ゼアノート単語

ゼアノート
4.6千文字の記事
  • 0
  • 0pt
掲示板へ

ゼアノートとは、「キングダムハーツシリーズに登場するキャラクターであり、ある意味、すべての物語の始まりを作った人物である。非常にややこしい経緯があり、シリーズ中、ゼアノートと呼ばれるキャラクターは複数存在するが、根幹はただ一人である。

また、キングダム ハーツIIIまでの作品はゼアノートを中心とした作品で、前述したややこしさ故に大体この人の行動や設定が理解できれば話の半分以上は理解できる程度には重要度が高い。
KH3」で決着がついて、消滅したものの、その後のキングダムハーツの作品でも彼の補が多く行われており、引き続き重要キャラクターであることには違いないようだ。

彼の出生

赤ん坊の時は「スカラ・アド・カエルム」と思われるにいたことが判明しており、母親らしき人物がローブの人物に託し、物心ついたころにはデスティニーアイランドにいたということになっている。
また、「KHχ」、「KHUX」等に登場する、「エフェメラ」の子孫であることがわかっており、同じ銀髪である。

また、他人の感情を機敏に感じ取り、他者の心と重ねられるというような特徴があるようで、それが下記すると関わってくる。
この特徴からローブの人物から「運命の子」と信じられていた。

マスター・ゼアノート

日本語CV大塚周夫(3Dまで)→大塚明夫(III)

キーブレードマスターの一人。イェンシッド、エラクゥスらと共に修行を積み、「キーブレード使いの役の守護者として、世界を陰ながら見守ること」という教えに疑問を抱き、師に黙って一人で世界を巡っているような人物であった。その過程で闇のを体得し、と闇の均衡あってこそ世界は保たれるという思想を抱く。

その結果、エラクゥスと意見を対立させて流浪の身となるが、そこで少年の頃より見た世界の果て、いまだ何者もたどり着けていない世界に到達するという原点を思い出し、キーブレード戦争再来によってキングダムハーツを生み出し、それによって自ら新しい世界創造しようと志す。

そのために老いて脆弱な自らの体を捨て、若く強い他者の体を手に入れようと行動を始める。そこでヴェントゥスと運命的な出会いを果たして子にしたが、あまりにも優しすぎたために自らの体とはせず、別の的のために活用しようとしたが失敗し、強引に闇を切り離したことで、ヴェントゥスの心を壊してしまう結果に終わる。

また、この時にヴェントゥスから分離して誕生した「ヴァニタス」がヴェントゥス自身の闇ではないことに気づいていたようである。

その後、自分の故郷である「デスティニーアイランド」に放置しようとしていたが、全にの心が消えていないことを知るとエラクゥスの元を訪れ、ヴェントゥスを預けた。その際、エラクゥスの子テラの闇の資質に気づき、彼の体を奪うことを計画するようになり、更にヴェントゥスとヴァニタスをぶつけて「χブレード」なるものを作ろうとする。

テラの体を奪うことには成功し、「マスター・ゼアノート」としての体は消滅したが、「χブレード」の作成は失敗することになる。

復活

KH3D」では、なぜかこの姿で復活を果たしている。

XIII機関を統べるリーダーとなり、「KH3」で決着をつけることになる。
の守護者」と「闇の探究者」をぶつけることで「χブレード」をもう1度生み出すのが彼の狙いであり、ソラたちはそれを避けようとするが、最終的にカイリの心を砕くことで、ソラを怒らせることで成功する。

最終的は、結局闇が生まれてしまうこの世界を「失敗」と捉えており、世界リセットすることであった。
ソラに負けた後、討論の末にテラの中から具現化した、エラクゥスにも止められてようやく敗北を認めた。

最終的に、ソラに「χブレード」を継承し、エラクゥスと共に若い頃の姿に戻って消滅した。

その後、カイリ記憶の中でとして登場するが、この一連のこともあったからかカイリヒントを与えてまた消えていった。

テラ=ゼアノート

日本語CV大塚明夫

シリーズ上で最初に「ゼアノート」と呼ばれたキャラクター
上記の「マスター・ゼアノート」の項にあったテラの体を奪った後の姿である。
絶対ではないが「ゼアノート」というとこのキャラすことが多いが、マスター・ゼアノートを区別をして「テラノート」と呼ばれる事も多い。

