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ゼイドラ（形式番号：xvm-zgc）とは、アニメ『機動戦士ガンダムAGE』に登場する架空の人型機動兵器（人形ロボット兵器）である。
概要
Xラウンダーとして本格的に覚醒を始めた、ゼハートがそれまで乗りこなしていたゼダスRの機体が自身の能力に追いついて来れなくなったため開発された。ゼダスの後継機として相応しいA.G.141年当時の完成されたXラウンダー専用機と言える。
操縦時の能力の安定のため、パイロットは常時仮面型の制御装置を身につけ、着脱を繰り返すと能力が弱まったりする。
主な武装はビームサーベルを発生できるビームライフル、「ゼイドラガン」と、ゼダスソードの流れを汲む「ゼイドラソード」、胸部にある通常のビームライフルを凌駕し、AGE-2のハイパードッズライフルと相打つほどの威力を持つ「ビームバスター」。このほか炎熱状のエネルギーを足先にまとわせてキック攻撃を行うことも可能となっている。
戦闘力は、ゼハートのXラウンダーの力も相まって、一般のヴェイガンのMSの3倍もの速さで動作し、当時のアセムのAGE-2を敗北寸前まで追い詰めたほどである。
パーソナルカラーは真紅で彩られており、登場以来、連邦軍の畏怖すべき存在として認識された。
バリエーション
- xvm-dgc クロノス
- ゼイドラの兄弟機であり、デシル・ガレット専用機でもある。手持ちのビームガトリングガンである「クロノスガン」と、背中の翼に「クロノスキャノン」を一対搭載しており、高火力であり、砲撃戦が得意であると思われる。カラーはどす黒く塗られている。他のモビルスーツを操る機能を持つ。
- ジルスベイン
- 三世代編に登場するXラウンダー部隊専用機。ゼイドラと同型のまま量産化に成功した機体であるがカラーはゼダスMの系統とおぼしき黒＋黄色の配色となった。ゼハート艦隊の戦艦ファザードに追加配備され投入されたが、地球連邦の熟練搭乗員に進撃を阻まれたうえ、乱戦の中でその多くが破壊されたものと思われる。
- ギラーガ
- キオ編より登場するゼイドラの後継機であり、赤く塗られたゼハート・ガレット専用機である。如意棒を思わせるギラーガスピアで遠近にビームを放ったり分割剣攻撃を行ったりすることが可能な他、背中のギラーガテイルでも攻撃を行える。さらに関節各所に取り付けられたXトランスミッターを展開させるとギラーガビットと呼ばれる光球ビットを飛ばしてオールレンジ攻撃を行うことができる。本機は同世代のヴェイガンMSが動物型に傾注していったことに反し、人間型の体型を崩さないままの設計となっており機動性も高い。
- ギラーガ改
- 三世代編に登場するレイル・ライト専用機。レイルはミューセルを着用して戦う非・エックスラウンダーであるため、ゼハートからお下がりで受け取った本機を扱いやすくする性能抑制（最適化）工事を行ったものと見られており、同時に機体色はロシアングリーンで塗り替えられた。武器は基本的にギラーガと同じだがビットは使えない模様で、代わりにキック機能が使用できることが確認できる。決死の対ガンダム釘付け作戦に挑むも、同様に奮戦するジェノアスOカスタムによって破壊された。
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関連項目
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