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ジャイアントペンギン(けものフレンズ)とは、メディアミックス作品『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。
概要
「ジャイアントっておっきいってこと？いじめっこ的って？野球がうまそう？ちがうちがうよ！ワタシってフツーだよ！みんなが勝手に小っちゃくなったんだもん！ だよねだよね、コウテイ？」
コウテイ「……」けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
かつて地球上にいた大型のペンギン、ジャイアントペンギン（学名：Pachydyptes ponderosus）のフレンズ。現存する最大のペンギン、コウテイペンギンは全長130cmほどであるが、ジャイアントペンギンは160cm以上にもなったそうだ。
アプリ版には登場しておらず、初出は公式サイトの「けもフレ図鑑
#037」。アニメ中では9話ラストで存在が明らかになった後、吉崎観音twitterにてイラストが上げられる。
※備考：
化石ペンギンには全長2mにもなるPalaeeudyptes klekowskiiなどより大型の種の存在が分かっており、「史上最大」を謳うけもフレ図鑑の記述は幾分古いものになっている。
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外見
ペンギン系フレンズの特徴である指の出ないペンギンカラーのパーカー風ジャージ。それに白いミニスカートが一体となったワンピース。靴は黒だが実際のジャイアントペンギンの色は不明。
動物時代は最大種のペンギンであったが、イラストを見る限りはそれほど大きくはない。けもフレ図鑑のイラストと吉崎観音twitterイラストで腕を掲げ手首を傾ける同様のポーズをとっている事から、このポーズを含めて本来の体長を表現しているのだろうか。
髪は銀色で足元近くまで下ろしたボリュームのあるロングヘア。前髪はおデコを出してぴょんと嘴のように一房垂れている。頂部に「PPP」と書かれたヘッドホンを着用する。
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アニメ等での活躍
アニメでは直接の出番は無し。9話Cパートにてその存在が明らかになる。「動物だったもの」からフレンズ化したタイプらしい。プリンセス曰く「見た目と裏腹に貫禄がある」コウテイ曰く「歴史の重み的なものがある」。
PPPの面々には「先輩」として慕われているが、どのように知り合ったか、どのような関係性かは不明。PPPとしてステージに立つ事は無いようだが・・・？
CDドラマ「じゃぱりまんがり」にてセリフ付きで本格的な登場を果たす。ジャパリまんを手に入れるために、ラッキービーストを追っていたPPP。追跡を阻まれ困っていたところにジャイアントペンギンが姿を現し、助言を残して立ち去る。その後ラッキービーストに囲まれPPPが再び危機に陥っていた際にもそうなることを見通していたかのように、ばすてきな二人を差し向けて再びPPPを助ける。
掴みどころのない不思議なキャラクターで、少ない出番ながらも幾つもの謎を残す。
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ぱびりおんでの扱い
「しっしっしっし！」
2018年4月25日から観察可能になった。奇しくもこの日は世界ペンギンの日である。
けもトークアイコンの背景色は青。一人称は「わたし」、他のフレンズのことは「おまえ」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
ＰＰＰ達が「後輩」である認識を持っており、その活動を裏で見守りつつ気が向いたときにはアドバイスもしている。現在は主にアドバイスに徹しているようだが、マーゲイが生歌に感激したり、アドバイスの際に実際に踊って見せたりと、その歌声やダンスは衰えていないようである。昔のＰＰＰの事を知っていそうな様子はあるものの、多くは語らず「前の子たちも今のお前たちみたく地道に頑張ってたんじゃないかな。」と語るのみである。
ＰＰＰ達からも「先輩」として認識されているようで「ジャイアント先輩」或いは単に「先輩」と呼ばれているが、フルルだけはけもトーク内でジャイアントペンギンの名前を出すシーンが無いため、先輩呼びなのか確認されていない。ちなみにマーゲイからは「ジャイアント先輩」「ジャイアントペンギンさん」の両方が確認されている。またヒゲペンギンから丁寧な口調と「さん」付けで呼ばれるフレンズの一人である。