レイディアントガーデンでアクア戦闘になった結果、記憶喪失状態に陥ってしまい、倒れていたところを賢者アンセムに救われ、その後は子として研究者となった。

人をえたほどに優秀であると賢者アンセムは評しており、六人の子の中で一番最後に子になったにもかかわらず、一番子として扱われるほどであった。心の闇を探る実験の被験者に立補し、賢者アンセム記憶を取り戻す一助となればいいと実験の対とした。

しかし、それがキッカケとなってゼアノートは心の研究に魅了されていき、賢者アンセム以上に心の闇の研究にのめり込んでいき、他の五人の子たちと共に人体実験すら行うことをためらわなくなっていき、賢者アンセム研究を禁止されると、ゼアノートは賢者アンセム異世界に追放し、師の名を奪ってまで研究を続行した。この実験の過程で彼は記憶を取り戻しかけた。

この禁止されたものの中に「被験者X」と呼ばれる少女についての研究があり、更に研究行方不明になったことで、より賢者アンセムに対して疑念を抱くようになっている。

心を解き放つ

ある時、「レイディアントガーデン」を「ホロバスティオン」に変えるほどの事件を起こし、その時にカイリを古の時代に存在した「舟」を模倣したものに乗せて、大海に放り出してしまい、この時にカイリ記憶は失われてしまった。

やがて、心の闇の深淵を解き明かすためには体はもろすぎるものと考え、自ら心を解き放ち、ハートレスとなる。しかしハートレスになったにもかかわらず、他のハートレスと異なり、人を保ち以前の記憶も保持していたことは彼自身にもであった。

このハートレスになった存在が「闇の探アンセム」であり、残された体がノーバディとしての自を持って「ゼムナス」として名乗り独自に行動をするようになる。

KH3」では、抜け殻となったテラにこの頃のゼアノートの心が時をえて移されて登場しており、テラの復活を果たしたのと同時にこの心は消滅した。

ヤング・ゼアノート

日本語CV宮野真守(BbS)→奥田隆仁(3D~)

故郷の世界から立つ寸前のゼアノート。

テラ=ゼアノート同様、マスター・ゼアノートとの区別から、「若ノート」と呼ばれる事も。

また、回想で出ている若きエラクゥスと共にいる時代のゼアノートのことをソラ達と出会う眼が色で闇に堕ちているような状態の「若ノート」と区別するために「チェスノート」と呼ばれることもある。

この時はまだが生えており、ある事件をきっかけに「を剃った」結果、スキンヘッドになり、「マスター・ゼアノート」になるようだ。

真XIII機関のヤング・ゼアノート

通称「若ノート」と呼ばれてた方。

未来のゼアノート(闇の探究者アンセム)から時をえるを授かり、時間旅行しているときのゼアノート。
闇のを使いこなし、継承の儀をしていないにもかかわらずキーブレードも操る。

時間移動によって一番先の時代をも見てきているためか、常に落ち着き払っている描写が多かったが、「KH3」では、そので知識もあるためか、ソラ行動からその末路が見えていたようであり、それに対してあざ笑うかのような描写がある。

故郷にいた時のゼアノート

デスティニーアイランドに居た頃は何故か何度も知らない世界と知らない人物のKHUXの場面)を見ており、それが外の世界への憧れのきっかけになっていたようだ。

未来から来た別のローブの男(闇の探究者アンセム)によって時をえるを授かり、上記の通りになる。

その後、時間旅行していた時の記憶は失われ、ゼアノートは「スカラ・アド・カエルム」に辿り着き、「マスターウォーデン」に子入りする。

修行時代のゼアノート

通称「チェスノート」と呼ばれていた時期。
そう呼ばれている理由はこの時期によく、エラクゥスとルールチェスで遊んでいたためである。
同じクラス仲間も多く、人間関係には恵まれていた模様。

