セイスモサウルス単語

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セイスモサウルス
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セイスモサウルスとは

  1. ジュラ紀中期に生息していた巨大脚類の恐竜
  2. ZOIDSシリーズに登場するカミナリ大砲撃戦用ゾイド

である。

1.の概要

中生代ジュラ紀後期に生きていた脚類の恐竜

1973年に発見され、推定でもその全長は約30m、体重40tと全恐竜時代の中でも史上最大級の全長を持つ恐竜とされていたが、後にアルゼチノサウルスが発見された事により、その座をアルゼチノサウルスに譲る。

2004年にディプロドクス類に再分類された。

2.の概要

ゾイド > セイスモサウルス

機体解説

セイスモサウルス
SEISMOSAURUS
基本情報
EZ-69
所属 ネオゼネバス帝国
モチーフ セイスモサウルス
スペック
全長 53.5m
全高 10.9m
全幅 不明
重量 198.0t
最高速 70km/h
武装
ゾイドテンプレート

セイスモサウルス

ネオゼネバス帝国開発したセイスモサウルス距離撃用ゾイド
元はEZ-21デスザウラーの強化計画から生して生み出されたゾイドであり、登場するなりく間に圧倒的戦闘力を持ってヘリック共和国軍を中央大陸より叩き出すほどの猛威を発揮し、これ以降デスザウラーに代わるネオゼネバス帝国シンボル的存在として君臨する事になった。

中央大陸と統治するようになったネオゼネバス帝国が自の新たな徴としてガイロスの技術を使わず新たな最強ゾイド開発するというプロジェクトを発足させ、当初はデスザウラーをそのまま強化したようなゾイド制作する予定であったが、そのデスザウラーが共和軍が開発したRZ-64ゴジュラスギガ兵戦でほとんど敵わないという事実が発覚、そこで計画を大幅に変更して対ゴジュラスギガ用のゾイドというコンセプトを盛り込んで生み出されたのがこのセイスモサウルスである。

ゴジュラスギガの絶大な格闘に対抗するために導き出された結論が“ゴジュラスギガでも対応出来ない遠距離からの一撃必殺攻撃”であり、そのためのゾイド開発が決定し、デスザウラーの長距離攻撃を経つつ最終的にベースとして優れたエネルギーの生成と伝達を持つカミナリ野生体ゾイドを選び、その素体のに基づいた強荷電粒子砲を搭載する事で完成した。

口腔から放つその集束荷電粒子砲名から取って“ゼネバス”と名付けられ、長い胴体そのものが荷電粒子集束器と加速器となっているため放たれた荷電粒子砲はぎりぎりまで拡散減衰せずに遠く離れた標的に届くようになっており、その有効射程範囲は当時のどのゾイドが持つレーダー圏外に及び、そして威はあのゴジュラスギガの全身を覆う古代チタニウム装甲を容易く貫くほどで、さらにこのゼネバスは最高で5間以上もの連続放射も可になっているという驚異的なエネルギー放出量を誇っている。

とにかく火力に突出しており、首と尻尾の関節全てに小の可動式荷電粒子レーザーを装備、背部にも対空砲を多数備えているため、不意に上から接近して来た敵に対しても万全の迎撃体勢を取る事ができる。
至近戦闘においては全身に装備された31連レーザーからシャワーのように荷電粒子ビームを放つ事ができ、小・軽装ゾイド部隊ならばこれで容易に制圧できる。格闘も決して低くはなく、頭部のキラーバイトファングや尾部の加重力衝撃イルで相手を締め上げたり、のようにしならせて標的を打ちのめして倒す事がになっている。

その全身を覆う装甲の強度もゴジュラスギガとほぼ同等のレベルに達しているため生半可な攻撃ではビクともしない防御を兼ね備えており、さらにデスザウラーの最大の弱点であった荷電粒子吸入ファンも攻撃され難いように胴体下部に取り付けられているため死らしい死はほとんどない。
強いて言えばこのクラスゾイド共通の悩みとして機動がやや低い事と、ゼネバスを撃つ際には他の電子戦ゾイドと連携して正確に標的の位置を割り出して照準を合わせないといけない事が弱点として挙げられ、なおかつゴジュラスギガと直接対決に持ち込まれた場合、格闘戦では一歩及ばないがゆえもし薄されてしまうと非常に危険な状況に追い込まれてしまう。

もう一つの特徴としてキメラブロックスゾイドとのチェンジマイズ機構があり、同時期に開発されたBZ-15スティルアーマー、BZ-16シザーストーム、BZ-17レーザーストームと言った護衛用ブロックスゾイド合体する事でその汎用性を広げる事が可で、スティルアーマーの装備を自身に取り付ける事で格闘戦を高めた“ベルセルクセイスモ”や、シザーストームレーザーストームの武装を全身に装着してさらに火力を向上させた“アルティメットセイスモ”へと自己強化する事によりあらゆる状況に対応する事ができる。

