その設定から、平成ウルトラシリーズにおけるレッドキング的な立ち位置の怪獣である。
ウルトラマンティガに登場したシルバゴン
別名 | 剛力怪獣 |
身長 | 65メートル |
体重 | 7万5000トン |
出身地 | 異次元 |
ミステリースポット「獅子鼻樹海」の先にある異次元空間に生息していた怪獣で、頭に二本の巨大な角を持ち、全身が鱗のような銀色の皮膚でおおわれている。瞳のない目が特徴的で、敵を倒すとドラミングするお茶目で好戦的な性格。
最大の武器は300万馬力もある怪力。頭突きや噛みつき、尻尾の一撃などの格闘戦が大得意で、縄張り争いをしていた怪獣ガギⅡのバリヤーを叩き割り、ほぼ一方的にかみ殺している。また、防御力も非常に高く、ウルトラマンティガのゼペリオン光線にすら耐えきってしまうほど。
パワータイプのティガですら圧倒するほどの非常に強力な怪獣なのだが、視力が悪く、動いていないものを認識できないという致命的な弱点がある(事実、家族旅行の途中で迷い込んできた家族の乗用車を追い回していたが、ガス欠で動けなくなった途端に退散してしまった)。
この点を看破され、ティガにだるまさんがころんだの戦法をしかけられて混乱した隙にウルトラヘッドクラッシャーで頭を地面に埋め込まれて動きを封じられ、上空からティガ・バーニングダッシュを受けて倒された。
なお知能も意外と高く、ティガのゼペリオン光線やタイプチェンジのポーズを真似をして何もおこらず駄々をこねるというユーモラスな一面もあったりする。
後に登場したゴルドラスはシルバゴンの同族でボス格と言われている。
ウルトラマンダイナに登場したクローンシルバゴン
別名 | 剛力怪獣 |
身長 | 67メートル |
体重 | 7万6000トン |
出身地 | 怪獣島 |
TPCのオオトモ博士が密かに「ティガ」のシルバゴンのDNAから作り出したクローン怪獣として登場。オリジナルと違い体は青くなり、弱点だった視力は遺伝子操作で改善されたものの防御力はかなり落ちており(スーパーGUTSの手持ちの武器ですらダメージを受けてしまうほど)、オリジナルと比べると性能は弱め。
トレーニングのためにクローンシルドロンと対決し、シルドロンの防御を力ずくで吹き飛ばすなど圧倒して倒したが、スーパーGUTSが博士の研究所を攻撃してきたため防衛に投入されたネオザルスと戦闘になる。しかし、ネオザルスの圧倒的パワーに投げ飛ばされ、ホーミングビームにより粉砕されてしまった。
大決戦!超ウルトラ8兄弟に登場したキングシルバゴン
別名 | 超剛力怪獣 |
身長 | 70メートル |
体重 | 7万9000トン |
出身地 | 異次元 |
スーパーヒッポリト星人が操る怪獣で、シルバゴンに生体改造をして強化したものである。元のシルバゴンと違い、頭がより大きく、首が長く若干前傾姿勢の恐竜体型になっており、背中のトゲがやや長く伸び、全身の鱗のような皮膚が尻尾にも行き届いている。また目には瞳が入っており顔つきもより恐ろしい印象に見える。
初代のシルバゴンは視力が弱く動かないものを判別できなかったが、生体改造によりそれが克服されている。攻撃を寄せ付けない強靭な皮膚と470万馬力の怪力(通常のシルバゴンの300万馬力より上)を持ち、強力な角による頭突き攻撃と口から放つ絶大な威力を誇る青色火炎弾『デモリション・フレイム』を得意技とする。
キングゴルドラスと共に横浜の街で破壊の限りを尽くし、現れたウルトラマンティガを数の暴力で追い詰めるが、覚醒したウルトラマンダイナとウルトラマンガイアが加わり三つ巴の戦いになる。自身はダイナと交戦したが、ソルジェント光線で倒されてしまった。
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