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シロサト

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シロサトとは、pixivやニコニコ静画などで活動している絵師である。

素材として、主に東方projectのキャラクターを用いる。

概要

2009年 11月10日、【東方】Bad Apple!!　PV【描いてみた】でニコニコデビュー。初投稿にして東方カテゴリランキング 2位につけ、その後も再生数を緩やかに伸ばし続ける。2012年 1月21日5:59分、100万再生を達成。

東方キャラクターを柱に置き、ニコニコ動画で人気のある多種多様なネタを組み合わせるスタイルにより、現在まで５００枚を超える作品を生み出している。

作風

シロサトの作風は、端的に言えば模倣(パロディ)である。

多くの要素を集め、良質な発想を導くよう想念を巡らせることで、それらを最もよき繋がりへと配列していく。扱うネタはマイナーなものから世間一般に評価されるものまで幅広く揃える。作品の傾向としては、その殆どがギャグ（下ネタを含む）であり、読者の笑いを誘うものであるが、中には、ほのぼのとした情景を描いたものや、はかなさを直感させるものもある。

他者の創作物を自らの創造性でもってひとつの作品に繋いでいくという意味において、彼の行う創作行為はメタクリエイション(二次創作)である。

画風

編者の知識不足により言葉での表現は難しいが、おおまかに言えば模写(トレース)である。

模写の対象となる作品を忠実になぞろうとする痕跡を伺える。アニメや漫画などに出てくるキャラクターであれば、おおよそ似たような風に仕上げることが可能である。三次元の物体を描く場合でも、その人物の肌の質感まで再現しようと奮闘する様子を伺える。MMD ダンスなども例外ではなく、踊っているキャラクターの立体感から機械的な背景まで、その雰囲気のすべてを作品の中に閉じ込めている。

作品中に描かれるキャラクターは東方projectを基本としており、ほのぼの、シリアス、下ネタ、キャラ合成など、ネタ化を通じて原作とは登場人物の色が異なることもある。これまで大きな問題が起こったことはないものの、場合によっては、その作品やジャンルを好む方々の寛容さが鍵となることもあるだろう。

扱うキャラクターについて

作品全体を通じて登場するキャラクターに偏りがあるわけではないが、最近の傾向でいえば、美鈴、ルーミア、妖夢、うどんげ、てゐ等の登場回数が多い。

東方旧作や直近のタイトルを除いて、ほぼ全ての東方キャラクターが作品内にて描かれている。可能な限り多くのキャラクターを描くことを意識しているのか、それとも描くのが苦手なキャラクターが少ないのか等は定かでないが、以前にシロサトが投稿していたDA☆ZEの谷のマリサでも、ほぼ漏れなくすべての東方キャラクターを作品中に登場させている。