スタープラチナとは、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第3部「スターダストクルセイダース」の主人公・空条承太郎の持つスタンドの名称である。作中では「星の白金」とも表記される。
曖昧さ回避
概要
筋肉質の人型の姿で現れる。頭髪を持ち、顔立ちなども人間に近い。表情も豊かに変化する。
名前の由来はタロットの大アルカナ17番目の「星」。
名付け親はモハメド・アヴドゥル。
当初スタンドのことを知らなかった承太郎には「悪霊」呼ばわりされていた。また半ば暴走していたのか(ついでに射程距離の設定が固まっていなかったのか)、承太郎が拘留されていた留置場の外から物を盗ってきていた。花京院との戦闘後には承太郎に凶暴と評されるなど、最初期には本体の制御下にない描写が多い。
射程距離は約2メートルと短いが、パワー・スピード・動体視力・精密動作性が非常に高く、優れた格闘能力を持つ。両腕を使った突きの連打『オラオラのラッシュ』等、拳による攻撃を得意とするほか、人差し指と中指を揃えて伸ばし敵を突き刺す『流星指刺(スターフィンガー)』といった技を使う。
視力もよく、写真に写り込んだ物体を機械以上の認識力で発見し精密にスケッチするといった芸当を見せた。他にも脳に刺さった針を抜くような精密な作業をこなすなど、豪快なパワーと精密な動きの二面性を持つ。
これらの高い基本能力に加えて、第3部クライマックスにおけるDIOとの最終決戦においてDIOのザ・ワールドと同じ「時を止める」能力に目覚めた。DIOとの死闘では最初は一瞬のみ、最終的には5秒時間を止められたが、その後の第4部では10年もの間使っていなかったためか最大で2秒程度と短くなった。第6部においても当初は2秒程度で、5秒止められた18歳当時を「全盛期」と解説されていたが、一度死にかけて復活し娘・徐倫の危機に駆けつけた時には5秒にまで延長されていた。
第4部以降はこの能力を使う時「スタープラチナ・ザ・ワールド」と宣言する。
時と止める原理に関しては第6部で、「スタープラチナの卓越したスピードが『光を越える』または『時を越える』と世界はその動きを止め、時間が止まる」と解説されている。つまり超スゴイスピードで動くことにより経過する時間をゼロにしてしまう能力である。光速に近い速さで動く物体の時間の流れがほぼゼロになることは、特殊相対性理論により予言されている。
圧倒的なパワーと精密な動き、そして超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ能力を持つスタンドであるゆえに、承太郎本人の並外れた冷静な判断力と相まって第4部以降は「無敵のスタープラチナ」とまで呼称されるようになる。しかし承太郎とスタープラチナも敗北と無縁ではない。承太郎は、仲間や家族を守るためには危険を度外視して自らの身を盾とするからだ。
DIOのザ・ワールドとの関係
DIOは時の止まった世界で動けることからザ・ワールドとスタープラチナを「同じタイプのスタンド」と表現したが、ザ・ワールドが時を止める原理は明らかにされていないため、原理まで同じかどうかは不明である。
作中でDIOはザ・ワールドの能力を「世界を支配する能力」と表現しているので、自身を加速させるというよりは世界そのものの時間の流れを止めている可能性がある。ザ・ワールドが自分以外の時間の流れを止める能力である場合、時を止めていた時間だけ他の人よりも余計に時間が経過する(老化する)ことになり、不老不死のDIOだからこそデメリットなく使える能力となる。
承太郎とDIOの死闘の描写からわかる両者の関係には以下のものがある。
- スタープラチナとザ・ワールドは共に能力によって時を止められる。
- 明らか。ただし承太郎のスタープラチナがDIOのいない環境で時を止める描写は第4部まで見られない。
- 承太郎とDIOは相手が時を止めた世界での出来事を(動けなくても)認識できる。
- 承太郎はDIO目線のシーンが多いためわかりづらいが少なくともDIOの動きが見える。また承太郎は自分で時を止めた際にDIOに話しかけるので、声も聞こえていた可能性がある。DIOははっきり意識があり、時を止められたことに困惑していた。
なお、時が止まった世界の中で承太郎の指が動いたのを最初に見た時点で「時が止まった世界を認識出来るのは同じタイプのスタンドを持つ者のみのはず」と言っている事と、第6部で承太郎が時を止めた世界においてプッチ神父が承太郎の攻撃を見ていた事から、これはDIOと承太郎に限った話ではなく、また「同じタイプ」とは時を止める能力に限らず、時間を操る能力全般に言える事だと思われる。 - スタープラチナはザ・ワールドが時を止めた世界で一定の時間身動きができる。
DIOは限界まで時を止めた後で承太郎が時を止めると動けなくなる。 - 単純に時間停止能力が被ると時が止まった世界の中で両者が動けるようになるのか、「認識できる」事の延長線上なのかは不明。
作中では、DIOが先制して時を止めた際に承太郎が動いたシーンと、DIOの時間停止が切れる瞬間に承太郎が時を止め返したシーンしかないため、その逆(承太郎の能力が切れた後にDIOが止め返す場合など)がどうなるのかは分からない。
なお、時間停止能力は両者とも一度解除された後は何呼吸かおいた後でないと再発動できないが、DIOが承太郎に時を止め返された際には承太郎の接近に気付きながらなす術がなかったので、時間停止能力が被るとお互いに動けるようになるものだと思われる。(そのため、承太郎に対してDIOが時を止め返していたとしても同様の結果になる。)
関連動画
本来の意味以外でのスタープラチナの用法としては、オラオラのラッシュのごとく拳を連打する動画にタグが付いていたりする。時を止めるスタンドといえばザ・ワールドが圧倒的に有名なので、時止めの例えではまず用いられない。
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関連項目
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読み:スタープラチナ
初版作成日: 09/04/03 23:32 ◆ 最終更新日: 11/12/10 15:02
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