ロールアウト後はその標通り大半のゴジュラスギガ駆逐し、さらに他の共和ゾイドを尽く粉砕して共和軍に壊滅的打撃を与え、史上初の共和全追放を達成(共和軍が首都を追われた事は何度かあったが、組織そのものが中央大陸を離れざるを得なくなったのは今回が初)したのである。

その後もセイスモサウルスは量産されて各要塞や防衛線に配備され、共和軍の再来に備えていたが共和軍もこの対セイスモサウルス用ゾイド開発に血を上げ、次に中央大陸に舞い戻ってきた時にはRZ-70凱龍輝やBZ-21ディメトロプテラと言ったゼネバス化するゾイドを携えており、そのためセイスモサウルスももはや防衛ラインを守りきる事ができなくなり、とうとう旧共和首都前まで共和軍の進撃を許してしまう事となる。

そしてこの旧共和首都防衛戦でもまたセイスモサウルス部隊敗北を喫し、両軍の勝敗は決したのであった。

劇中での活躍

バトルストーリー

ZAC2106ロールアウト。かねてより進められていたデスザウラー強化計画だったがゴジュラスギガの登場に合わせて方針を大幅に変更して開発された。

共和軍残党の立て篭もるクック要塞を奪還するために出撃。要塞を守るゴジュラスギガをそのゼネバスによる距離射撃全滅させ、接近してきた小ゾイド部隊に対してはアルティメットセイスモとなって応戦してこちらもく間に壊滅に追いやって見せ、この結果共和軍は要塞を放棄する羽になり、さらには中央大陸からの退散を余儀なくされる事になる。

それから約1年後、中央大陸に戻ってきた共和軍がキマイラ要塞都市に侵攻した際にも要塞を守っていた本機が迎撃、今度もゴジュラスギガライガーゼロフェニックス部隊を追い詰めるものの、そこに凱龍輝が到着。凱龍輝の集システムによりゼネバスを吸収効化されてしまい、そこを残ったゼロフェニックス部隊に包囲されるという危機に陥るが、新たな護衛機のエナジーライガーの奮戦によりどうにか撤退に成功する。

しかし、この頃よりセイスモサウルスの活躍にも陰りが見え始め、マウントアーサー防衛線でも迫り来る共和軍を迎撃しようとしたが、密かに展開していたディメトロプテラ部隊電波でゼネバスの照準を狂わされたため満足な働きが出来ず、またしても退く結果となった。

そして最終決戦とも言うべき旧共和首都を巡る戦いでは十数機ものセイスモサウルス部隊が防衛線を敷いて共和軍と突したが、こちらもゴジュラスギガ凱龍輝の連携の前に全機撃破されてしまった。

ここでバトルストーリーは終了したためその後セイスモサウルスがどうなったかは不明である。

アニメ

ゾイドフューザーズ』に登場。
こちらも『ゾイド -ZOIDS-』に登場したデスザウラーデススティンガーと同じくサイズが数十mからm近い大きさの文字通りの要塞ゾイドとして描写されており、カラーリングを基調とした禍々しいものになっている。


フューザーズ』では悪の秘密結社リヒターケールの旗艦にして同作のラスボスとして登場。
物語終盤よりブルーティ市長に就任したアルファ・リヒターの会見の場に姿を現し、更迭されたゴジュラスギガに代わる新たな都市防衛の要となると謳われていたが、その実態は彼が裏で運営するリヒターケール世界制覇的に開発した大量破壊兵器である。

初陣ではリヒターの強引な政策に反発するRD達を守ろうとしたガミーゴジュラスギガの前に立ちはだかり、機の一撃だけでゴジュラスギガを撃破した。

その後スパイの報告からレジスタンスがシティの港湾部に集結している事を突き止め、リヒター自らがセイスモに乗り込んでの揮の下、多数のシザーストームレーザーストームを擁するキメラブロックス部隊を率いて侵攻を開始する。現場ではその圧倒的な体火力レジスタンスを燻り出し、さらにキメラブロックス部隊とユニゾンする事でアルティメットセイスモとなり、レジスタンス筆頭のRDライガーゼロファルコンブレード凱龍輝を苦しめた。

仲間支援でアルティメットセイスモのユニゾン解除に成功したかと思いきや、そこにマービスのスティルアーマーが合流。今度はベルセルクセイスモとなり、ソードレールキャノンとゼネバスなどの攻撃でレジスタンスを壊滅寸前まで追い詰めた。

