ジュラルの魔王単語

ジュラルノマオウ

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ジュラルの魔王とは、TVアニメ・漫画・舞台「チャージマン研!」に登場する敵の心優しい宇宙人、ジュラル星人のボスのことなんDA！

可哀想なお友達の間では「魔王様」の愛称で呼ばれているんDA！

諸君！概要を説明すりゅ！

上述の通りジュラル星人のボスだが、その姿は他のジュラル達と大きく異なり、より人間に近い姿をしている。
ジュラル星人達が赤っぽい体色をしているのに対し魔王の体は青っぽい色をしている。目は2つ(額の水晶状のものが第3の目の可能性も)で顎の先は2つに分かれてカイゼル髭のようにカールしており両手の指先にはちくわを彷彿とさせるような穴が開いている。他のジュラル同様変身能力を備えており、自らくどめの美少女「ひとみちゃん」に変身して研を誘惑し捕らえたことも。

魔王と一般のジュラル星人達の間に他の役職を持つ者は見当たらず、魔王自らが部下たちに向けて作戦や命令を下達している。とても部下思いで(爆発しそうなバトルドーム円盤から部下達を優先して脱出させようとするなど)正々堂々としており、部下達からの信頼も厚い。その割には演説のシーンでの賛同の声が二人分しか聞こえないけど。反面部下からの質問を「気にするな!」と一蹴したり、チャージマン研のチート武器・アルファガンの対策もせずに回りくどい作戦ばかり実行したりと一組織のボスとしての能力はいまひとつ。

声優は「エ゛エーイ」や「たなびたい」で有名な星くんと同一人物。そのせいか滑舌が悪く(音質の悪さ故の聞き取り難さもある)、星くんほどではないものの面白い空耳をいくつか残している。長い間中の人は不明だったが今になって佐藤昇氏と判明。
チャー研MADでは彼の断末魔が「魔王様の安定感」と高く評価されている他、サムネでどんなに変なコスプレをしていても「気にするな!」の一言で済ませたりしている。

阿佐ヶ谷にて2016年 7月～9月に開催されたチャー研40周年企画展「チャージマン研！の秘密基地」では、多くの可哀想なお友達チャーケニスト待望のチャー研に関する裏資料などが展示された。展示資料の中には、各話の原稿などもあり、実際の放送ではカットされてしまったセリフや設定なども確認する事ができた。

そしてその中には…(以下、文字反転で表示)

ジュラル星人が誇るロボット兵器"ジュラルモンス"を操る部下に対し、ジュラルの魔王こと魔王様による命令のセリフが原稿に記されていた。

セリフの前には発言をするキャラの名前が記されているのだが、そこにはハッキリと「魔王ダンカン」という記述が確認できた。（同資料内では以降は、"ダンカン"や"魔王"とだけ表記されている）

これにより、作品の企画当初は、魔王様にも「ダンカン」という真名が用意されていたのではないかという推測がされている。ただし、当然本放送ではオミットされている可能性が高い設定であるため、魔王様の実際の真名は依然として不明である事に注意されたり。

(※企画展が終了した今、該当資料の確認ができないため、筆者のおぼろげな記憶からの執筆です。他に覚えている事があれば修正や提案をお願いいたします！)

冒険王版チャージマン研!では自ら前線に現れ触手を伸ばし子供を攫おうとする場面も。柔軟な身体を持っており、バリカンの体当たりを跳ね返した他、首も伸びると言う戦闘能力を備えている。地球人に対して自分から勝手に自己紹介をする律儀な面も持つ。
途中からマントを身に着けた姿で描かれるようになり、これはこれで中々アリ。アストロガンガーのブラスター星人の様に必要に応じて助っ人を呼ぶなど作戦能力も比較的ある模様。また、他の異星人を脅迫して研を襲わせ、用済みとなれば人質の家族もろとも抹殺するなど残忍な性格が強調されている。
最終回では円盤が変形したロボットで泉家を襲撃し、バリカンを倒すも結果はお察し下さい。