「ジガギヅシザバ クウガ」
(ひさしぶりだな クウガ)
「キョグギンジャンママ ズ・バヅー・バザ」
(驚異のジャンパー ズ・バヅー・バだ)
ズ・バヅー・バとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダークウガ』に登場する怪人である。
演:小川信行
未確認生命体第6号:ズ・バヅー・バ | |
登場作品 | 仮面ライダークウガ |
サブタイトル | 第5話「距離」 第6話「青龍」 |
身長 | 204センチメートル |
体重 | 185キログラム |
概要
「EPISODE3 東京」にて初登場した、バッタ種のグロンギ。ラ・バルバ・デによって、他のズ集団グロンギとともに東京へと召集される。池袋を移動中、周囲の人間が行うお金のやり取りに興味を持ち、路上に落ちていた一円玉を拾って道ゆく人に支払う仕草をした。その後、ズ・ザイン・ダ、ズ・ガルメ・レ、ズ・メビオ・ダとともに集結。ゲゲルの開始を待っていたが、警官隊によって右目を潰されたメビオが激昂して暴走。この時、バヅーはメビオを止めようとしたが、リーダー格のザインから「待て、もういい」と宥められている。
進行役のバルバによってゲゲルの開幕が告げられ、バヅーはそのファーストプレイヤーに選ばれた。「EPISODE5 距離」「EPISODE6 青龍」にてゲゲルを開始し、仮面ライダークウガと交戦する。
※兄に「ゴ・バダー・バ」がいる(作中では特に言及されてはいない)。
怪人体では全身の筋肉がスプリング状の螺旋構造になっており、「驚異のジャンパー」の二つ名のとおり、クウガ(マイティフォーム)では手に負えない驚異的な跳躍力を持つ。
ファーストプレイヤー
「ビベングデギ ババグドムセギジャジャバ」
(記念すべきファーストプレイヤーか)
グロンギ族の殺人ゲーム「ゲゲル」において最初のプレイヤーに選ばれ、
というルールの殺人を2000年2月3日杉並区阿佐谷から開始した。殺害方法は、ジャンプで高い建物の上へ捕らえた人間ごと飛び上がり、そのまま地面に落として墜落死させるというもの。
クウガ(マイティフォーム)との戦いでは、その跳躍力でクウガを寄せ付けず苦しめた。
五代雄介のもっと高く跳びたいという意思により、クウガはドラゴンフォームへの超変身を遂げたものの、その特性を理解しておらず、力ではグローイングフォームにすら劣るドラゴンフォームでインファイトを仕掛けてしまった。
当然バヅーはそれを受け付けず、終始クウガを圧倒。最後は高層ビルの屋上からクウガを叩き落とし、重傷を負わせた。しかし、風向きが変わって弱点である工場の煙突から出る煙が流れてきたため、
「ギボヂジソギギダバ」
(命拾いしたな)
と言って一旦引き上げた。バヅーはこの日だけで、40人もの命を奪った。バヅーにボコボコにされた雄介は関東医大病院に搬送。椿曰く「全身打撲で普通なら死んでいる」「普通で言う全治一ヶ月の怪我に間違いない」との事。
再戦
「ゴギ!ガベザガベサガベザ!ガベザ!」
(おい!酒だ酒だ酒だ!酒だ!)
ゲゲルのクリアへの自信とクウガを倒した事が合わさって得意げになったバヅーは、ズ・ゴオマ・グが持っていた酒を奪ってあおり、上機嫌のままゲゲルを再開した。
しかし前回の撤退が排煙によるものだと一条刑事に把握され、風向きと排煙がなびくエリアからバヅーの出現範囲が特定される。警視庁合同捜査本部は当該地域に警官隊を配置。一条刑事には配備されたばかりの高性能ライフルを持たせるなど万全の体勢で挑んだ。だがバヅーは待ち構えていた警官隊を返り討ちにし、高性能ライフルすら無効化。覆面パトカーを横転させて一条刑事を気絶させた。
その後、別の場所で警官隊を衝突。警官を皆殺しにした直後にクウガが現れ、再戦と相成った。最初からドラゴンフォームに変身したクウガであったが、インファイト能力の低さをまだ理解していなかったため、再び優位に立ち回る。ドラゴンフォームの特性を理解できないクウガを追い詰めるが、警察の封鎖線を突破した沢渡桜子によってドラゴンフォームに関する古代文字の碑文の解読結果が五代に伝えられた。
「水の心の戦士、長きものを持ちて敵をなぎ払え!…分かった?」
ここでドラゴンフォームの特性を理解したクウガは手すりの棒を蹴り上げ、自らの武器とする。手にした棒は瞬く間にドラゴンロッドとなり、形勢逆転。今度はバヅーが守勢となり、追い詰められていく。最期は「スプラッシュドラゴン」を直撃を受け、2000年2月4日井荻7丁目にてズ・バヅー・バは爆死した。
余談だが、バヅー・バのスーツはその後改造され、ゴ・バダー・バとなっている。その為、その後の劇中や後年の作品では登場していない。
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