ブレード凱龍輝も倒され、残るはRDゼロファルコンのみとなったが、RDの気迫と共にゼロファルコン限界以上のを発揮してベルセルクセイスモに特攻。ゼネバスを放つも通用せず、最後にはゼロファルコンストライクレーザーランスでその体を切り裂かれて沈した。

そして燃え盛るセイスモから命からがら脱出したリヒター達も治安局に拘束され、彼等の野望も潰えた。

ちなみにこのセイスモサウルスと合体するスティルアーマー、レーザーストーム、シザーストームはキット設定や他の個体よりも大合体専用機とされており、また、本機が放つ集束荷電粒子砲もゼネバスと呼ばれていたが、リヒターケールゼネバス帝国に何らかの関係あったのかどうかは不明。

主な機体バリエーション

アルティメットセイスモ

セイスモサウルスにシザーストームレーザーストームチェンジマイズした形態。
背部にガトリング砲と多数の3連、両にも拡散レーザーと大チェーンソーが搭載されている。
これらの装備により火力の向上だけでなく、不意の接近戦においても十分な対応性を発揮できるようになっている。

ベルセルクセイスモ

セイスモサウルスにスティルアーマーがチェンジマイズした形態。
首にスティルアーマーの襟巻き、背部にソードレールキャノンが搭載されている。
この装備は首を振り回した時の攻撃を上げ、そして背部のソードレールキャノンは武器にも射撃武器にもなる。

ブルーセイスモ

ゾイドタクティクスに登場するいセイスモサウルス。機体性に差異はない。

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26 ななしのよっしん
2016/10/01(土) 21:01:18 ID: s4m8VuTxgN
セイスモサウルス見て思うけどまるで宇宙戦艦ヤマトみたいだよな。
接近戦よりも遠距離戦が得意でゼネバス波動砲っぽいし。
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27 ななしのよっしん
2017/04/21(金) 08:54:28 ID: KC7cTjRVOP
どちらかと言うとガミラス波動砲に当たるデスラーの方ではいかと。
少なくともネーミング的な意味では意識してる部分あると思う。
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28 ななしのよっしん
2017/06/17(土) 20:33:15 ID: 2bi5Q9O3X+
昔から気になってたけどゴジュラスギガとは敵同士なのに何で似たようなデザインなんだろ?
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29 ななしのよっしん
2017/08/14(月) 10:40:11 ID: ll36cW8mps
>>28
敵軍の兵器鹵獲してコピーしたり、意識して似せたりすることはゾイド世界でも現実世界でも多い。あと玩具としての都合上を共通させたほうがコストが抑えられるという事情もある。たとえばセイバータイガーシールドライガーゴドスイグアンなんかがそんな理由。

ただ、ギガとセイスモはそのどれにも当てはまらないので、意地悪な解釈をすればデザイナーが手を抜いていたとも・・・
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30 ななしのよっしん
2018/04/04(水) 10:20:21 ID: KC7cTjRVOP
本当はアイアンコングエヴォルツォーネこそが帝国の切り札的ゾイドになる予定だったけど
開発が遅れたせいでギガサポート機として予定されていた物を急遽帝国決戦ゾイドに転用した説
なんかも当時はあったりしたな。
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31 ななしのよっしん
2019/02/21(木) 00:24:41 ID: VDzeQtsiHD
共和帝国にそれぞれ技術協してたZOITECとZi-ARMS
暖簾分けした元々は同じ企業だったからかもしれない
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32 ななしのよっしん
2020/01/28(火) 14:58:23 ID: aJ1dAI+yVZ
今更ながら旧シリーズの大異変でウルトラザウルスとか絶滅寸前まで追い込まれたのにセイスモの元となったカミナリ素体ゾイドってよく生き残ってたよね。そもそもコイツの素体は何処から見つけてきたんだろう?
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33 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 01:15:29 ID: s0qBolq6A4
>>31
つーかZi-ARMSってZOITECの社員の一部が独立してできた企業じゃなかったっけ?
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34 ななしのよっしん
2022/09/18(日) 23:18:05 ID: QF9U/yEyDG
こいつをゾイド史上1,2を争うセコい機体たらしめてるのはゼネバスが全方向に撃てるから、高速格闘機に後ろ取られて接近戦になっても実質最強レベルの近接戦闘もこなせる事だな。
ブロックス合体する事で更に出アップも出来る。
弱点が完璧ぶりはキングゴジュラスに通ずるものがある。
対策方法は高度からの爆撃120ミリウルトラキャノンで有言わさず吹き飛ばすくらいか。
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35 ななしのよっしん
2023/12/06(水) 22:29:43 ID: MV57zpqRb7
フューザーズでのゼネバスきが引っ掛かり続ける。
やっぱりフューザーズバトルストーリー世界軸だったんかね。
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