シーホース三河とは、愛知県刈谷市を本拠地とするバスケットボールクラブ、及びBリーグに所属するプロバスケットボールチームである。
概要
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2016年のBリーグ開幕を契機に誕生したバスケットボールクラブである。
愛称の「シーホース(SeaHorses)」とはタツノオトシゴのことである。徳川家康が生まれた岡崎城が「龍城」と呼ばれていることと、アイシン精機株式会社の男子バスケットボールチームとして創設した頃より応援し続けた当時のアイシン精機名誉相談役である豊田稔の誕生年が辰年であることに因んで命名される。また、この愛称には『龍のように強く、勇ましく成長して欲しい』と言う願いが込められている。
トップチーム略歴
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- 1947年、アイシン精機株式会社の男子バスケットボールチームとして創設。
- 1988年シーズンに全日本実業団バスケットボール競技大会で準優勝し日本リーグ(旧JBL)2部初昇格(※当時の優勝チームは現在の豊通ファイティングイーグルス名古屋)。現在の愛称はこの時に付けられ、チーム名称を「アイシン精機シーホース(Aisin Seahorses)」とする。
- 1995年、日本リーグ1部に昇格。この頃から秋田経済法科大学(現:ノースアジア大学)男子バスケットボール部でヘッドコーチをしていた鈴木貴美一がヘッドコーチとして招聘される(ただし、彼は途中で日本代表チームのヘッドコーチに2度招聘されている)。
- 2000-2001年シーズン、チーム名称を「アイシン精機 アイシンシーホース」に変更。特に深い意味は無い。
- 21世紀に入ると2001-2002年シーズンには新しく開幕したJBLスーパーリーグでレギュラーシーズン1位、2002年には天皇杯全日本バスケットボール選手権大会(オールジャパン)初制覇、2002年-2003年シーズンにはJBLスーパーリーグ初制覇(※日本のトップカテゴリリーグ初制覇)と、新たな強豪チームとして名を馳せる。
- 2002年、廃部になったいすゞ自動車ギガキャッツ(現:横浜ギガスピリッツ)から『ミスターバスケットボール』の異名で知られた佐古賢一がプロ契約選手として加入。
- 2003-2004年シーズン、JBLスーパーリーグ2連覇。2005年、オールジャパン4連覇。黄金時代が到来した。
- 2013-2014年シーズン、チーム名称を「アイシンシーホース三河」に変更。
- 2016-2017年シーズン、プロ化し現在に至る。
小説『ファイブ』
アイシンシーホース時代について執筆されたノンフィクションバスケットボール小説。この作品では佐古賢一が主人公的立ち位置となっている。また、この小説を原作としたNHKで放送された実写ドラマ作品とビックコミックにて連載された漫画作品がある。漫画版は単行本があるものの絶版しているので、中古本ショップ等で観かけたら是非手にとって読んでみてほしい。
ただ、「ノンフィクション」としておきながら、色々ツッコミどころがあるようなので(※特に旧JBL時代から国内リーグとその記録をチェックし続けている人ならすぐに分かる部分がある模様)、「半分ノンフィクションで半分フィクション」な作品だと思って読んだほうがいいかもしれない。
関連動画
スポーツナビの動画一覧でも観てろ。(訳:当チームのは全くない。誰か投稿して差し上げろ。)
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- Bリーグ
- 愛知県 - 刈谷市
- 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ/三遠ネオフェニックス(※2チーム共に愛知ダービーでの相手)
- アイシン精機(※親会社。トヨタグループの主要会社)
- アイシンAWアレイオンズ安城(※B3リーグ所属チーム。親会社のアイシンAWはアイシン精機の子会社)
- アルバルク東京(※B1リーグ所属チーム。親会社のトヨタ自動車は言わずと知れたトヨタグループの中核会社)
クラブ公式サイト
関連サイト
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