シンカリオン H5はやぶさとは、テレビアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』及びタカラトミーから発売されているロボット玩具シリーズに登場するロボットである。
概要
ベースは新幹線E5系はやぶさを踏襲したH5系はやぶさ。巨大怪物体との戦闘激化及び遠方地からの出現を予測して北海道に配備されたシンカリオン。E5はやぶさのスピードや敏捷性をそのままにYHS(ユーバリ・ヒート・システム)と呼ばれる発熱システムをボディやカイサツソードに内蔵することで寒冷地での戦闘を可能にしている。
基本的な性能はE5はやぶさと同じであり、3両編成の新幹線モードから先頭車両と後尾車両が変形してシンカリオン本体となり、中間車両がカイサツソードやウイングが収納されている武器庫となっている。
E5はやぶさとの外観上の違いは、ヘッドパーツが海道に飛来する「シロハヤブサ」をモチーフにしたH5系のロゴマークをベースにしたデザインとなったこと、ボディにオレンジ色のパーツが入っていることである。また、E5はやぶさと違って運転士とシャショットのインターロックを必要としておらず、グランクロスを放つことはできない。そういったいきさつと運転士の発音ミクが剣道を得意としていることもあり、E5はやぶさよりも剣を使った接近戦が主体となっており、剣士を思わせるようなポーズを取る。
初めて女の子が運転士を務める機体であり、初音ミクをモデルとしたキャラクターが操縦するシンカリオンとして注目されたが、大人の事情もあってか他のシンカリオンと比べて出番が少なく、第2クール以降はブラックシンカリオン戦、カイレン戦、ブラックシンカリオンオーガ戦くらいしか登場しなかった。劇場版では、冒頭でゴジラを相手に戦闘をしている。
必殺技・武器
- カイサツソード
- E5の持つカイサツソードと基本は同じで、相手をビーム上の改札機に封じ、横一線に切り裂く。ミクが剣道を得意としていることから、H5のほうが剣捌きが素早い。E5と違って剣の色はオレンジ色で、光の改札機の色もクリアオレンジに輝く。
- YHS:ユーバリ・ヒート・システム
- H5はやぶさのボディ及びカイサツソードに搭載されている寒冷地仕様の発熱システム。機体およびカイサツソードを暖めることによって寒冷地である北海道でも機体の性能を最大限に発揮できるようになっている。発動させると、頭部排気口やバインダー、フロントアーマー内部などの一部がオレンジ色に発光する。
- ダブルカイサツソード
- 同じカイサツソードを武器とするE5はやぶさとの合体技。E5の運転士であるハヤトとH5の運転士であるミクの息の合った連携によって放たれる切れ味抜群の一撃。剣2振り分の拘束力と斬撃により怪物体を撃破可能にしている。
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