スカイウェイブ(Skywave)とは、スズキが製造しているビッグスクータータイプのオートバイである。通称「スカブ」「空波」。
海外ではバーグマン(Burgman)の名称で発売されているが、遂に日本でもバーグマンシリーズの正規販売が決定した。
概要
スカイウェイブは1998年に発売が開始された。当時のビッグスクーターブームに便乗するという形で、大ヒットとなった。250ccおよび400ccの水冷SOHC単気筒4バルブエンジンを搭載していた。
2006年には現在の形(2代目)となるモデルチェンジが行われ、エンジンがDOHCに変更された。
2003年~2007年まで250cc版が「エプシロン250」という名称でカワサキにOEM供給されていた。
シリーズ
- バーグマン125
英国スズキで製造されている。125cc単気筒SOHCエンジンを搭載。車体サイズは一般的な250ccクラスビッグスクーター並みの大きさを誇る。価格は3465ポンド(約40万8000円、2012年1月中旬時点 1ポンド117.7円で計算) - バーグマン200
200cc水冷単気筒SOHCエンジンを搭載。アドレスV125とスカイウェイブ250の中間を担う。2014年2月5日、日本導入が決定。 - スカイウェイブ250タイプSベーシック
日本のスカイウェイブでは一番安いグレード。キーにはイモビライザーが内蔵され、鍵穴はシャッター付きとセキュリティも高い。 - スカイウェイブ250タイプS
ベーシックと違う点は、キーが無線リモコン式(リモコンを持って車体に近づくとロックが解除される。)となったこと。 - スカイウェイブ250リミテッド
タイプSベーシックをベースに、大型風防・グリップヒーター・ナックルバイザー・バックレストを追加し、冬でも快適走行が可能な公式カスタムモデル。 - スカイウェイブ250タイプM
タイプSをベースに、トランスミッションが7速マニュアルモード付きCVTに変更されスポーツ走行性を高めたモデル。 - スカイウェイブSS
タイプSをベースに、クロームメッキパーツをふんだんに使用している公式カスタムモデル。 - スカイウェイブ400タイプS
車体サイズは250cc版と殆ど変わらない。ABSを標準搭載。英国ではバーグマン400という名称で発売されている。 - スカイウェイブ400リミテッド
タイプSをベースに、大型風防・グリップヒーター・ナックルバイザー・バックレストを追加し、冬でも快適走行が可能な公式カスタムモデル。英国ではバーグマン400Zという名称で発売されている。 - スカイウェイブ650LX
日本で製造されているビッグスクーターの最高峰的ポジションのマシン。大型自動二輪の教習車としてホンダのシルバーウイング600とシェアを争う一面も持つ。水冷並列2気筒DOHC4バルブエンジンを搭載。ちなみにこのエンジンは同社のGSX1300Rハヤブサ(現ハヤブサ1300)のエンジンをベースに開発されたという。トランスミッションは6速マニュアルモード付きCVT。ABSの他、グリップヒーター・シートヒーター・バックレスト・電動可動式風防・電動格納式バックミラー・イモビライザーキー&鍵穴シャッターなども搭載し高級車として相応しい構えをしている。英国ではバーグマン650エグゼクティブという名称で発売されている。
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関連項目
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