ストライクガンダムとは、『機動戦士ガンダムSEED』に登場するMSであり、前半主役機体である。
後に『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』などに派生機が登場している。
キラ・ヤマト、ストライク行きます!
ヘリオポリスで開発された5機のGの1つで最後に完成した。正式名称は「GAT-X105 ストライク」。
ザフトのヘリオポリス襲撃事件において、Gの強奪を狙うザフトから本機を守るため、技術士官マリュー・ラミアスによって起動される。しかし、OSが未完成だった事から戦闘はおろか、基本的な動作もおぼつかないような状態であった。
危うく撃墜される所を、緊急避難の為同乗していたコーディネイター、キラ・ヤマトによってその場でOSを書き換えられ、ザフトのモビルスーツ、ジンの撃破に成功。
その後、同じくヘリオポリスで建造されていた運用母艦アークエンジェルと合流に成功した。
しかし、キラが組み上げたOSは、能力に劣るナチュラルに扱えるものではなくなっていた為、キラはなし崩し的にストライクのパイロットとして、自身や友人が避難したアークエンジェルをザフトから守る為、戦う事を強いられる事になる。
(OSを以前のものに差し戻す案もあったが、そうなるとストライクはまともに戦闘が出来なくなってしまう為却下された)
当初は他のG4機が全てザフトに強奪され、それがアークエンジェルの追撃用戦力として運用されると言う圧倒的劣勢ではあったが、キラのパイロットの能力やエースパイロットであるムウ・ラ・フラガの搭乗するMAメビウスゼロによる援護、そして本機の汎用性の高さもあり、激戦を潜り抜け地球へ降下に成功。
地上での戦闘でも、「砂漠の虎」と言われるアンドリュー・バルトフェルド率いるバルトフェルド隊や強奪されたGの1機、ブリッツを撃墜するなど大活躍した。しかしアスラン・ザラが搭乗するイージスガンダムとの戦いでイージスの自爆により大破してしまう。
その後オーブ軍によって回収、修復された本機は、完成したナチュラル用OSを搭載され、ムウ・ラ・フラガをパイロットとして再びアークエンジェルの戦力として舞い戻る。修復後初の出撃となるオーブ解放作戦ではMSでの実戦が初となるムウをパイロットとしながらも、量産型のストライクダガーや、より新型であるカラミティガンダム相手に善戦した。その後は三隻同盟の戦力の一つとして活躍。
最終決戦となる第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦において、クルーゼのプロヴィデンスガンダムとの戦いで中破、アークエンジェルに着艦しようとした際に発射されたドミニオンのローエングリン陽電子砲からアークエンジェルを身を挺して庇い、爆散した。ヘルメット?知りません
本編だけで同じ機体が2回も撃破されている上、同型機も最終的には似たり寄ったりな運命を辿ることが多い悲運の機体でもある。が、パイロットは無事な事が多いため、パイロットに尽くす機体でもある。
キラは初搭乗の際、OS起動画面に表示された本機OSの頭文字GUNDAMをガンダムと呼称し、それがきっかけで自機にガンダムのペットネームを付け続けることになる。フリーダムに乗り換えてもこの趣味は変わらなかった(これは、フリーダムを初見した際のラクスとのやり取りの影響もあるが)。逆に他の人物からは常にストライクと呼ばれており、ガンダムと呼ばれることは無かった。
武装・ストライカーパック
ストライクガンダムの最大の特徴は、「ストライカーパックシステム」と呼ばれる装備換装機構。戦況によって装備を換装することにより、砲撃戦、接近戦など様々な状況に臨機応変に対応することができる。
このシステムの有用性が実戦で証明されたことから、連合やオーブでは105ダガーやM1アストレイなど本機の量産型にあたるMSが作られ、ザフト側でも独自の換装システムとして「ウィザードシステム」やインパルスガンダム専用の「シルエットシステム」が開発されるなど、ストライカーパックの思想や設計を発展させたものが生み出され、C.E.世界のMSに大きな影響を与えた。
武装
- イーゲルシュテルン
- いわゆる頭部バルカン。牽制に使われる。
- アーマーシュナイダー
- 腰に装備されているコンバットナイフ。本体に内蔵されている為、主にストライカーを装備していない状態での緊急用武装として活躍した。
キラの「武器は・・・あとは、アーマーシュナイダー!?これだけかっ!」という台詞が有名か。
劇中でも初陣や強敵に対しての止め演出で使われており、扱いは良い。 - ビームライフル
- 各パックの固定装備ではない携帯型の装備。機体からエネルギーを直接供給するため無駄撃ちはできない。
初期稿デザインのストライクが登場した「GジェネNEO」などでは離れた敵に攻撃できる唯一の手段。 - バズーカ
- 本編には1度しか登場していない不憫な装備。「連合VS.Z.A.F.TⅡ」ではこの装備のストライクが使用できる。
ストライカーパック
- エールストライクガンダム
- 高機動戦闘用ストライカーパック「エールストライカー」を装備したストライク。赤い翼が特徴的なストライカーで、自在な飛行こそ出来ないものの、滑空を利用した空中戦が可能。
