ジャッカル岬とはPSPのゲームソフト、遊戯王タッグフォースシリーズに登場する女性モブである。
概要
TF4から新規参戦のサテライトに登場するアカデミアに通う女学生。(一応、シティ出身ではあるようだが)
ケンカ百段、デュエル百段を自称するヤンキー口調で男勝りな性格の所謂女番長キャラである。女性らしさは皆無であり、女性扱いされると当然の如くキレる。しかしただ乱暴なだけでなく人情に厚い仕切り屋でもあるそんじょそこらの男なんかよりよっぽど男らしい漢の娘でもある。
その見た目や特徴の通り、勉強に関してはからっきしなのだが、何故か妙に雑学に詳しい一面があり、特にTF5以降ではその筋の人間でも使わないようなやたらと小難しい四文字熟語を大量に知っていたりする。
サテライトによくいる関係から同じサテライト出身の人物たちとの相性もそこそこで、シティのキャラクターも割と彼女に対して好意的な場合が多い。ジャッカル自身もクロウやモブキャラの1人であるノーマネー弥生に対して好意的である。(特に同じアウトロー女性キャラである弥生のことを姐さんと慕っている)
グラフィックはTF5までは夏乃ひなたや青葉あげはと同じ使い回しであったが、TF6からは帽子を被ったより女番長らしい髪型や顔立ちをした固有グラフィックを与えられる。因みにこの帽子に関してはちゃんと被っている理由が存在する。デスティニードローも独自の物となっており、ノーマネー弥生と同様に荒ぶる満足ドローを披露してくれる。
「デュエルの強いヤツはみんなスゲエ髪型をしている」という、あながち間違ってもいないよくわからない謎の持論を持っており、TF5ではそれを証明する為に主人公と共に作中の大会であるWTDGに出場することになる。対戦相手の髪型を前述のよくわからん四文字熟語を使って例えたりしている。
因みにイベントの途中では主人公もデュエルが強い→主人公もスゲエ髪型に違いないという理由から、謎に包まれた主人公の帽子の下を無理やり見ようとするも、主人公はジャッカルが赤面するような何かでそれを止めている。
優勝後は髪型とデュエルの強さは関係ないと結論を出すも、同時に「やっぱ時代は髪型じゃなくて帽子だよな!」ということに気づき、主人公を無理やり引き連れて御揃いの帽子を買いに行くという相変わらずのカードゲームもできるギャルゲーな締め括りとなっている。
この伏線が採用された結果、TF6では主人公と御揃いの帽子を被った固有グラフィックで登場することに、そして自分の修行の成果を試す機会として主人公と共にWRGPに殴り込みをかけるという展開となる。
TF6時点では幾分か丸くなり、争い事は基本的にケンカではなくてデュエルで解決するようになったとのこと。それでも何かがおかしいとか思ったあなたはまだまだデュエル脳に染まりきっていない。
アカデミアにも真面目に通うようになり、多すぎて覚えられないくらいの人数からラブレターを貰う程(男女問わず)モテモテだということを困った風に話してくれる。因みにこの時主人公に対して「妬いてるのか?安心しろ、俺がオメー以外のヤツと・・・」みたいなことを言いかけて慌てて話題を変えるといった相変わらずのギャルゲーっぷりを見せつけてくれる。
優勝後はこれからも主人公と共にずっとタッグを組んでいくことを誓った後、大会優勝の祝賀パーティについての話題となり、更にパーティに着ていく衣装を買いに行くという形でエンディング。
女番長のジャッカルからしてみればパーティだのドレスだのそういう女らしいチャラチャラしたものは嫌いなはずなのだが、最高のコンビである主人公が望むならもう少し女らしくなってもいいと言う程に心を許すようになった。
それにしてもドレス姿のジャッカル岬・・・無理だとは思うが見てみたかったものである。
使用デッキ
使用デッキのコンセプトは【門前払い光神機】と【スキドレビート】の複合型、女番長である彼女らしい攻めに特化したデッキとなっている。
ただ、TF5まではお気に入りである桜花や獄炎の扱いに難があり、無意味に召喚しては自爆させてしまうといった粗の多いプレイングが目立った。TF6からは【門前払い光神機】のコンセプトが除かれた純粋な【スキドレビート】構成のデッキとなっており、AIにも改善が見られて全体的に強化されている。
タッグを組む際はこちらもスキルドレインをフル投入した攻撃型のデッキを組みたい。特にTF6にはゲームオリジナルカードにして4000の攻撃力を誇る時械神サンダイオンや、【スキドレビート】に多く投入されるデメリットアタッカーと相性抜群のエコール・ド・ソーン等も収録されており、これらのカードでデッキを組めばより戦いやすくなるはず。
関連動画
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関連項目
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