ジャンク・ブレーダー単語

ジャンクブレーダー

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ジャンク・ブレーダーとは、漫画「遊☆戯☆王5D's」に登場するカードである。

概要

漫画 5D'sの不動遊星が使用するカード。

ジャンク・ブレーダー
星4
自分の墓地に「ジャンク」モンスターがいる時、このカードの攻撃力は400アップする
ATK　1800　DEF　1000

漫画 5D's初決闘疾走のVSセクト戦から登場。
先攻1ターン目に召喚され、装備魔法「錆びた剣－ラスト・エッジ」を装備するが、セクトの「アーマード・ビー」によって攻撃力を半減させられ、戦闘破壊された。直後に罠カード「戦士の誇り」で復活し、そのターン限りの戦闘破壊耐性を得るが、セクトは「縄張り」で「ポセイドン・オオカブト」を特殊召喚。破壊耐性を利用されて三連続攻撃を受けてしまった。
その後の遊星のターンには「クイック・スパナイト」と共に「ライトニング・ウォリアー」のシンクロ素材となった。

その後のVS骸骨騎士戦では「進軍」の効果で特殊召喚され、「ネジマキの見習い戦士」と共に「マイティ・ウォリアー」のシンクロ素材となった。

デュエル外でジャックが襲撃してきた際にはデッキからドローされ、ジャックのモンスターの攻撃を防いだ。
その後のジャックとの決闘疾走では登場していない。

D1GP、VS 炎城ムクロ戦で久々の登場。
「サイン・ビークル」に攻撃を行ったが、「サイン・ビークル」の効果で防がれてしまった。
その後、「ブレード・ウイング」の効果で攻撃力を1000上昇させ、さらに自身の効果で攻撃力を4000まで引き上げて「カタパルト・ウォリアー」の効果で射出、一気にムクロのライフを削りきり、逆転勝利した。
初めてこのカードがシンクロ素材にされなかった決闘疾走である。また、攻撃を行ったのもこれが初である。効果が発動したのも初めてで、まともに使用されたのはこの決闘疾走が初であるといってもいいだろう。

テキストだけ見ると、墓地に何体ジャンクがいても400しか上がらないように思えるが、VS ムクロ戦の様子を見ると、墓地の「ジャンク」モンスター×400ポイント攻撃力が上昇する効果であるようだ。
また、同じくVS ムクロ戦で「～効果を発動！」といって、そのタイミングで攻撃力が上昇している（直前の「ブレード・ウイング」発動時点ではこのカード自身の効果による上昇が反映されていない）ことから、この効果は発動を宣言して、その時点で攻撃力がアップする起動効果のようだ。ただ、これは単なる演出である可能性も高い。

JC2巻のおまけ漫画で、シンクロ素材にしか使用されないモンスターたちの輪の中に入っていないので、きっとこれからはアタッカーとして活躍してくれるのだろう。「ジャンク・フォアード」などはともかく、このカードはシンクロ素材というよりはアタッカー向きの能力である。無論素材にしても何の問題も無いが。

OCG版

Vジャンプ 2009年 12月号応募者全員サービス「LIMI TED EDIT ION 17」で登場。「ライトニング・ウォリアー」と共にOCG化された。

効果モンスター
星４/地属性/戦士族/攻1800/守1000
自分の墓地に存在する「ジャンク」と名のついた
モンスター１体をゲームから除外する事で、
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで４００ポイントアップする。

注：「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」と読み替える

※遊戯王カードWiki より引用

漫画版では墓地に存在するだけでよかったものが、コストとして除外する必要があり、攻撃力上昇がエンドフェイズまでしかもたなくなり、弱体化している。

このカードの登場時点での「ジャンク」と名の付いたモンスターは、アニメ 5D's出身の、「戦士の生還」などで過労死させたい「ジャンク・シンクロン」や、シンクロモンスターであり墓地に送りにくい「ジャンク・ウォリアー」、「ジャンク・アーチャー」などしかいなかったため、活用しにくい効果であった。
後に漫画 5D's出身の「ジャンク・ディフェンダー」などの登場や、アニメからも「ジャンク・サーバント」が登場するなど、現在では多少使いやすくなった。それでも「ジャンク」モンスターの数はまだ少なめなので、今後の増加に期待がかかる。ちなみに、漫画では「ジャンク・アーマー」などのOCG化されていない「ジャンク」モンスターが数多く登場している。