ショックアロー(SHOCK ARROW)とは、コナミの音楽ゲーム、Dance Dance Revolution(以下DDR)に登場する特殊な矢印オブジェの名称である。
概要
DDRXにて初登場。他の矢印オブジェとは逆で、踏みっぱなしも含め踏んではいけないという特徴がある。SPでは4つ、DPでは8つの全ての矢印が一列に並び、白色と水色で電流を帯びたような見た目をしている。よって、ショックアローが流れて来た際には全てのフットパネルから足を離さなければならないことになる。
ショックアローがステップゾーンに来たときに、フットパネルを踏んでいなければOK判定と共にゲージと1コンボが増加し、踏んでしまうとNG判定と共にコンボ切断とゲージの減少が起こる。更にNG判定時には感電したような音がして、一瞬画面のアローが見えなくなるという演出がなされる。
ショックアロー譜面
現在ショックアローを含むのは特定の曲のCHALLENGE譜面に限られ、かつAC版ではショックアローを含むことが難易度選択時に分かるように工夫されている。そのためか、ショックアローをOFFにするオプションは存在しない。
CHALLENGE譜面といってもいわゆるおまけ譜面的な扱いで、版権曲などではBASICやDIFFICULT程度の低めの難易度に抑えられている。一方でボス曲では最高難度の意味合いが強くなっており、全体では難易度4~18の幅広い譜面が存在している。また、DDRX2においては、ビリビリつながりのonly my railgunや、ショックアローをジャンプで避けることでムービーのキャラクターとシンクロするsmooooch・∀・など、遊び心のある選曲もなされている。
なお、CS版DDRXではEDITでショックアローを使用することができないため、現時点で公式の方法でショックアローを含む譜面を作成することはできない。どうしてこうなった。
ショックアロー譜面の存在する楽曲一覧
ニコニコ大百科に記事、または同シリーズや原曲の記事に記述がある曲のみを挙げる。
(2017年8月現在、アルファベットソート順)
ショックアローの対処法
対処法としては、大きく分けて「ジャンプする(両足を接地させない)」と「銀色の金属パネルの部分(いわゆる銀パネ)を踏む」の二つが考えられる。
前者は感覚的には簡単であるが、ショックアローの判定が見た目よりも広いため、踏み切るタイミングを誤るとNGになってしまうことも多い。加えて高難度の譜面になると、通常のアローに短い間隔でショックアローが流れてきたり、ショックアロー部分で譜面停止したりするものもあり、次第にこちらの方法では対処できなくなってくる。
一方、後者は普段足を置かないフットパネル以外の部分を踏むため、馴れないとスムーズに足を運ぶことができないが、全ての譜面に応用可能な方法である。高難度の譜面はこのようなステップを前提に作られており、いかに頭の中でショックアローの部分を中央や四隅の金属パネルに置き換え、交互に踏めるかが重要になってくる。
いずれにせよ、ショックアローはこれまでと異なる思考や足運びが要求されるために得意不得意が分かれ、しばしば上級者をも悩ませている。
関連動画
プレイ動画
悪い例
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関連項目
外部リンク
- DDR制作チームブログ(ショックアローの仕様について)
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