ジレ・ミュラーはルクセンブルクの元テニス選手である。ファーストネームは「ジル」と表記される場合もある。
概要
| Gilles Muller | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| 国籍 | ルクセンブルク |
| 出身地 | ルクセンブルク：ルクセンブルク市 |
| 生年月日 | 1983年5月9日 |
| 身長 体重 |
193 cm 88 kg |
| 選手情報 | |
| 利き手 | 左 |
| ﾊﾞｯｸﾊﾝﾄﾞ | 両手打ち |
| ﾃﾞﾋﾞｭｰ年 | 2000年 |
| 引退年 | 2018年 |
| テニス選手テンプレート | |
ルクセンブルク出身という珍しいテニス選手。リオ五輪では同国の旗手も務めた。武器は長身を活かしたビックサーブ。目立った実績は全米オープンとウィンブルドンでベスト8が各1回ある程度でしかないが、時として大きなアップセットを起こすので侮れない。有名なのは2005年、この年ブレイクしたラファエル・ナダルをウィンブルドンで、続いて全米オープンではアンディ・ロディックも下す大金星2連発を見せている。2017年は復活したナダルをウィンブルドンで最終セット15-13というデスマッチの末、再び破って注目を集めた。
ジュニア時代には最後の年にウィンブルドンジュニア準優勝、全米オープンジュニア優勝でジュニアランキング1位を取っているが、プロでは苦戦してきた。2016年までシングルスで5回、ダブルスで1回の準優勝があったが、ツアータイトルは一つもなかった。2017年のシドニーでシングルス6回目の決勝にして、ついに念願の初優勝。ウィンブルドン後には22位に上がりキャリアハイを更新した。既にベテランと言える年齢での快挙にさらなる期待が高まったが、2018年の全米オープンを最後に引退している。ベテランになってからの活躍、また大きなアップセットを起こしてきた選手だけに惜しまれた。
ジャパンオープンにもキャリア初期の2004年から晩年の2016年まで5度の出場がある。2015年はベスト4、2016年はベスト8まで残ったが、それぞれ優勝したスタン・ワウリンカ、ニック・キリオスに敗れた。
主な実績
関連動画
関連項目
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