ジム・キャノンⅡとは、機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYに登場する架空の兵器である。
概要
ジム・キャノンと量産型ガンキャノンのデータを元に開発された中距離支援用の量産型MS。
ジム・キャノン本来のコンセプトである「ガンキャノンの純粋な量産化」を目的とした機体で、その外観を見ればわかるようにガンキャノン系MSに近いフォルムを持つ。
同作に登場したジム・カスタムとは生産ラインを共有しているため、その恩恵として高出力なジェネレータを搭載し、元となった二機とは違い肩のキャノンには実弾ではなくビームキャノンを装備出来るようになった。
その他、ジム・ライフルもジム・カスタムと共通だったり、それと装備や系譜が重なる部分は多い。
この機体のずんぐり体系と見て「どっかで見たことあるなぁ」と思ったあなた、気のせいではない。実はこの機体、ボディの装甲にアレックスのチョバムアーマー技術が用いられており、その勘は実に正しいのである。
しかし応用されているだけで、アレックスのような追加装甲というより設計段階で取り込まれている要素であり、パージ出来ないのも見ての通りである。
支援機だが、支援機は後ろでしっかり支援していれば問題ないと割り切った感のある先祖とは違い、近接距離での戦闘を想定して、一基だけながらビームサーベルが搭載されている。
本機の機動性を鑑みるに、これは自衛用に取り付けたと見るのが自然な解釈であろうと思われる。
ただし劇中ではほぼ使っていないので、よほどコンセプトを見誤って本機を使用するパイロットでもいない限り、やはり必要とまでは言えない装備のようである(そもそも後方支援機でそういう状況になること自体に問題がある)。
『0083』ではアルビオンに2機配備され、チャップ・アデルとチャック・キースの二名によって運用された。グリプス戦役でも若干数が現役で配備されており、『劇場版Z』にもネモやジムⅡと同色のグリーンカラーで塗装されたエゥーゴ所属機が登場する。
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