ビームライフルの使用に適しており、もっとも汎用性に長けている。基本3パックの中でビームサーベルを唯一装備している形態でもある。
劇中で1番使用され、タイトルバックを飾ってるのもこの形態。ちなみにビームサーベルはエールストライカーにマウントされており、他の形態では使用できない。
特に多数の敵に対しての防衛戦が多かったキラ搭乗時には最も有効度が高かった模様である。
なお、実質的な基本形態ながら最も登場が遅い。これは続編におけるインパルスにも引き継がれる「基本形態が一番遅く登場する」と言う展開パターンとなった。
ストライクガンダムの模型化も基本はエールストライクであり、HG(ハイグレード)MG(マスターグレード)RG(リアルグレード)でリリースされている。 - ソードストライクガンダム
- 近接格闘戦用ストライカーパック「ソードストライカー」を装備したストライク。対艦刀「シュベルトゲベール」を筆頭に接近戦用の武装がそろっている。ただしそのシュベルトゲベールは未完成 武器であり、本来は敵戦艦に肉薄しての対艦刀攻撃が主眼の装備である為、三十六計逃げるにしかずが基本のアークエンジェルではあまり有効に運用されていたとは言いがたい。
ブリッツを撃墜したのもこの形態であり、その際の斬り方は「ガンダムVS.ガンダム」に採用された。通称「ニコル斬り」。「ガンダムVS.ガンダムNEXTPLUS」では完全再現できる。
ニコルゥゥゥゥゥゥゥ!! - ランチャーストライクガンダム
- 遠距離砲撃戦用ストライカーパック「ランチャーストライカー」を装備したストライク。320mm超高インパルス砲「アグニ」を始め、遠距離用の武装が豊富。対MSには向いておらず使用された回数は少ない。ロボットアニメの主人公機は斬り合いしてる方が絵になるものなので、砲戦装備なんてたいていこんな扱いである。
後半、ムウが搭乗するようになってからは、支援用のパックとして比較的有効に運用されている。
あれ、そういえば続編に登場したブラストインパルスっていうのも影が薄かったような・・・ - ライトニングストライクガンダム
- 「ライトニングストライカー」を装備したストライク。主兵装は70-31式電磁加農砲(カノン砲)。
稼働時間の強化、長距離任務に対応している形態。元々は読者応募企画で誕生したもの。
ゲームにはスパロボなどにまれに登場する。 - ストライクガンダムI.W.S.P
- 統合兵装ストライカーパックを装備したストライク。エール、ソード、ランチャーの長所を1つにまとめようと開発されたのがこのパック。が、コストの高騰、稼働時間の短さなどから採用は見送られた。
その後、ストライクルージュに搭載するためのテストが行われたがパイロット初心者のカガリに扱えるわけがなく、ルージュはエール形態に決定した。ルージュの運用開始が遅れたのは、カガリがこれをぶっ壊したせい(で、エールストライカーを新たに調達しなければならなくなったせい)である。
続編のDESTINYでは、OPでカガリと一緒に登場していたが、本編には全く搭乗しないOP詐欺を披露したのは有名な話だが本編では語られなかったがカガリを拉致した時に置いていったため装着することはなかった。またC.E.73年代のオーブではもっぱら式典用の飾り扱いであり、理由も装着した姿がカッコイイので見栄えするからである。(一応実戦で使用できるよう整備はされている。) - ゲームではスパロボ、最新作では「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」に登場している。
アナザーストライカー
後述する「ストライクE」(ストライクノワール)専用に開発されたソードストライカーとランチャーストライカー。
以前のソード・ランチャーストライカーパックと区別するためアナザーの冠が付けられている。ランチャー
ストライカーの外見の変化は無いが、ソードストライカーはビームブーメランとロケットアンカーが右腕に増設
されている。
派生機
- ストライクルージュ(MBF-02)
- 大破したストライクを修理した際の余剰パーツで組み上げたもう一つのストライク。パイロットはカガリ・ユラ・アスハ。
オリジナルとの違いはPS装甲起動時の色が赤、ツインアイが緑、強化型バッテリーユニット「パワーエクステンダー」を搭載しているなど、一部新技術の実験機的な意味合いも強い。
最終決戦で出撃し、続編の『SEED DESTINY』にも登場。OPではI.W.S.Pを装備している。
後にキラがこの機体を借りた時に「いつもの」設定で出撃した為、、PS装甲起動時の色がオリジナルと同色になり、「ツインアイや盾以外はオリジナルと同色のルージュ」が登場した。
それを取り入れたのか、「スパロボK」「スパロボL」ではカガリ以外をルージュに乗せるとエールストライクガンダムに変化する。ゲームではツインアイや盾なども全てオリジナルと同色になるのは仕方ないところか。
ちなみに、最終的には前述のキラが借りた際の戦闘で中破してエターナルに収容された為、これじゃ借りパクじゃないかと揶揄するファンもいる。 - ストライクノワール(GAT-X105E)
- OVA『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』に登場したMS。パイロットはスウェン・カル・バヤン。
