ジェノサイド (genocide) とは、国家・民族・人種集団を計画的に破壊・抹消することである。転じて、殲滅、皆殺し、無差別大量殺人などに対しても使われる。
概要
ギリシャ語の「種族」(γένος)とラテン語由来の「殺害」(-cide)の合成語であり、ユダヤ系ポーランド人の法律家ラファエル・レムキンによって1944年(諸説あり)に造られた言葉。
国際的には、国際連合で採択された「集団殺害罪の防止および処罰に関する条約」(ジェノサイド条約)で定義されている。
曖昧さ回避
- ズームより発売されたアクションゲーム。
- GENOCIDE(BEMANI) - 音楽ゲーム『beatmania IIDX』の楽曲。アーティスト名は「dj Killer」(Tatsh)。
- 高野和明の小説。第2回山田風太郎賞受賞、第145回直木賞候補、第9回本屋大賞2位。
- ゲーム『アイドルマスター』シリーズにおけるオーディション時の戦術の1つ。特定の審査員をわざと怒らせて帰し、他のプレイヤーの予測を外し優位に立つ戦法。
- コミック『アイドルマスターrelations(1)』限定版付録ジャケット風イラストの魔王エンジェルのセリフ。
- ゲーム『地球防衛軍』シリーズに登場する武器「ジェノサイド砲」「ジェノサイドガン」、およびそれを使用した縛りプレイ。
- ゲーム『風来のシレン』シリーズに登場するアイテム『ジェノサイドの巻物』。敵になげつけると、攻略中のダンジョン内に以降同系統のモンスターが出現しなくなる効果を持つ。
- ゲーム『SIREN』シリーズ初代(通称:無印)のエンディング、ジェノサイドエンドと呼ばれるもの。今までの圧倒的なホラー展開を打ち砕くようなエンディングと主人公の須田恭也に相応しい名前である。
- サイバーパンクニンジャ活劇小説『ニンジャスレイヤー』の登場人物。腐敗した肉体を持つゾンビーニンジャである。「俺は!ジェノサイドだ!」が決め台詞。
- テレビ番組『笑点』のコーナー『大喜利』において、司会者が出演者の座布団を全て奪い去り、全員を板の間に座らせる現象。司会者の気分にも左右されるが、概ね数ヶ月の周期を経て同現象が発生する。詳細は「歌丸ジェノサイド」を参照。
- 中日ドラゴンズが誇る死神、岩瀬仁紀の投球のこと。敵チームにとって、最終回の攻撃時に岩瀬が出てくることは、それ自体が死亡フラグを意味する。
関連項目
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