上級クラス生徒全員が失踪する事件が起き、彼らの捜索のために外の世界を調することになる。
対局の先や先を見据えた発言も多く、勘の鋭い少年だったようで、事件の犯人をいちくつけたりしている。
一連の事件の犯人であった、闇に堕ちた同じクラスの「バルドル」に「他者の感情を感じやすい同類」、「闇を探しろ」と言われた後に、「バルドル」にトドメを刺した。

この時にエラクゥス以外の仲間全員失ってしまい、気持ちの整理をつけて墓参りに行くまで1かかかった模様。

その後、「マスターオブマスター」との出会い、「バルドル」のを受けてか、闇に関心を見せるようになり、キーブレードマスターになった後にエラクゥスと対立することになった。

また、この時代の頃から「人生は一度では短すぎる」と考えており、エラクゥスに「人生何回必要なんだ?」と尋ねられた際に「世界を造り変えるのに13回」と回答している。おそらくこれが「XIII機関」に繋がってくるのだろう。
また、「出来ることならその後の新しい世界でもう1回・・・」と発言している。この14回人生が訪れるということは今後の「ゼアノート」の復活を意味するが果たして・・・。

真XIII機関

キーブレード戦争再来させるためには13人の闇の探者が必要があるとして、ヤング・ゼアノートが時を回りながらそれぞれの時代から一番先のマスター・ゼアノートの時代に集結させた13人のゼアノートたち。
といっても、ここでいうゼアノートとは「ゼアノートから強い心のを受けた」という意味であり、本当の意味で同一人物と言えるのは半数弱で、しかも旧XIII機関メンバーも多い(元々ゼムナスが自分の器補として集めたのだから当然だが)。

XIII機関メンバー

-マスター・ゼアノート(一番先の時代のゼアノート。オリジナル
-闇の探アンセム(ゼアノートのハートレス
-ゼムナス(ゼアノートのノーバディ)
-ヤング・ゼアノート(マスター・ゼアノートの若い頃)
-テラ=ゼアノート(テラの体を乗っ取ったゼアノート)

-ヴァニタス(ゼアノートのヴェントゥスの闇)
-ダークリク(闇の探アンセムに乗っ取られていた頃のリクのレブリカ)
-シグバールXIII機関メンバー2,ゼアノートとは一番付き合いが長い
-サイクXIII機関メンバー7,元ゼムナスの副官
-ルクソードXIII機関メンバー10
-マールーシャXIII機関メンバー11
-ラクシーXIII機関メンバー12
-シオンXIII機関メンバー14

補欠
-ヴィクセXIII機関メンバー4
-デミックスXIII機関メンバー9

関連静画

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 0
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

ゼアノート

1 ななしのよっしん
2021/03/18(木) 10:07:18 ID: HYoCZ4b0AH
ようべつの考察を出してる動画ではヤングゼアノートは途中眼の色が変わってる事を摘されてたけど、あれは何かの伏線か、それとも単なる作成過程の見落としミスか…
👍
高評価
0
👎
低評価
0
2 ななしのよっしん
2022/08/30(火) 06:50:45 ID: qotBO3wcAq
今ではKHDRでこのキャラがSWで言うアナキンポジションぽいね
運命の子と言われているがその特徴はソラと一致していて
かつ14回人生歩みたいって話をしているので
👍
高評価
0
👎
低評価
0
3 ななしのよっしん
2022/11/17(木) 16:25:34 ID: uF857gFhaE
中の人的には、若エラクゥスがアナキンしてんだけどな(ちなみに海外だとマスター時代のエラクゥスはルークの人)

それはさておき、どっちかと言うとパルパティーンイメージが強かったけど(テラがベイダーのイメージ)、こうなってくるとマスマスがそっち系になるんかね
パルと違って全なる悪ではないけど、そこが逆に立ち悪いみたいなめんどくさい感じになりそうではある
このじいさんもめんどくさい人ではあったけど
👍
高評価
0
👎
低評価
0