シンカリオン E3つばさとは、テレビアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』及びタカラトミーから発売されているロボット玩具シリーズに登場するロボットである。
概要
多彩なカラーリングを誇るE3系つばさがベース。"フル規格新幹線"車両をベースにしたシンカリオンが入線できない山形新幹線区間をカバーするための山形局地戦専用シンカリオンとして開発された。
変幻自在の戦いを得意とする忍者シンカリオンであり、起動性能が高く、素早い動きと忍術をベースにした体術で敵を翻弄する。新幹線モードは3両編成となっており、先頭車両と後尾車両が変形して本体となり、中間車両は武器庫となっている。アニメ放送前に発売された玩具版では、フレアウイングとアイアンウイングの2機が兄弟機と登場しており、タッグでの攻撃や連結モードと呼ばれるリンク合体が主体となっている。月山シノブが運転士として操縦しているのは複数ある同型から1000番台の新塗装車両『おしどり』を採用したものである。
E6こまちと同じく機動力で相手を翻弄して牽制するコンセプトを持つが、こちらは火力支援ではなく中・近接攻撃と格闘を重視する。そのため、相手が重量級かつパワータイプでは一点特化した技が外れた途端に体術で攻めても致命の一撃が足りず危機に陥りやすい。なお、本来は山形支部所属の機体だが、作中でシノブが大宮支部に常駐するようになったことで実質大宮支部が管理、整備をしている。
アニメ48話の戦闘で大きなダメージを受けたことでしばらくの間運転不能となり、カイレンとの決戦までの間、兄弟機であるアイアンウィングに出番を譲ることになる。新シリーズに入ってからは修理が完了し、再びシノブの愛機として運用される。
作中では、E6こまちとのリンク合体を実現させている。詳細は「シンカリオン E6こまち」の記事を参照。
必殺技・武器
- フミキリシュリケン
- 遠近両用である専用武器。通常の戦闘時は手裏剣を両手にひとつずつ装備しているが、必殺技「月山流手裏剣術必殺フミキリシュリケン」として使用する場合は、ふたつを合体させて大きな手裏剣を作り、投法することで敵を倒す。
- 専用装備
- 特に名称はないが、掌から煙幕を放ち手首のウィンチを使用することで戦線を離脱する。また、腕から射出した連結部分をアンカーやワイヤートラップに利用することができる。
- 分身の術
- 複数の幻影で敵を翻弄する、忍者の末裔であるシノブならではの技。
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関連項目
外部リンク
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