ジョン・カーペンター(クイズ番組出演者)とは、アメリカのクイズ番組「Who Wants to Be a Millionaire」(アメリカ版クイズ・ミリオネア。以下ミリオネアとする)においての、初の最高賞金獲得者である。
最終問題におけるパフォーマンスで一躍有名になった。
概要
アメリカ合衆国コネチカット州出身。米国国税庁勤務。1999年にミリオネアに出演した際は31歳であった。
ちなみに番組内で国税庁の職員であることが明かされた時には、観客からブーイングが起きたという。
ミリオネアでのパフォーマンス
1問目からライフラインを一切使うこと無く14問目までをクリアし、最終問題である15問目に臨んだ。
最終問題は次のような内容であった。
次のアメリカ大統領のうち、テレビ番組「Laugh-In」に出演したことのある人物は誰?
A.リンドン・ジョンソン
B.リチャード・ニクソン
C.ジミー・カーター
D.ジェラルド・フォード
ここでついにライフライン・テレフォンを使用し、父親に電話をかけた。
そして以下の一言を放ったのである。
実は助けはいらないんだ。ただ100万ドル獲得できるってことを伝えたかったんだよ。
このライフラインを使った前代未聞のパフォーマンスに会場は拍手喝采。司会者もあまりの自信を前にして解答を溜める必要も無いと感じたのか、彼を称える言葉とともに正解を言い渡し、番組史上初の最高賞金獲得者が誕生した。
なお、この番組は世界中で放送されているが、その全てを含めても彼が初の全問正解者である。
後日談
後に彼は「ライフライン無しで全問正解するのは生意気だと思ったから、とにかく使ってやろうと思った。」と語っている。パフォーマンスに使うことを生意気だとは考えなかったのだろうか。
また一度は国税庁を辞めることも考えたが、賞金から税金を引くと一生暮らすには充分と言える金額ではなかったらしく、仕事は続けている。
関連動画
関連商品
関連項目
- 3
- 0pt