- 再生産されたストライクを改修した機体、「ストライクE」に「ノワールストライカー」を装備させた形態。
ノワールストライカーはI.W.S.Pを発展させたもので攻撃力、防御力などが大幅に上昇している。レールガン、対艦刀、アンカーランチャーなど既存のストライカーから発展した武装の他、短銃身のビームライフルショーティを装備しているのが特徴。また、完全に連合製ということで、バルカンがイーゲルシュテルンではなくトーデスシュレッケンであるのも特徴である。
インパルスガンダムと同様にVPS装甲のため、ストライカーパックを換装するとそれぞれの形態に最適化された色彩に変化する。本機専用となるノワールストライカーは黒をメインカラーとしており、それがノワールの名の由来となっている。
また、本機はストライカーパックまで含みフェイズシフト装甲製であり、盾は装備していない。……大丈夫か、対ビーム防御。
生産当時、既に性能的には時代遅れとなっていたストライクであったが、それに最新技術を導入する事で、最新のMSと十分対抗できるだけの性能を有しており、ストライクの設計が優秀であった事を証明した機体とされる。
劇中ではブルデュエルをズタボロにしたケルベロスバクゥハウンドをトリッキーな動きで翻弄し、撃破していく姿が印象的。
最終的には戦闘中のスターゲイザーの爆発的加速で地球圏外まで吹っ飛ばされ、地球に帰還するために残存エネルギーをスターゲイザーに分け与えて放棄された。この際、機体がPSダウンを起こし、ストライクらしい印象のカラーリングになっていく演出がされている。
なおノワールストライカーを装備せず、I.W.S.Pを装備したE型も外伝『機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS』に登場している。パイロットはルカス・オドネル。 - ゲイルストライク(LG-GAT-X105)
- 外伝『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』に登場したMS。パイロットはND-HE(通称ヒィ)。
- データを重視する「ライブラリアン」がヒィに合わせた近接格闘を重点にし運動性を強化した機体。両腰に装備された2振りの大剣「ウイングソー」は対象のデータさせあれば振動周波数を合わせる事でPS装甲も紙のように切り裂く事が出きる。「ゲイル」は英語で「疾風」という意味。
- アカツキ(ORB-01)
- 厳密にはストライクの系列機ではないが、機体構造・フレームにストライクの影響がありストライカーパックに準ずる「オオワシユニット」 「シラヌイユニット」があり(1/144プラモデルでは背面にストライカーパックを装着可能)オーブでの開発経緯からアストレイよりもストライク寄りの機体と思われる。基礎設計自体はストライクルージュと同時期だが、その後の技術進捗により、後発機に勝るとも劣らない性能を持つに至る。
- テスタメントガンダム・ガンダムアストレイアウトフレーム(ZGMF-X12A・ZGMF-X12D)
- 外伝『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』に登場。形式番号から解るとおりフリーダムガンダムを始めとするザフト製ガンダムの系統機で、ストライクのパーツ換装機能を検証するため文字通りの「ザフト製ストライク」ストライカーパックとの互換性があり専用のストライカーパック「ディバインストライカー」を装備する。
ガンダムアストレイアウトフレームは放置されていたテスタメントの予備フレームにロウ・ギュールが手持ちの部品を付け、作業用MSとして完成させた機体。後に改装されて「アストレイアウトフレームD」になる。こちらも専用ストライカーパックとして「バックホーム」「Gフライト」を選択装備している。
またアウトフレームのみ特殊装備のマルチパックを装備することでザフト製のウィザードシステムやインパルスガンダムのシルエットシステムも装備可能(制御は補助コンピュータ・ハチが担当) - テスタメントのパイロットはスカウト4936(アッシュ・グレイ)→カイト・マディガン
- アウトフレームはジェス・リブルと補助コンピュータ・ハチ(状況によりカイト・マディガンも搭乗)
関連動画
▼楽曲「STRIKE出撃」
関連商品
関連項目
- 機動戦士ガンダムSEED
- キラ・ヤマト
- ムウ・ラ・フラガ
- カガリ・ユラ・アスハ
- スウェン・カル・バヤン
- フリーダムガンダム
- インパルスガンダム
- ストライクフリーダムガンダム
- フェイズシフト装甲
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0


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リビジョン番号: 1534984
読み:ストライクガンダム
初版作成日: 11/10/26 01:24 ◆ 最終更新日: 12/05/21 14:19
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