概要
アニメ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」においてユーゴが使用したカード群。SRと書いてスピードロイドと読む。昔の玩具をイメージしたイラストや捻った名前を使われている。HSRはハイスピードロイドと読む。
関連カードは15種類。モンスターが11種類、魔法・罠が4種類。モンスターの内訳はシンクロモンスターが3種類、チューナーが2種類。全て風属性・機械族の効果モンスターである。
特殊召喚に関係する効果がいくつかあり、メインデッキのSRモンスターを揃えてHSRのシンクロ召喚を狙うのが基本戦術。他のシンクロ・エクシーズ召喚も十分に使うことができる。
全てロイドの名前を持つのでビークロイドや他のロイドと混ぜることができる。風属性・機械族なのでそちらのサポートも生かせる。
2015年では大会などでの目立った成績はなかったようだが、2016年1月からは公認大会などで純正寄りのデッキや、幻影騎士団・彼岸との混成デッキが好成績を残した模様。
メインキャラのカード群なので、これから新たなカードが出てくる可能性も十分にある。
カード説明
以下、遊戯王カードwikiより。
2014年12月15日発売 週刊少年ジャンプ(2015年3号)付属カード"
HSR魔剣ダーマ/Hi-Speedroid Kendama
シンクロ・効果モンスター/星6/風属性/機械族/攻2200/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「HSR魔剣ダーマ」の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2):自分の墓地の機械族モンスター1体を除外して発動できる。相手に500ダメージを与える。
(3):このカードが墓地に存在し、自分フィールドにカードが存在しない場合、自分メインフェイズに発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分は通常召喚できない。
縛りのないレベル6のシンクロモンスター。貫通効果、墓地の機械族を除外して500ダメージを与える効果、他にカードがない場合に通常召喚できないデメリットと引き換えにに自己再生する効果を持つ。
攻撃力も控えめで効果も強力とは言えないが、三つもある。スピードロイドである点を生かしたい。
2015年8月22日発売"ブースターSP-ハイスピード・ライダーズ-"
SRベイゴマックス/Speedroid Terrortop
効果モンスター/星3/風属性/機械族/攻1200/守 600
「SRベイゴマックス」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから「SRベイゴマックス」以外の「スピードロイド」モンスター1体を手札に加える。
場にモンスターがいない場合に自身を手札から特殊召喚する効果と、場に出た時にSRをサーチする効果を持つ。
サーチしたモンスターを通常召喚すれば、そのままシンクロ召喚・エクシーズ召喚に繋げられる。
2017年1月からは制限カードとなる。
SR三つ目のダイス/Speedroid Tri-Eyed Dice
チューナー・効果モンスター/星3/風属性/機械族/攻 300/守1500
(1):相手ターンに墓地のこのカードを除外して発動できる。このターン、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする。
レベル3のチューナー。墓地にあるこのカードを除外して、攻撃を一度だけ防ぐ。
ネクロ・ガードナーと同じ効果。
SRダブルヨーヨー/Speedroid Double Yoyo
効果モンスター/星4/風属性/機械族/攻1400/守1400
(1):このカードが召喚に成功した時、 自分の墓地のレベル3以下の「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
通常召喚時にレベル3以下のSRを蘇生する。
これもチューナーを蘇生して、シンクロ召喚に繋げられる。
SRシェイブー・メラン/Speedroid Razorang
効果モンスター/星4/風属性/機械族/攻2000/守 0
(1):このカードは召喚したターンには攻撃できない。
(2):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このカードを守備表示にし、対象のモンスターの攻撃力はターン終了時まで800ダウンする。
召喚したターンに攻撃できない効果、自身を守備表示にしてモンスターの攻撃力を800下げる効果を持つ。
攻撃力2000だが召喚したターンに攻撃できず、効果を使えば守備力0を晒す。特殊召喚したモンスターで追撃するか、効果を使ってエクストラデッキのモンスターの素材にしたい。
SRメンコート/Speedroid Menko
効果モンスター/星4/風属性/機械族/攻 100/守2000
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から攻撃表示で特殊召喚し、相手フィールドの表側表示モンスターを全て守備表示にする。
相手の直接攻撃を手札から自身を特殊召喚して防ぎ、相手のモンスターを全て守備表示にする。
バトルフェイズを終了させるバトルフェーダーの方が確実に攻撃を防げる。こちらはSRである事が利点である。
SRタケトンボーグ/Speedroid Taketomborg
効果モンスター/星3/風属性/機械族/攻 600/守1200
自分は「SRタケトンボーグ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):自分フィールドに風属性モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードをリリースして発動できる。デッキから「スピードロイド」チューナー1体を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。
自分の場に風属性がいる場合に手札から特殊召喚できる。リリースすることでSRのチューナーをデッキから特殊召喚するが、風属性しか特殊召喚できなくなる。
今の所特殊召喚できるのは、「SR三つ目のダイス」と「SR赤目のダイス」の二種類。そのままシンクロ召喚するのがいいだろう。
SRオハジキッド/Speedroid Ohajikid
効果モンスター/星3/風属性/機械族/攻1000/守 200
(1):このカードが召喚に成功した時、 自分または相手の墓地のチューナー1体を対象として発動できる。そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚し、そのモンスターとこのカードのみを素材として風属性のSモンスター1体をS召喚する。
