以外は認めていない様なので、こうなったようです。
テケリ・リ
ショゴスを扱う上で欠かせないキーワードのひとつ。
元ネタは「エドガー・アラン・ポォ」の著作『ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語
(原題:The Narrative of Arthur Gordon Pym of Nantucket)』に登場する、
南極に生息する純白の巨鳥が発する鳴き声。
ラヴクラフトがポォの影響を受けていた事もあって、ショゴスの鳴き声として採用したものと思われる。
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関連項目
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読み:ショゴス
初版作成日: 09/07/18 08:36 ◆ 最終更新日: 12/04/15 01:07
編集内容についての説明/コメント: ショゴスについての解説
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