スケバン刑事(デカ)とは、和田慎二による少女漫画バイオレンス・アクション漫画。
概要
山奥の少年院に入れられていた札付きのスケバン・麻宮サキは、警視庁の暗闇警視から、死刑囚である母親の死刑執行停止を条件に、学校という閉鎖社会の中で起きる事件を解決する学生刑事にスカウトされる。桜の代紋の入ったヨーヨーを武器に、私立探偵・神恭一郎やサキを慕う助手の野分三平、教師の沼重三らとともに多くの事件を解決していくサキだったが、その戦いはやがて、とてつもない巨悪との死闘へと拡大していく……。
1976年から1982年まで『花とゆめ』で連載された、和田慎二の代表作。コミックス(全22巻)は累計2000万部を超えているが、作者が白泉社と決裂して版権を引き上げてしまったため、現在はメディアファクトリーから出ている完全版(全12巻)のみ新品で入手可能。
ストーリーは二部構成になっており、第一部で宿敵・海槌麗巳との決着がついた時点で一度連載は終了していた。しかし作者の次作である『ピグマリオ』が速攻で打ち切られたため、事前に編集者と交わしていた「『ピグマリオ』がダメだったら『スケバン刑事』の第二部を描く」という約束によって第二部が描かれたという経緯がある。
分類としては少女漫画だが、中身は非常にハードなバイオレンス・アクションで、容赦なくばったばったと人が死ぬ。主要キャラでさえそれは例外ではなく、準主役的なポジションだったキャラでさえ中盤であっけなく殺されたりする。全く容赦の無い展開に加え、ミミズ風呂のような常軌を逸した拷問シーンなどで、うっかり手に取ってしまった子供に多大なトラウマを植え付ける作品。でも面白いからたちが悪い。
同時期に連載を開始した美内すずえの『ガラスの仮面』とは何度かコラボレーションしており、短編「ガラスの仮面編」がコミックス6巻に収録されているほか、作中で神恭一郎が『ガラスの仮面』の登場人物である速水真澄に電話をするシーンがある。『ガラスの仮面』にも同様に速水真澄の元に神恭一郎から電話がかかってくるシーンがあり、この2つのシーンは『花とゆめ』の同じ号に掲載された。
1985年から87年にかけて3度テレビドラマ化されており、そちらでも非常に有名。第1作は斉藤由貴、第2作は南野陽子、第3作は浅香唯主演で大ヒットし、劇場版も作られるなどそれぞれ主演女優の出世作になっている。ただ、作者的には第2作は大満足だったものの、第1作と第3作は全く認められない代物だったという。第3作に大いに立腹したためかその後は映像化のオファーを作者が断り続けていたが、2006年に松浦亜弥主演で18年ぶりに映画化された。
1991年にはOVA全2巻も制作された。ほか、2004年にはパラレルワールド的なエピソードを収録した『スケバン刑事if』が出ている。
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リビジョン番号: 1354048
読み:スケバンデカ
初版作成日: 11/11/18 06:30 ◆ 最終更新日: 11/11/18 06:30
編集内容についての説明/コメント: 梁山泊のミミズはガチでトラウマ
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