スルト(ヴァルキリープロファイル)単語

スルト

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スルト(ヴァルキリープロファイル)とは、ゲーム「ヴァルキリープロファイル」の登場人物である。

この項目は、ネタバレ成分を含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

概要

本作のBエンディングルートでのラスボス。原典では炎の巨人ムスペルの一人だが、本作ではヴァン神族を束ねる王で、氷の国ヨツンヘイムを拠点としている設定である。オーディンが力と策略による支配を中心に進めるのに対し、スルトは義による治世を重んじるとされている。そのため人望は厚い。

Chapter8までの全てのPe riodを消費した場合Bエンディングルートに突入し、アース神族軍vs ヴァン神族軍の最終決戦となり、本拠地のヨツンヘイム宮殿にてヴァルキリーと対決することとなる。
戦闘前にオーディンを盲信するヴァルキリーを罵倒するが、この真意はAエンディングを見れば判明する。

一方正規ストーリーであるAエンディングではドラゴンオーブを手にし、ブラッドヴェインとフェンリルを引き連れたロキに共同戦線を持ち掛けられるも、「汚れた魔物の力を借りるほど我々は落ちぶれてはおらぬ」と一蹴したため、本性を現したロキによって殺害される。

ちなみに、Aエンディングのフラグを立てていても、全Pe riodを消費してしまうとBエンディングになってしまうため、うっかりレベル上げに専念しすぎてPe riodを消費してしまうなんてことがないように。でないとルシオが犬死に......。

ヨツンヘイム宮殿の最奥部にてスルトとの対決となる。
戦闘時は近衛兵のヴァン神族2体を伴って出現するが、義を重んじるだけあってかスルト自らが最前線に立って戦う。原典では炎の巨人であったことを反映して、炎属性の攻撃を多用する。

肝心の強さだが、非正規のラスボスなだけあってはっきり言って大したことは無い。ボスとしてそれなりに高いステータスは持つものの、魔法防御力がやや高いこと以外はパッとしないステータス。当たり前だがブラッドヴェインとは比較にならない。
ただし、HPは高い上にロキと違ってラスボス専用武器が出ることはないため、撃破に必要なターン数で言えばこちらが大きい。また、攻撃力はロキよりも高く、マイト・レインフォースで強化もしてくるため、物理攻撃の威力は意外と侮れない。

前述したとおり炎属性の攻撃が中心なため対策が立てやすい。全員にスタン・チェックを装備させれば炎のダメージを半減でき、気絶を防ぐこともできる。

スルトはボイスデータが設定されているのだが、ラスボス戦の仕様によりエンディングを迎えてもスルトのボイスはセーブデータに残らない。
スルトのボイスを集めたい場合はセラフィックゲートに出現する「ジャイアント・ロード」と戦う必要がある。

出現方法が面倒であり、セラフィックゲートの最奥層（青白い壁のエリア）に出現する「ディザスター・アイ」3体が出現する敵アイコンに接触すると一定確率で敵が変化し、「ジャイアント・ロード」が出現するようになっている。
なのでこいつに会うにはディアスター・アイのアイコンと接触→逃走を繰り返して出現するのを待つしかない。

だがそれ以上に面倒なのがジャイアント・ロード自身の強さ。出現確率が低いのをいいことにチート地味たステータスが設定されており、特に防御力が異常なまでに高い。
魔法防御力は脅威の30000。聖杖ミスティック・ワイザーを装備してのセレスティアル・スターでさえ1ポイントのダメージに抑え込んでしまう。物理防御も6600と高く、ブラッディ・ダスターを装備したブラムスですら碌なダメージを与えられない。
これに加えて何故かスルトが使用しなかった回復魔法「キュア・プラムス」まで使用してくるため、長期戦は避けられない。当然火力も強化されており、本編のスルトが霞むほどの強さである。