┌─┬─┬─┐ ●1 ストレート 136km/h 真中中央 本塁打(左上段) [ 代打サヨナラホームラン ] |
2012年10月7日に東京ドームで行われた、読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズの試合の結末である。
この結果生まれた記録他
以下、上記の試合は「当試合」と表記する。
- 当試合は、巨人にとってのレギュラーシーズン最終戦である。
2011年(以下、前年)も、“最終戦・東京ドーム(巨人主催)・対横浜戦・無死・代打・サヨナラ・本塁打”という、ほとんど同じシチュエーションで勝利しているため、2年連続でこのような事象が起きたのは非常に珍しい。というか前例あるのか? - 当試合は、巨人が2012年シーズンにおいて唯一、延長戦で勝利した試合である[1]。
- 当試合の3番打者は、スタメン:長野久義→代打:石井義人→投手:スコット・マシソン→投手:西村健太朗→投手:福田聡志→代打:矢野謙次、の順で入れ替わった。
前年は矢野への代打として長野が打席に立ちサヨナラホームランを放ったため、奇しくも前年と当試合の2人は逆の立場ということになった。 - 矢野にとっては、このホームランがプロ野球人生初の代打サヨナラ弾、及び2012年シーズン唯一のホームランである。
- リリーフで登板した横浜DeNAの藤江均投手は、プロ野球史上24人目(25度目)の1球敗戦を記録した[2]。
- 横浜DeNAは当試合に敗戦したことにより、2012年シーズンの巨人主催試合を未勝利(東京ドームで0勝9敗1分、他に地方開催2試合も1敗1分)で終えた。東京ドームにおいては1988年の開場以来、セ・リーグ球団では初の記録となった。
たった1球でこれだけの記録・ドラマを生み、2008年の福岡ソフトバンクホークス最終戦と対になる試合となったのである。
2013年
- “東京ドーム・最下位確定チーム相手・無死”と、3年連続でほぼ同じシチュエーションで勝利している。
- 2011年は長野、2012年は矢野がサヨナラ打を放ったが、2013年はその2人が連打で出塁し得点したことにより逆転サヨナラ勝利している。
関連動画
矢野謙次のサヨナラホームランは一番最後(10:28~)を参照。
関連項目
脚注
- *ただしこれは、2011年から続いて適用された「3時間半ルール」と統一球の影響により、引き分けが非常に多かったことも大きい
- *この被弾を引きずったのか、翌日の対広島東洋カープ戦に登板した際には、廣瀬純から満塁ホームランを浴びるなどして、2/3回・打者8人,2安打4四死球6自責点と派手に炎上した(黒星付かず)
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