スベロア・ジンネマンとは、『機動戦士ガンダムUC』の登場人物
CV:手塚秀彰
概要
ネオジオン軍残党、「袖付き」のメンバー(52歳、階級は大尉)
実力派の行動部隊であるガランシェール隊の隊長であり、同隊の母艦である偽装貨物船「ガランシェール」の船長。
ぶっきらぼうな風貌と時に厳しい言動をするものの、根は優しく、軍人または人間としての軸を持つ。そういった一面から、皆からキャプテンと呼ばれ親しまれている。
主な任務はミネバの護衛であり、時には彼女の意向に背いてでも彼女を守ろうとする忠臣。その働きぶりによってミネバからの信頼も厚い。
的確な状況判断と部下への指示によって船を動かし、場合によってはノーマルスーツと銃を持って自らゲリラ戦を行うほど。歳を考えなさいよ!
その際に乗り込んだ先でミネバを財団から取り戻すなど、白兵戦の腕前も確か。
本編開始前に連邦軍との戦いの中で保護した少女、マリーダ・クルスに対してはお互いに信頼しており、その容姿からも亡くなった実娘「マリィ」と重ねることもあるが、再び大切なものを失う恐怖から敢えて忠実な部下として接している。
主な活躍
機動戦士ガンダムUC
物語の最序盤から登場し、本作品の核心である「ラプラスの箱」の譲渡交渉に参加、決裂後の戦闘からこれを巡る戦い(ラプラス戦争・ラプラス事変)に翻弄されていく。
主人公であるバナージ・リンクスには父親のように様々なことを教えながら、時に反発して殴り合うなどの経験を経て、信頼関係を築く。
多くの戦闘で部下を失うなどの悲しみに遭うものの、この戦乱を最後まで戦い抜いた。
機動戦士ガンダムNT
UCの後日談を描いた、NTにおいてもミネバ直属の部隊として登場。
ミネバに「ジンネマンをここへ」と言われるところを鑑みるに、変わらず彼女の右腕として活躍しており、ガランシェールの後継機、ガランシェールJr.の船長として戦いに参加している。
名台詞
- 『マスター』「マスターはよせ」
- 被害者根性で不貞腐れるのはやめろ、墜とされたギルボアも浮かばれん
- ああ、哀しいな。哀しくなくするために生きているはずなのに……なんでだろうな……
- 人を想って流す涙は別だ。何があっても泣かないなんて奴を、俺は信用しない
- 今すぐ下に降りて手伝ってやりたい気分だよ!
- 中に入っちまえばこっちのもんだ!
- 俺を一人にするなぁぁぁぁ!!!
- 理屈では消せんのです…恨みも、後悔も…。
- 最後の命令だ・・・心に従え・・・
- 待ちましょう、今度は俺たち大人が、あいつを守ってやる番です。
関連動画
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関連項目
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