スズキ・X-90とは、スズキが販売していた2人乗りの小型SUVである。
概要
モーターショーにコンセプトカーとして出品していたら海外から好評だった為に販売が決定される。
1995年にRVブーム真っ只中であった日本でも発売。車名の由来は開発コードからそのまま命名された。
エスクードのショートボディ用のプラットフォームにカプチーノのような2シータークーペのボディを乗せた車と考えるのが一番わかりやすい。屋根はTバールーフとなっており、ガラス部分が脱着可能となっている。
エンジンは1600ccのG16A型のみで4ATと5MTが選択できた。
一般的なクロスオーバーSUVと違い、エスクード譲りのラダーフレームやパートタイム4WD機構を備えている。そのため悪路走破性もそれなりに高いと思われる。
ボディカラーは赤と黒の2色のみ、後にシルバーが追加されたという。
ほとんどプロモーション活動がなされなかった上に、実用性が高くないので日本ではほとんど売れず、1997年には生産を終了している。
日本国内での販売台数は1348台にとどまっているという。(そもそもカプチーノのような車のクロカン仕様を欲しいと思う人が日本国内にいたとはあまり思えないのだが・・・)
関連項目
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