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スーパーマリオUSA Super Mario USA |
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基本情報 | ||
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ジャンル | アクションゲーム | |
対応機種 | ファミリーコンピュータ Wii(バーチャルコンソール) ニンテンドー3DS(バーチャルコンソール) |
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開発元 | 任天堂 | |
発売元 | 任天堂 | |
発売日 | FC:1992年9月14日 Wii VC:2007年8月10日 ニンテンドー3DS VC:2012年11月28日 |
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価格 | FC:4,900円 Wii VC:500Wiiポイント ニンテンドー3DS VC:500円 |
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対象年齢 | CERO:A | |
ゲームソフトテンプレート |
スーパーマリオUSAとは、任天堂より1992年9月14日に発売されたファミコン用ソフトである。
概要
国内における「スーパーマリオブラザーズ2」は海外では発売されておらず(海外版スーパーマリオコレクションには収録されている)、代わりに日本でディスクシステム用として発売された「夢工場ドキドキパニック」(任天堂開発、フジテレビ販売)のキャラをマリオに変えたものが「Super Mario Bros2.」として海外で発売された。
その後、それを日本に逆輸入した物がこの「スーパーマリオUSA」である。
突然逆輸入された理由には、ファンサービスとして海外でのマリオを日本に知らせる為、夢工場をROMカセットで再販する意味合いがあった等と言われているが、完成度が高いにもかかわらずマイナーであった夢工場を、人気が高かったマリオのキャラを使用した事によって知名度を上げる為だったという説もある。
実際、スーパーマリオUSAを知っていても夢工場を知らない人は多く、売り上げ本数もスーパーマリオUSAの方が上である(これには、ディスクシステム本体の普及率の関係もある)。
また、夢工場に比べ、細かい点での変更点も存在する(詳しくは後述)。
因みにファミコンでタイトルにマリオが含まれるアクションゲームでは唯一カセットの色がピンク色である(他は全部オレンジ色で統一されている)。
元々スーパーマリオシリーズとは別に作られたため、他のスーパーマリオシリーズとはシステムが全く異なり、スコアも制限時間もなくライフ性であり、敵を踏んで倒す事ができない代わりに敵や地面に埋まっている野菜(敵の弱点である)やブロックなどを持ち上げて投げつけることで敵を倒すことを基本操作としている。
他のシリーズに見られるパワーアップ要素はないが、特定の野菜を引き抜くと薬が出現することがあり、これを地面に投げるとドアが出現する。中に入る事で裏世界へ入ることができ、その裏世界でキノコを取る事により最大ライフ値を4つまで増やす事ができる。
また、クッパを始め、クリボーやノコノコ等といったマリオシリーズでおなじみの敵は全く登場しないが、これがマリオシリーズとなったことで、キャサリンを始め、ヘイホー、ムーチョ、トンダリアなどがマリオシリーズの敵に加わることになった。特にヘイホー、ムーチョは「ヨッシーアイランド」を経て一気に知名度を伸ばし、クリボーやノコノコに次ぐマリオファミリーでのポジションを確立させている。
本作はスーパーファミコンソフト「スーパーマリオコレクション」(Wiiで移植版が発売されている)やゲームボーイアドバンスソフト「スーパーマリオアドバンス」にてリメイクされた。現在はWii、ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールにてファミコン版が配信されている。またスーパーファミコン Nintendo Switch Onlineでも配信されている。
プレイヤーキャラ
プレイヤーキャラもマリオとルイージに加え、いつもは戦わないピーチ姫とキノピオを操作できる。
- マリオ
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主人公だけに標準的な性能をしている。
目立った長所が無いのが弱点ではあるが、ジャンプに癖が無いためタイミングを計りやすい。 - ルイージ
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スーパーマリオブラザーズ2(国内版)のジャンプが高いという性能を引き継ぎ、高度が高く滞空時間が長い独特のジャンプを持つ。ジャンプでバタバタするのはスーパーマリオアドバンス2、スーパーマリオアドバンス4でも採用されている。
また、ダメージを受けても高く飛ばされる習性がある。 - ピーチ
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非力なため野菜を引き抜く速度が遅く、ジャンプ力も高くないが、一定時間滞空しての水平移動が可能である。
空中にフワリと浮くこの能力はピーチ姫の特性の一つとなり、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ、スーパーマリオ 3Dワールドでも採用されている。 - キノピオ
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ジャンプはてんでダメだが、その代わり抜群の力を持ち、高速で野菜を引き抜くことができる。また、物を持ち上げている時のダッシュスピードも全キャラ中最速。
スーパーマリオカートでは最軽量級であり、マリオカート64以降小柄になったため、キノピオが力持ちという設定は珍しい。
夢工場ドキドキパニックとの相違点
前述の通り、スーパーマリオUSAは夢工場ドキドキパニックの海外版を逆輸入したソフトであるが、輸出した際に様々な仕様変更が加えられている。
尚、海外版とUSAでの相違点はタイトルロゴ位である。
- キャラのグラフィックがマリオに関連する物に変更されている。
- 背景等のグラフィックが描き換えられ、全体的にアニメーションが加えられている。
- セーブが不可となり、その代わりクリアさえすれば必ずトゥルーエンドが見れる。また、ステージセレクトもできない。
- コンティニューに回数制限がある。
- BGMも一部変更され、キャラ選択と地上BGMがロングバージョンとなり、裏世界と無敵時はスーパーマリオブラザーズの曲に変更されている。
- BGMの音色と効果音が一部異なる(ディスクからROMになった事により、拡張音源が使えなくなった事による。殆どは矩形波音に置き換えられているが、爆発音等には拡張音源の音をサンプリングしたPCM音源が使われている)。
- ダッシュができるようになった。
- マップが一部変更された。
- ボーナスゲームの画面がグリーンバックの地味な物から、豪華な物となった。
- 5ワールドのボスが「チョッキー」というオリジナルボスに置き換えられ、代わりにドン・チュルゲの登場回数が3回から2回に減少した。
- 鍵を入手した時点で壁のカメーンが動き出す演出が追加され、その場でいきなり襲ってくる。これに伴い、夢工場において鍵のみ置かれていた場所にもカメーンが一緒に配置されている。
- 爆発時の文字が「BOM」から「BOMB」に変更されている(恐らく和製英語と思われるため)。
- ライフが残り1つになると他のスーパーマリオシリーズ同様キャラが小さくなる(但し、当たり判定は変わらない)。
- ストーリー解説デモはアニメではなく、テキストのみの解説となっている。
- エンディングが変更された。
- ルイージ(夢工場におけるママに相当)がジャンプの際足をばたつかせるようになった。
- ステージ開始の度にキャラを変更できるようになった。
※尚、スーパーマリオアドバンスやスーパーマリオコレクション等と言ったリメイク版には更に変更点が加えられているが、ここでは省略する。
関連動画
ニコニコ動画上では主にスーパーファミコン版のゲーム実況動画などがアップロードされている。
また、あまり知られていないが、サテラビューで配信されているバージョンも存在する。下はその動画。
ピコカキコ
タイトル | No | プレイヤー |
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タイトル | 7057 | |
プレイヤーセレクト | 7049 | |
地上BGM | 5475 | |
地上BGM ※別アレンジ | 7040 |
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