スタン・エルロンとは、ゲーム『テイルズオブデスティニー』の主人公である。
概要
フィッツガルドの山村リーネで暮らす羊飼いだったが、兵士として名を上げるために思い付きで家出同然に村を飛び出し、 成り行きでソーディアン・ディムロスのマスターとなった青年。 純粋な性格の熱血漢で、田舎者ながら年上や目上の者に対しては礼儀正しい実直な好青年。またどこでも眠ることができる一方で非常に低血圧で寝起きが悪い。
上記がシリーズ共通の設定で、PS2でリメイクされる際に性格や設定が変更されているため、ここからはPS版とPS2版に分けてキャラクター説明を行う。
PS版
良くも悪くも非常に人間臭い性格で、リオンやルーティに皮肉や突っ込みも言うし、興奮時にディムロスに暴言を吐いた事もある。ヒロインであるルーティとは恋愛関係というより相棒といった感じ。
戦闘スタイルはリオンと同じく剣と盾で、同じような技を使う。 ディムロス装備だと技も術もほぼ火属性のみなのが難点。
PS2版
全体的に単純さや脳天気さが増しており、ルーティやリオンに何を言われても反論しなくなっている。(皮肉に気付いてない事すらある) 息子のカイル同様、良くも悪くも「バカ正直」な性格になってしまっているが、その単純さゆえに時に物事の核心を見抜くことがある。またPS版の頃と比べて、ルーティとの恋愛やリオンとの友情が細かく描写されている。
ディムロス装備が固定になり盾もなくなったが、様々な属性の技を使えるようになり、あらゆる状況に対応できる万能主人公となった。 「蒼破刃」や「爆炎剣」といった『デスティニー2』の本編開始前にカイルに教えたと思われる特技も使用可能。『デスティニー2』の方が先だろというツッコミはなしで。 ちなみにカイルの「斬空天翔剣」の没ボイスで「一子相伝の技を見よ!」という台詞が存在する。
備考
ディムロスをはじめとするソーディアンは『レディアントマイソロジー』などの各種お祭りゲーでは原作のように「意志を持った剣」ではなく、 ほとんどの場合喋らない普通の剣となっている。
しかし例外も存在し、『テイルズオブバーサス』でのディムロスは「ソーディアンマスター以外の人間にも声が聞こえる」 という設定以外はほぼ原作と同じである。しかしなぜかリオンとフィリアのソーディアンであるシャルティエとクレメンテは ディムロスとは違い、喋らない普通の剣という設定であった。
関連動画
PS版
PS2版
関連商品
関連項目
- 0
- 0pt