突然現れいつの間にかいなくなる神出鬼没なフレンズでもあり、様々なフレンズから「フラーっと来て、フラーっといなくなっちゃう」「あなたはいつもフラフラしてるのねぇ。」などの認識を持たれており、けもトーク内でもいつの間にかその場から居なくなっているという描写がよく出てくる。
ただしただフラフラしているだけでは無いようで、アライさんがパークのあっちいったりこっちいったりしているのをどこからか見ていたり、リョコウバトからは「私より物知りですしね。」と言われるなど、上記のＰＰＰの過去なども含め、知っていることや見聞きしていることの範囲には謎も多い。
ＰＰＰ以外のペンギンフレンズに共通するＰＰＰ５人＋自身の６人けもトークでも、ＰＰＰのレッスンを見学してアドバイスをする内容となっている。他にも自身のアーカイブトークでもＰＰＰ５人＋自身の６人トークになっているものがあり、そちらでもレッスンを見学している。またある意味でのペンギンの先輩であるオオウミガラスとは親しそうな様子があり、極端に多いと言うほどではないがけもトークでも度々共演している。
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けものフレンズ３での扱い
2019年9月24日のアプリ版リリース当初からNPCとして登場している（ロイヤルペンギンのフレンズストーリー）。2019年11月のけもフレ3LIVEにて担当声優が松本梨香氏となることが発表された[1]。フレンズゲットだぜ！
メインストーリーでは、当初「PIP」として活動していた面々を手伝っている他、アゴヒゲアザラシに憧れて歌の練習をしていたロイヤルペンギンに「突然だけど、PIP入らない？」と呼び掛け、ダンスの基礎を教えた。そしてロイヤルをPIPの新メンバーとして大々的に発表する予定だったが、ライブ前日にPIPの4人全員がセルリアンに輝きを奪われアイドルの記憶をなくしてしまう。ライブが終わるまでに思い出させるきっかけを作ろうと探検隊とジャパリ団の協力を得て、それぞれアイドルユニットの「はなまるアニマル」と「×ジャパリ団」にしてライブの前座を務めさせた。
ヘッドホンに書かれた「PPP」の文字は「プリティペンギンプロデューサー」とも「プライムパーフェクトペンギン」とも噂される。本人は「まだナイショ」と言いつつも「これからはあの子たちのものかな」「あの子たちの、約束の名前」とも言っており、どうやらジャイアントペンギンの中では既にPIPをPPPに改名させることは決まっているようだ。
プレイアブルキャラとしては2020年1月9日に定常実装された。ゲーム内の能力はマイペース(水)属性の初期けも級4のフレンズ。けものミラクル「ジャイアント・スリング」は巨大なスリングショットで自分自身が弾丸になって吹っ飛び、相手単体に大ダメージを与え、更に相手がラブリー属性（桃）の場合は高確率で命中率を減少させる。とくいわざは相手単体に120％のダメージを与える「パイセンちょっぷ」、たいきスキルは大幅に狙われやすくなり回避率が上がる「元祖イメージトレーニング」、とくせいはたいりょくが70％以上のときは与ダメージ、30％以下のときは回避率が上昇する「敏腕P！」、キセキとくせいは味方全体の与ダメージが5％増加し、さらに自身がギブアップになるダメージを受けたときにたいりょく1で耐える「プリティペンギンプロデューサー」。
アーケード版「プラネットツアーズ」には2020年3月5日よりのハーフアニバーサリーイベント "FLIPPERS' BEACH" でSSRフレンズカードが先行実装[2]された。イラストレーターは佐々木みどり氏。SSRフレンズカードは2020年8月21日に定常入手可能になった[3]ほか、SRフレンズカード、Rスキルカードもその後追加されている。
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楽曲・歌（キャラソン）
完全な一覧はけものフレンズの楽曲一覧を参照。
ソロ曲
Youtubeに投稿された『MIRACLE DIALIES』の公式MVはこちら。
楽曲以外のトラック
- オリジナルドラマ「じゃぱりまんがり」
- 参加アーティスト：けものフレンズ
- 監督・脚本：たつき
- 収録アルバム：Japari Café
- ※詳細は上記「アニメ等での活躍」及び「けものフレンズ 12.4話「じゃぱりまんがり」」の記事を参照。
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関連項目
脚注
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