通常召喚時に自分か相手の墓地からチューナーを蘇生し、このカードとそのチューナーで風属性のシンクロモンスターをS召喚する。
相手の墓地のチューナーも利用できるが、レベルが合わせにくい。やはり自分のチューナーを蘇生する方が無難。
SR赤目のダイス/Speedroid Red-Eyed Dice
チューナー・効果モンスター/星1/風属性/機械族/攻 100/守 100
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、「SR赤目のダイス」以外の自分フィールドの「スピードロイド」モンスター1体を対象とし、1~6までの任意のレベルを宣言して発動できる。そのモンスターはターン終了時まで宣言したレベルになる。
レベル1のチューナー。このカードが場に出た時、このカード以外のスピードロイドのレベルを1~6の任意の値に変更する。
このカードがレベル1なので基本的にはレベル2~7のS召喚を狙う事になる。
HSRチャンバライダー/Hi-Speedroid Chanbara
シンクロ・効果モンスター/星5/風属性/機械族/攻2000/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分は「HSRチャンバライダー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(2):このカードが戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。このカードの攻撃力は200アップする。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、除外されている自分の「スピードロイド」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
縛りのないレベル5のシンクロモンスター。2回攻撃できる効果、戦闘を行うたびに攻撃力が200アップする効果、墓地に送られた場合に除外されたSRを手札に加える効果を持つ。
攻撃力2000は頼りないが、二回攻撃と攻撃力上昇効果で補える。墓地に行っても「HSR魔剣ダーマ」、「ヒドゥン・ショット」、「ダイスロール・バトル」などで除外されたSRを回収できる。
スピードリバース/Speed Recovery
通常魔法
(1):自分の墓地の「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
SR限定の死者蘇生で、さらに墓地にあるこのカードを除外してSRをサルベージできる。
SRデッキには必須の強力な蘇生カード。
ヒドゥン・ショット/Shock Surprise
通常魔法
(1):自分の墓地の「スピードロイド」モンスターを2体まで除外し、除外した数だけフィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを破壊する。
墓地のSRを2枚まで除外し、除外した数だけカードを破壊する。
万能破壊カード。墓地のSRを除外しすぎると辛いが、それでも強力な効果である。
ダイスロール・バトル/Dice-Roll Battle
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に自分の墓地の「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターと手札の「スピードロイド」チューナー1体を除外し、その2体の元々のレベルの合計と同じレベルを持つSモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。
(2):相手バトルステップに墓地のこのカードを除外し、自分及び相手フィールドの表側攻撃表示のSモンスターを1体ずつ対象として発動できる。その相手の表側攻撃表示モンスターはその自分のモンスターへ攻撃し、ダメージ計算を行う。
相手の攻撃時に墓地のSRと手札のSRチューナーを除外して、シンクロモンスターを特殊召喚する。また、相手の攻撃時に墓地のこのカードを除外して互いのシンクロモンスターを戦闘させる。
どちらの効果も、条件をそろえるのが厳しいと思われる。
2015年10月17日発売"ブレイカーズ・オブ・シャドウ"
HSRマッハゴー・イータ
シンクロ・効果モンスター/星5/風属性/機械族/攻2000/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「HSRマッハゴー・イータ」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。フィールドの全ての表側表示モンスターのレベルはターン終了時まで1つ上がる。この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに「スピードロイド」チューナーが存在する場合に発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない。
縛りのないレベル5のシンクロモンスター。自身をリリースして場のモンスターのレベルを1つ上げる効果を持ち、この効果は相手ターンにも発動できる。また、SRチューナーがいる場合に自身を蘇生する効果を持つが、この効果を発動すると風属性しか特殊召喚できなくなる。
自身をリリースして相手のエクストラデッキからの特殊召喚を邪魔し、自分のターンで蘇生させてシンクロ召喚に繋げられる。
ハイ・スピード・リレベル
通常魔法
(1):自分の墓地の「スピードロイド」モンスター1体を除外し、自分フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで、 除外したモンスターと同じレベルになり、攻撃力は除外したモンスターのレベル×500アップする。
墓地のSRを除外してシンクロモンスターのレベルを変動させ、攻撃力を除外したモンスターのレベル×500だけ上昇させる。
レベル4のSRを除外すれば攻撃力が2000上昇するので強力だが、シンクロモンスターしか対象にできず、さらに蘇生などに使用するSRを除外するのは少し辛い。レベル変動も使いにくい効果。
2019年1月20日発売 Vジャンプ(2019年3月号)
HSRカイドレイク
シンクロ・効果モンスター/星8/風属性/機械族/攻3000/守2800
機械族・風属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する。
●相手フィールドの全ての表側表示のカードの効果を無効にする。
(2):このカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「スピードロイド」モンスター1体を手札に加える。
高い攻撃力と全体除去効果をもつ縛りのないレベル8のシンクロモンスター。
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